ダンスロックバンド「DISH//」のリーダーで、俳優の北村匠海が主演する映画『明け方の若者たち』（2021年12月31日公開、R15＋）から、黒島結菜演じる＜彼女＞の知られざる“秘密”を描いたアナザーストーリー『ある夜、彼女は明け方を想う』が、来年（2020年）1月8日よりAmazon Prime Videoにて独占配信されることが発表され、同時に物語のキーパーソンとして若葉竜也が出演することが明らかになった。

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　Twitterでの”妄想ツイート”が話題となり、10〜20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター・カツセマサヒコの同名青春恋愛小説（幻冬舎）を映画化した『明け方の若者たち』は、「私と飲んだ方が、楽しいかもよ？笑」その16文字から始まった、＜僕＞（北村）と＜彼女＞（黒島）の沼のような5年間＝人生のマジックアワーを描く。世界が＜彼女＞で満たされる一方で、"こんなハズじゃなかった人生"に打ちのめされていく社会人になった＜僕＞の物語。

　一方、『ある夜、彼女は明け方を想う』は、原作でも映画でも描かれることのなかった、＜僕＞が一目惚れする＜彼女＞のある物語。『明け方の若者たち』の映画化を記念して、原作者カツセが原作発売時から書きためていた作品を映像化することに。＜彼女＞のバックストーリーが描かれたアナザーストーリーと映画本編をあわせて見ることで、作品の世界観は大きく広がることだろう。『ある夜、彼女は明け方を想う』の制作も松本花奈監督以下、本編チームが引き続いて担当した。
　
　公開された予告映像では、「月が綺麗な夜、私たちが繋がってしまわなければ――」と＜彼女＞の意味深なナレーションからはじまり、若葉演じる男性と仲睦まじい様子の＜彼女＞の姿が映し出される。一体、彼女が想う“明け方”とその意味とは――。

　黒島は「映画の撮影前に、彼女を描いた幻の一章があるので読みますか？と言われ読んだこの物語は、想像以上につらく落ち込みましたが、彼女の弱さと強さを感じました。同じスタッフの皆さんとの撮影だったので、安心して現場にいられました。また違った彼女が見られると思います。映画と一緒に楽しんでいただけるとうれしいです」と、コメント。

　アナザーストーリーのみの出演となる若葉からも「映画版『明け方の若者たち』を撮り終わった直後の黒島結菜さん、監督、スタッフの中に飛び込んだので、皆さんの温度を感じ取りながらやりました。原作にはない物語です。ぜひ楽しんでください」と言葉を寄せた。

　＜彼女＞を演じる黒島は、2022年放送開始予定のNHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』のヒロインとして注目されること必至。本作の黒島のチェックしておいて損はない。

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