女優の安藤サクラ(35)が、主演するNHK・BSプレミアムのドラマ『旅屋おかえり』の合同取材会に出席した。演劇界の新星・長田育恵氏が脚本を手掛けた旅ドラマ。25、26日に第1回・第2回「秋田編」、27、28日に第3回・第4回「愛媛・高知編」が放送される。それを前に、安藤が役作りで心掛けたことや、撮影での思い出を明かした。
■撮影では緊張「言葉じゃなくても伝わるものがある」
安藤が演じるのは旅の代行業を生業とした元レポーター・丘えりか(通称:おかえり、本名:岡林恵理子)。「よろずやプロ」所属の旅好きのタレントだが、唯一のレギュラー番組『丘えりかのちょびっ旅』がえりかの凡ミスで打ち切られ、仕事がなくなっていたところ、ひょんなことから旅の代行業を依頼され、以後「旅屋」としてよろずやプロを支えることになる。
今回、秋田・愛媛・高知で撮影を行ってきた。本作が“旅ドラマ”ということで、「旅先での生の美しさなどを視聴者が一緒に体感できるような部分がないと、このドラマの良さが半減してしまう気がしていた」と語る安藤。旅の魅力は「その土地、その時にしか味わえない“出会い”」といい、「台本に書かれていても、現地に行ってみないと台本通りの景色があるかはわからない。雪が溶けている場合もあれば、花が散っている場合もある。その場で見て、自分が『伝えたいな』と思ったことを優先しようと考えた」と演じる上での心構えを明かした。
「その時の自分の声、言葉で美しさとか感じているものを伝えるのは緊張しますね。準備していけるものではないですし」と撮影前には不安を抱えることも。しかし「私自身がその場所を楽しんで、その場所で本当に心が動いていれば、きっと伝わるだろうと思ってその場所に行っていた。それが自分の語彙力できちんと伝えられるか心配になったが、言葉じゃなくても伝わるものがあると思ってます」と言葉を紡いだ。
番組では実際に、ご当地名物の比内地鶏を使った親子丼や鯛めしを食レポするシーンがある。そこでも台本のせりふをそのまま話すのではなく“自分の言葉”を大切にした。「食事部分のレポートは(台本に)書かれていることがベースにある。脚本の長田育恵氏の言葉と、自分が食べて感じる言葉を交えながらレポートしています」。
■信頼関係築いた「最高のチーム」で撮影
本作は武田鉄矢、美保純、勝村政信、木野花、草刈民代、真野響子など多彩な顔ぶれがそろっている。その中でも“おかえり”が所属するプロダクションの社長・鉄壁を演じた武田との共演が印象に残っているそうで、「いつもそわそわ隣で緊張してなかなか話しかけられずにいて、やっと4話(の撮影)を経て目を合わせてお話できるようになった。いつも本読みから現場でお芝居を近くで見て、私自身が武田さん演じる鉄壁さんをすごく間近で楽しませていただいた。ご一緒できてうれしい、贅沢(ぜいたく)だった」と撮影をしみじみ振り返った。
また現場では、信頼関係を築いたスタッフたちと楽しく撮影できているという。「えりかが自撮りしているシーンは私自身が撮影しているように見えるが、カメラマンのカメラで撮っている。何でもすぐにわかち合えるスタッフなので、これまでに築き上げた信頼関係があるからこそ撮影できる画だと思っています」と自信を見せた。演出の渡辺良雄氏とは、自身が主演を務めたNHK連続テレビ小説『まんぷく』でもタッグを組んでいたことから、「何も言わずともウインク一つで分かち合える、最高のチームです」と満面の笑みを浮かべた。
意外にも「観光はあまり得意じゃない」と明かす安藤。というのも、旅行をしても観光地をめぐるのではなく「そこで暮らしている方々の生活、いる場所に行きたくなる」からだという。「商店街でみんなが集まる喫茶店とか。そこの場所の暮らしに近づきたくなる」と理由を語り、「ロケでいろんな場所に行かせてもらうと、皆さんの暮らしている時間に触れることが多い。作品をいろんな場所で撮れるのは特権だなと思ってます」とした。
今回の撮影で秋田や高知を訪ねたが、偶然にも縁のある土地だったという。夫で俳優の柄本佑と出会った場所は秋田であるほか、高知は姉が移住しているそうで「それくらい近い場所。秋田と高知の食べ物を普段から東京で頂いている」と私生活の様子も交えて説明した。
撮影を重ねるほどリラックスして制作に臨めているとにっこり。「私自身も普段暮らしていく中で学んで、変化していく。自分の進化とともに、“おかえりか”という役も、いろんな所を旅して、変化し、進化していくんじゃないかなと感じています」と役とともに成長する自身の姿を重ねた。
