2009年にユネスコの「世界記憶遺産」に登録され、「世界で最も読まれた10冊」のうちの1冊に挙げられた「アンネの日記」を新たな視点で描いたアニメーション映画『アンネ・フランクと旅する日記』(3月11日公開)より、トム・クルーズ風、ジャスティン・ビーバー風のキャラクターが登場する場面写真が解禁となった。
これまで幾度となく映像、舞台化されてきた「アンネの日記」。第二次世界大戦下、アンネ・フランクが“空想の友達”キティー宛に綴っていた日記だ。1942年6月12日、13歳の誕生日に父オットーから贈られたチェック柄の日記帳に、ナチスから身を潜めていた隠れ家での生活やペーターとの初恋などを書き連ねた。47年、アウシュヴィッツを生き延びたオットーによって初出版。現在は、オランダ・アムステルダムの博物館「アンネ・フランクの家」に保管されている。
アニメーション映画として初めてアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞を受賞した『戦場でワルツを』のアリ・フォルマン監督による本作は、“空想の友達”キティーの視点で、アンネ・フランクの生涯をたどっていく。アンネが願い続けたのは、「すべての人が尊重されること」。イマジネーションと遊び心に満ちた現代のパートを新たに創出し、現代によみがえったキティーを通して、閉ざされた日々にあっても人生を肯定したアンネの心の美しさを再発見するとともに、今、世界で起きていることへの気づきも得られるに違いない。
解禁された場面写真は、現代パートのもの。アンネ一家が約2年間、ナチスから身を潜めて暮らしていた家に、内装や家具をそのまま保存・展示し、オランダ有数の観光地となっている「アンネ・フランクの家」を訪れる人々が描かれている。
アメリカ海軍を彷彿とさせるバッジの付いたジャケットにサングラスという出で立ちのトム・クルーズ風の男性、また一際目立つピンクのファー付きのコートに特徴的な丸眼鏡をかけた、アメリカのインテリアデザイナーであり世界最高齢のファッションアイコンとしても知られるアイリス・アプフェル風の女性、さらに大柄なSPのような男性陣を従えた、赤いセットアップにサングラス、たくさんのタトゥーが腕から覗く、ジャスティン・ビーバー風の男性も。来館者たちに、想像上のキャラクターであるキティーの姿はもちろん見えていない。
劇中では、毎日とめどなく訪れては去っていく人々を、テンポよく切り替わるアニメーションで表現しており、世界的スターたちも多く見学に訪れていることを反映させた遊び心あふれるシーン。ほかにどんな有名スターが描かれているのか、劇場で確かめてほしい。
なお、本作は、今年で9回目の開催となる「東京アニメアワードフェスティバル 2022」(3月11日より開催)の招待作品として上映されることが決定している。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
これまで幾度となく映像、舞台化されてきた「アンネの日記」。第二次世界大戦下、アンネ・フランクが“空想の友達”キティー宛に綴っていた日記だ。1942年6月12日、13歳の誕生日に父オットーから贈られたチェック柄の日記帳に、ナチスから身を潜めていた隠れ家での生活やペーターとの初恋などを書き連ねた。47年、アウシュヴィッツを生き延びたオットーによって初出版。現在は、オランダ・アムステルダムの博物館「アンネ・フランクの家」に保管されている。
アニメーション映画として初めてアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞を受賞した『戦場でワルツを』のアリ・フォルマン監督による本作は、“空想の友達”キティーの視点で、アンネ・フランクの生涯をたどっていく。アンネが願い続けたのは、「すべての人が尊重されること」。イマジネーションと遊び心に満ちた現代のパートを新たに創出し、現代によみがえったキティーを通して、閉ざされた日々にあっても人生を肯定したアンネの心の美しさを再発見するとともに、今、世界で起きていることへの気づきも得られるに違いない。
解禁された場面写真は、現代パートのもの。アンネ一家が約2年間、ナチスから身を潜めて暮らしていた家に、内装や家具をそのまま保存・展示し、オランダ有数の観光地となっている「アンネ・フランクの家」を訪れる人々が描かれている。
アメリカ海軍を彷彿とさせるバッジの付いたジャケットにサングラスという出で立ちのトム・クルーズ風の男性、また一際目立つピンクのファー付きのコートに特徴的な丸眼鏡をかけた、アメリカのインテリアデザイナーであり世界最高齢のファッションアイコンとしても知られるアイリス・アプフェル風の女性、さらに大柄なSPのような男性陣を従えた、赤いセットアップにサングラス、たくさんのタトゥーが腕から覗く、ジャスティン・ビーバー風の男性も。来館者たちに、想像上のキャラクターであるキティーの姿はもちろん見えていない。
劇中では、毎日とめどなく訪れては去っていく人々を、テンポよく切り替わるアニメーションで表現しており、世界的スターたちも多く見学に訪れていることを反映させた遊び心あふれるシーン。ほかにどんな有名スターが描かれているのか、劇場で確かめてほしい。
なお、本作は、今年で9回目の開催となる「東京アニメアワードフェスティバル 2022」(3月11日より開催)の招待作品として上映されることが決定している。
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2022/02/26