誰もが知る不朽の名作や、密かに人気を博す隠れた傑作を、東京テアトルのセレクションで贈るスペシャル・プログラム「テアトル・クラシックス」の開催が決定。第1弾として、あす25日より「愛しのミュージカル映画たち」と題し、ハリウッド・ミュージカル映画全盛期の作品と80年代の傑作ミュージカル6作品が、シネ・リーブル池袋、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。今回上映される6作品について、映画・ミュージカル評論家の萩尾瞳氏による見どころ解説を紹介する。
上映される6作品は次のとおり。20世紀初頭のセントルイスを舞台にした、心温まるファミリー・ミュージカル『若草の頃』(1944年)。ミュージカルスターのジュディ・ガーランドとフレッド・アステアが初共演を果たし、ダンスを通して語られるロマンスを描く『イースター・パレード』(1948年)。ジーン・ケリーが主演を務め、第24回アカデミー賞で作品賞を含む6部門に輝いた、第二次世界大戦終結直後のパリで、画家を目指すアメリカ人の青年とパリジェンヌの女性の恋愛を描く『巴里のアメリカ人』(1951年)。
マリリン・モンローとジェーン・ラッセルが主演を務め、お金持ちと結婚してゴージャスな生活を送ることを夢見る、二人のショーガールが巻き起こす恋愛喜劇『紳士は金髪がお好き』(1953年)。グレース・ケリー最後の映画出演作で、互いに未練の残る元夫婦が繰り広げる恋の三角関係を描いたロマンティック・コメディ『上流社会』(1956年)。売れないソプラノ歌手が女装の男性歌手としてスターになったために巻き起こる珍騒動を描いた『ビクター/ビクトリア』(1982年)。
■萩尾瞳氏による見どころ解説
★『若草の頃』
ほっこり、笑顔になるミュージカル。始まりは1903年夏。翌春までの美しい季節の移ろいを背景に、心なごむ家族ドラマが描かれる。主演ジュディ・ガーランドが歌う「トロリー・ソング」は、この後「虹の彼方に」と共に彼女が一生愛し歌い続ける名曲となった。
★『イースター・パレード』
一度はミュージカルから引退を表明したフレッド・アステアが、思い直して復帰を決めた作品が、これ。アービング・バーリンの曲でジュディ・ガーランドと踊る魅力に抗えなかったから、だそう。主演二人はもちろんだが、脇を固めるアン・ミラーのダンスも必見。
★『巴里のアメリカ人』
ガーシュウィンの名曲で紡ぐオシャレなラブ・ストーリー。ジーン・ケリーが魅せる17分のダンス・シーンには、ただ見惚れるのみ。このシーン、鮮やかな絵画タッチの背景も見ものだ。お相手のレスリー。キャロンはバレエダンサーで、これが映画デビューとなった。
★『紳士は金髪がお好き』
マリリン・モンロー初主演ミュージカル。彼女がゴージャスにセクシーに歌う「ダイヤモンドは女の子の一番の友達」は、知らない人がないほど有名なシーンだ。ブロンドのマリリンとブルネットのジェーン・ラッセルが、パリの街角で踊るシーンも粋で楽しい。
★『上流社会』
エレガントなグレイス・ケリーが作品の大きな魅力。この主演を最後にケリーは引退、モナコ王妃になった。ビング・クロスビーと歌う「トゥルー・ラヴ」はとびきりロマンティック。フランク・シナトラ、ルイ・アームストロングなど、豪華なキャストが嬉しい。
★『ビクター/ビクトリア』
ミュージカルの女王といえばジュリー・アンドリュース。彼女のお茶目な魅力と素晴らしい歌声を堪能できるのが、この作品。生活のため女装歌手のふりをする役どころで、低音から高音まで自在な歌声を披露する。驚異の声を生かしたクライマックスが、愉しい。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
上映される6作品は次のとおり。20世紀初頭のセントルイスを舞台にした、心温まるファミリー・ミュージカル『若草の頃』(1944年)。ミュージカルスターのジュディ・ガーランドとフレッド・アステアが初共演を果たし、ダンスを通して語られるロマンスを描く『イースター・パレード』(1948年)。ジーン・ケリーが主演を務め、第24回アカデミー賞で作品賞を含む6部門に輝いた、第二次世界大戦終結直後のパリで、画家を目指すアメリカ人の青年とパリジェンヌの女性の恋愛を描く『巴里のアメリカ人』(1951年)。
マリリン・モンローとジェーン・ラッセルが主演を務め、お金持ちと結婚してゴージャスな生活を送ることを夢見る、二人のショーガールが巻き起こす恋愛喜劇『紳士は金髪がお好き』(1953年)。グレース・ケリー最後の映画出演作で、互いに未練の残る元夫婦が繰り広げる恋の三角関係を描いたロマンティック・コメディ『上流社会』(1956年)。売れないソプラノ歌手が女装の男性歌手としてスターになったために巻き起こる珍騒動を描いた『ビクター/ビクトリア』(1982年)。
■萩尾瞳氏による見どころ解説
★『若草の頃』
★『イースター・パレード』
一度はミュージカルから引退を表明したフレッド・アステアが、思い直して復帰を決めた作品が、これ。アービング・バーリンの曲でジュディ・ガーランドと踊る魅力に抗えなかったから、だそう。主演二人はもちろんだが、脇を固めるアン・ミラーのダンスも必見。
★『巴里のアメリカ人』
ガーシュウィンの名曲で紡ぐオシャレなラブ・ストーリー。ジーン・ケリーが魅せる17分のダンス・シーンには、ただ見惚れるのみ。このシーン、鮮やかな絵画タッチの背景も見ものだ。お相手のレスリー。キャロンはバレエダンサーで、これが映画デビューとなった。
★『紳士は金髪がお好き』
マリリン・モンロー初主演ミュージカル。彼女がゴージャスにセクシーに歌う「ダイヤモンドは女の子の一番の友達」は、知らない人がないほど有名なシーンだ。ブロンドのマリリンとブルネットのジェーン・ラッセルが、パリの街角で踊るシーンも粋で楽しい。
★『上流社会』
エレガントなグレイス・ケリーが作品の大きな魅力。この主演を最後にケリーは引退、モナコ王妃になった。ビング・クロスビーと歌う「トゥルー・ラヴ」はとびきりロマンティック。フランク・シナトラ、ルイ・アームストロングなど、豪華なキャストが嬉しい。
★『ビクター/ビクトリア』
ミュージカルの女王といえばジュリー・アンドリュース。彼女のお茶目な魅力と素晴らしい歌声を堪能できるのが、この作品。生活のため女装歌手のふりをする役どころで、低音から高音まで自在な歌声を披露する。驚異の声を生かしたクライマックスが、愉しい。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2022/02/24