また、同番組の制作統括の落合将氏は、本作を「今まで楽しんでいた、旅をして誰かと出会うのも難しい世の中で、おかえりちゃんが日本各地で旅に出て、そこでの風景や人、食べ物などに出会って、その中で元気をもらっていくドラマ」と紹介。「直接的な出会いを不自由な世の中で変わりにやってくれる」とし、「サクラさんがその場で感じたことをせりふに織り交ぜながら撮った。肩の力を抜いて見て頂けたら」と呼び掛けている。
■撮影では緊張「言葉じゃなくても伝わるものがある」
安藤が演じるのは旅の代行業を生業とした元レポーター・丘えりか(通称:おかえり、本名:岡林恵理子)。「よろずやプロ」所属の旅好きのタレントだが、唯一のレギュラー番組『丘えりかのちょびっ旅』がえりかの凡ミスで打ち切られ、仕事がなくなっていたところ、ひょんなことから旅の代行業を依頼され、以後「旅屋」としてよろずやプロを支えることになる。
「その時の自分の声、言葉で美しさとか感じているものを伝えるのは緊張しますね。準備していけるものではないですし」と撮影前には不安を抱えることも。しかし「私自身がその場所を楽しんで、その場所で本当に心が動いていれば、きっと伝わるだろうと思ってその場所に行っていた。それが自分の語彙力できちんと伝えられるか心配になったが、言葉じゃなくても伝わるものがあると思ってます」と言葉を紡いだ。
番組では実際に、ご当地名物の比内地鶏を使った親子丼や鯛めしを食レポするシーンがある。そこでも台本のせりふをそのまま話すのではなく“自分の言葉”を大切にした。「食事部分のレポートは(台本に)書かれていることがベースにある。脚本の長田育恵氏の言葉と、自分が食べて感じる言葉を交えながらレポートしています」。
■信頼関係築いた「最高のチーム」で撮影
本作は武田鉄矢、美保純、勝村政信、木野花、草刈民代、真野響子など多彩な顔ぶれがそろっている。その中でも“おかえり”が所属するプロダクションの社長・鉄壁を演じた武田との共演が印象に残っているそうで、「いつもそわそわ隣で緊張してなかなか話しかけられずにいて、やっと4話(の撮影)を経て目を合わせてお話できるようになった。いつも本読みから現場でお芝居を近くで見て、私自身が武田さん演じる鉄壁さんをすごく間近で楽しませていただいた。ご一緒できてうれしい、贅沢(ぜいたく)だった」と撮影をしみじみ振り返った。
また現場では、信頼関係を築いたスタッフたちと楽しく撮影できているという。「えりかが自撮りしているシーンは私自身が撮影しているように見えるが、カメラマンのカメラで撮っている。何でもすぐにわかち合えるスタッフなので、これまでに築き上げた信頼関係があるからこそ撮影できる画だと思っています」と自信を見せた。演出の渡辺良雄氏とは、自身が主演を務めたNHK連続テレビ小説『まんぷく』でもタッグを組んでいたことから、「何も言わずともウインク一つで分かち合える、最高のチームです」と満面の笑みを浮かべた。
意外にも「観光はあまり得意じゃない」と明かす安藤。というのも、旅行をしても観光地をめぐるのではなく「そこで暮らしている方々の生活、いる場所に行きたくなる」からだという。「商店街でみんなが集まる喫茶店とか。そこの場所の暮らしに近づきたくなる」と理由を語り、「ロケでいろんな場所に行かせてもらうと、皆さんの暮らしている時間に触れることが多い。作品をいろんな場所で撮れるのは特権だなと思ってます」とした。
今回の撮影で秋田や高知を訪ねたが、偶然にも縁のある土地だったという。夫で俳優の柄本佑と出会った場所は秋田であるほか、高知は姉が移住しているそうで「それくらい近い場所。秋田と高知の食べ物を普段から東京で頂いている」と私生活の様子も交えて説明した。
撮影を重ねるほどリラックスして制作に臨めているとにっこり。「私自身も普段暮らしていく中で学んで、変化していく。自分の進化とともに、“おかえりか”という役も、いろんな所を旅して、変化し、進化していくんじゃないかなと感じています」と役とともに成長する自身の姿を重ねた。
また、同番組の制作統括の落合将氏は、本作を「今まで楽しんでいた、旅をして誰かと出会うのも難しい世の中で、おかえりちゃんが日本各地で旅に出て、そこでの風景や人、食べ物などに出会って、その中で元気をもらっていくドラマ」と紹介。「直接的な出会いを不自由な世の中で変わりにやってくれる」とし、「サクラさんがその場で感じたことをせりふに織り交ぜながら撮った。肩の力を抜いて見て頂けたら」と呼び掛けている。
2022/01/22