モデルのモーガン茉愛羅（24）が6日、都内で行われた映画『エッシャー通りの赤いポスト』（25日公開）ジャパンプレミアに登壇。10月20日に俳優の松田龍平との結婚と妊娠を双方の所属事務所を通じて発表して以降、初の公の場となったが、ふっくらとしたお腹で姿を現した。

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　双方の公式サイトにて「この度、松田龍平とモーガン茉愛羅は入籍致しましたことをご報告させて頂きます」とし、「また新しい命を授かりまして、来春には新たな家族が増えることとなります。皆で力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思っております」と伝えていた。

　同作は、園子温氏が監督・脚本・編集・音楽を担当。鬼才のカリスマ映画監督・小林正（山岡竜弘）は新作映画『仮面』に、演技経験の有無を問わず広く出演者を募集する。浴衣姿の劇団員、小林監督の親衛隊である“小林監督心中クラブ”、俳優志望の夫を亡くした若き未亡人・切子（黒河内りく）、殺気立った訳ありの女・安子（藤丸千）、プロデューサーにまとわりつく有名女優など、さまざまな経歴の持ち主たちが、オーディション会場に押し寄せて来る。それぞれの事情を持った参加者たちは、小林監督の前で語り、演じてみせる。

　ジャパンプレミアにはそのほか、藤丸千、黒河内りく、山岡竜弘、小西貴大、園監督も登壇。ワークショップを行って、出演者を選定した園監督は「僕はこの中から本当の役者として巣立っていく人を見つけたいなと思って来たから、真剣勝負でしたね。最近ではめったにならない緊張感があって。最近は、年齢も重ねてきたことで、ソフトな現場で、演出もやわらかい感じだったんですけど、今回は原点に戻って、情熱をもって真面目にやっていたら、厳しくなっちゃった。たくさん学んでほしいから」と熱意を語っていた。

　イベントが終了し、写真撮影の時間になると「ご結婚おめでとうございます！」との祝福が寄せられ、モーガンが笑顔で会釈すると、園監督が「ありがとうございます」とニヤリと返し、ほほえましい一幕に、会場から笑いが起こっていた。