「スター・ウォーズ」映画シリーズにおいて、登場時間がごくわずかにも関わらず、圧倒的な人気を誇り世界中に多くのファンを持つ史上最強の賞金稼ぎボバ・フェット。実は、予算不足からジョージ・ルーカスが思いついたキャラクターだった誕生秘話を紹介する。
ルーカスが「もっと活躍させたかった」と公言していたボバ・フェットにフォーカスしたオリジナルドラマシリーズ『ボバ・フェット/The Book of BobaFett』が、12月29日午後5時よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で日米同時配信開始となる。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場したボバ・フェット。今回のドラマシリーズでは、今まで謎に満ちあふれていた彼の数々の真実が明かされる。
「スター・ウォーズ」シリーズに欠かせないシスの暗黒卿ダース・ベイダーや、ジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーは、ジョージ・ルーカスが生み出したキャラクターだ。彼らが日本文化や西部劇から大いに影響を受けて誕生したことは、よく知られているが、ボバ・フェットにはほかのキャラクターとは少し違った誕生の経緯があった。
ルーカスは『帝国の逆襲』に『エピソード4/新たなる希望』で登場したストームトルーパーをさらに進化させ、100体のストームトルーパーを制作する計画があった。しかし、その構想は当時の低予算では叶わず、ルーカスは白いトルーパーを改造することを思いつく。
「スター・ウォーズ」シリーズでアートディレクターを務めるジョー・ジョンストンは当時のことについて、「ボバ・フェットのスーツは元々ストームトルーパーの物だった。計画ではスーツを100着作ってストームトルーパーを格上げするはずだったが、スーツの原型ができると、(100人の)兵団に着せる予算がないとジョージが言うんだ。スーツは1つしか作れない。それで“賞金稼ぎ”のキャラクターが生まれたんだ」と証言。“賞金稼ぎ”を必要としていたのは、予算不足に悩まされていたルーカス自身だったようだ。
ひょんなことから生まれたボバ・フェットだが、初めて『帝国の逆襲』に初登場するや世界中で爆発的な人気を呼ぶことになる。ルーカスら制作陣も愛を込めて生んだキャラクターだったが、ルーカスも「ボバがここまで人気になるとは思わなかった」と述懐している。
1つしか作れなかったボバ・フェットのアーマーも人気の理由の一つだ。『エピソード2/クローンの攻撃』でボバのクローンの父にあたるジャンゴ・フェットを演じ、『マンダロリアン』シリーズからボバ・フェットを演じたテムエラ・モリソンもアーマーがお気に入りだそうで、「アーマーを着たとき、いい感じで、いい気分で、正しいことだと思えました。『このコスチュームを着るべきなんだ』と感じました。そして、『私は戻ってきた』という感覚になりました」とアーマーへの愛着を語っている。
今回の新作では、あの緑のアーマーを身に着けたボバ・フェットの知られざる過去が明らかになる。『ジェダイの帰還』で命を落としたと思われた中、『マンダロリアン』でファン歓喜の復帰を果たしたが、ついに主人公としてフォーカスされる本作にて、まだ明らかとなっていないボバの過去は明かされるのか? 意外な誕生秘話を心の片隅に置きながら、活躍を期待したい。
ルーカスが「もっと活躍させたかった」と公言していたボバ・フェットにフォーカスしたオリジナルドラマシリーズ『ボバ・フェット/The Book of BobaFett』が、12月29日午後5時よりディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で日米同時配信開始となる。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で初登場したボバ・フェット。今回のドラマシリーズでは、今まで謎に満ちあふれていた彼の数々の真実が明かされる。
「スター・ウォーズ」シリーズに欠かせないシスの暗黒卿ダース・ベイダーや、ジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーは、ジョージ・ルーカスが生み出したキャラクターだ。彼らが日本文化や西部劇から大いに影響を受けて誕生したことは、よく知られているが、ボバ・フェットにはほかのキャラクターとは少し違った誕生の経緯があった。
ルーカスは『帝国の逆襲』に『エピソード4/新たなる希望』で登場したストームトルーパーをさらに進化させ、100体のストームトルーパーを制作する計画があった。しかし、その構想は当時の低予算では叶わず、ルーカスは白いトルーパーを改造することを思いつく。
「スター・ウォーズ」シリーズでアートディレクターを務めるジョー・ジョンストンは当時のことについて、「ボバ・フェットのスーツは元々ストームトルーパーの物だった。計画ではスーツを100着作ってストームトルーパーを格上げするはずだったが、スーツの原型ができると、(100人の)兵団に着せる予算がないとジョージが言うんだ。スーツは1つしか作れない。それで“賞金稼ぎ”のキャラクターが生まれたんだ」と証言。“賞金稼ぎ”を必要としていたのは、予算不足に悩まされていたルーカス自身だったようだ。
ひょんなことから生まれたボバ・フェットだが、初めて『帝国の逆襲』に初登場するや世界中で爆発的な人気を呼ぶことになる。ルーカスら制作陣も愛を込めて生んだキャラクターだったが、ルーカスも「ボバがここまで人気になるとは思わなかった」と述懐している。
1つしか作れなかったボバ・フェットのアーマーも人気の理由の一つだ。『エピソード2/クローンの攻撃』でボバのクローンの父にあたるジャンゴ・フェットを演じ、『マンダロリアン』シリーズからボバ・フェットを演じたテムエラ・モリソンもアーマーがお気に入りだそうで、「アーマーを着たとき、いい感じで、いい気分で、正しいことだと思えました。『このコスチュームを着るべきなんだ』と感じました。そして、『私は戻ってきた』という感覚になりました」とアーマーへの愛着を語っている。
今回の新作では、あの緑のアーマーを身に着けたボバ・フェットの知られざる過去が明らかになる。『ジェダイの帰還』で命を落としたと思われた中、『マンダロリアン』でファン歓喜の復帰を果たしたが、ついに主人公としてフォーカスされる本作にて、まだ明らかとなっていないボバの過去は明かされるのか? 意外な誕生秘話を心の片隅に置きながら、活躍を期待したい。
このニュースの流れをチェック
- 1. 『マンダロリアン』ついにボバ・フェット登場 声はジャンゴの金田明夫
- 2. スター・ウォーズ史上最強の賞金稼ぎ“ボバ・フェット”の新シリーズ、12月29日スタート
- 3. 『ボバ・フェット』賞金稼ぎが闇の世界の支配者へ!? 特報&新ビジュアル
- 4. ジョージ・ルーカス、予算不足のうっぷんを“賞金稼ぎ”で晴らす!? ボバ・フェット誕生秘話
- 5. ボバ・フェット役は金田明夫&フェネック役は花藤蓮が続投 日本語吹替版映像解禁
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2021/12/14