女優の上白石萌音、深津絵里、川栄李奈とヒロインを務める、2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』が、11月1日からスタートする。放送を前に、初代ヒロインの上白石がインタビューに応じ、“朝ドラ”への憧れ、自身の役柄について語った。
本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。“朝ドラ”史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石、るい役を深津、ひなた役を川栄が演じる。
上白石が演じる橘安子は、1925年3月22日、日本でラジオ放送が始まった日に、岡山市内の商店街にある和菓子屋「たちばな」で生まれる。御菓子司「たちばな」の看板娘で、あんことおしゃれが大好きな女の子。ラジオ講座をきっかけに英語を学び始めるという役柄だ。
中学1年生のときにデビューした上白石。当時放送していた“朝ドラ”は、井上真央がヒロインを務めた『おひさま』(2011年)だった。「毎日録画して、正座して見ていました」と振り返る上白石は「真央さんが演じる陽子先生に憧れ、日々の楽しみでした。いつの間にか“朝ドラ”への憧れが芽生えていることに気づき、その思いはずっと温めていました」と、およそ10年越しの思いがかなった。
“朝ドラ”の魅力を「毎朝、15分でみんなに元気に与える」と語る上白石。11月からは自身が元気を与える立場になるが「元気になってもらえたらうれしいですね。12歳のころからの夢がかなったうれしさ、違った責任感や不安もあります。でも、出来上がったものを見たら、温かくてすてきなドラマでした。素晴らしい作品になっていました」と胸を張る。
演じる安子はいわゆる“昭和の女性”だが「昭和っぽいと言われることも多く、なじむような意識はしなかったです」と自然と安子になっていったといい「いまでは社会の雰囲気や年齢の捉え方も違う。16歳でちょうどいい見合いのころと言われますし、時代背景もしっかり汲みながら演じたいと思いました。戦争も挟むので、そのことも勉強したくて、岡山空襲展示室で資料を見たり、祖父母に戦争体験を聞きました。本当にあった現実と捉えるために、調べたり情報を蓄えました」と当時の情勢を学んで、撮影に臨んでいった。
■松村北斗が持つ品の良さ、賢さ「ついていっただけです」
また、安子にとって大きな存在となるのが、家業の繊維業を海外に展開することを志す大学生の雉真(きじま)稔(松村北斗)だ。英語が堪能な好青年で、彼との出会いが安子の運命を動かすことになる。
上白石は、稔について聞かれると「安子にとって稔さんは憧れの年上のお兄さん。それが恋愛感情なのか憧れなのかは、あまりわからず、安子の中にあるのかなと想像しました。ほんのりした淡い夢をもったときの気持ちやうぶさは監督とも相談しながらやりました。2人とも純粋ですし、品の良さや賢さも雰囲気からなじみ出ると良いなと思いましたが、そのような雰囲気は松村さんがお持ちだったので、私はそこについていっただけですね」と松村に信頼を寄せる。
そんな2人のシーンだが「最初は苦戦して、方言指導の先生が飛んできました(笑)」と振り返るも「一緒に苦労したことはすごく絆が深まるきっかけになりました。稔さんが話す岡山弁がとっても好きで、端正で人柄を表しているようでした。お互い苦労しましたが、頑張って良かったです」と笑顔で話してくれた。
上白石と松村のほかにも、甲本雅裕、西田尚美、濱田岳、大和田伸也、鷲尾真知子、段田安則、YOU、村上虹郎らたしかなキャストが脇を固めている。さらに本作では、史上初の3人がヒロインを務めるが、先日のポスター撮影で、久しぶりに深津、川栄と再会したという。
娘役のるいを演じる深津については「安子と深津さんが演じる、るいは本来は出会えないのですが、時空を超えて出会って、カムカム英語の話をしました。『これを(幼少の)るいと歌ったんですよ』と言って、思い出話を娘にする不思議な感覚でした。心の支えとしてお二人がいました」とかけがえのない存在であることは間違いない。
親子3世代がどのような物語を紡いでいくのか。まずは11月1日の初回放送を楽しみにしたい。
本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。“朝ドラ”史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石、るい役を深津、ひなた役を川栄が演じる。
中学1年生のときにデビューした上白石。当時放送していた“朝ドラ”は、井上真央がヒロインを務めた『おひさま』(2011年)だった。「毎日録画して、正座して見ていました」と振り返る上白石は「真央さんが演じる陽子先生に憧れ、日々の楽しみでした。いつの間にか“朝ドラ”への憧れが芽生えていることに気づき、その思いはずっと温めていました」と、およそ10年越しの思いがかなった。
“朝ドラ”の魅力を「毎朝、15分でみんなに元気に与える」と語る上白石。11月からは自身が元気を与える立場になるが「元気になってもらえたらうれしいですね。12歳のころからの夢がかなったうれしさ、違った責任感や不安もあります。でも、出来上がったものを見たら、温かくてすてきなドラマでした。素晴らしい作品になっていました」と胸を張る。
演じる安子はいわゆる“昭和の女性”だが「昭和っぽいと言われることも多く、なじむような意識はしなかったです」と自然と安子になっていったといい「いまでは社会の雰囲気や年齢の捉え方も違う。16歳でちょうどいい見合いのころと言われますし、時代背景もしっかり汲みながら演じたいと思いました。戦争も挟むので、そのことも勉強したくて、岡山空襲展示室で資料を見たり、祖父母に戦争体験を聞きました。本当にあった現実と捉えるために、調べたり情報を蓄えました」と当時の情勢を学んで、撮影に臨んでいった。
■松村北斗が持つ品の良さ、賢さ「ついていっただけです」
また、安子にとって大きな存在となるのが、家業の繊維業を海外に展開することを志す大学生の雉真(きじま)稔(松村北斗)だ。英語が堪能な好青年で、彼との出会いが安子の運命を動かすことになる。
上白石は、稔について聞かれると「安子にとって稔さんは憧れの年上のお兄さん。それが恋愛感情なのか憧れなのかは、あまりわからず、安子の中にあるのかなと想像しました。ほんのりした淡い夢をもったときの気持ちやうぶさは監督とも相談しながらやりました。2人とも純粋ですし、品の良さや賢さも雰囲気からなじみ出ると良いなと思いましたが、そのような雰囲気は松村さんがお持ちだったので、私はそこについていっただけですね」と松村に信頼を寄せる。
そんな2人のシーンだが「最初は苦戦して、方言指導の先生が飛んできました(笑)」と振り返るも「一緒に苦労したことはすごく絆が深まるきっかけになりました。稔さんが話す岡山弁がとっても好きで、端正で人柄を表しているようでした。お互い苦労しましたが、頑張って良かったです」と笑顔で話してくれた。
上白石と松村のほかにも、甲本雅裕、西田尚美、濱田岳、大和田伸也、鷲尾真知子、段田安則、YOU、村上虹郎らたしかなキャストが脇を固めている。さらに本作では、史上初の3人がヒロインを務めるが、先日のポスター撮影で、久しぶりに深津、川栄と再会したという。
娘役のるいを演じる深津については「安子と深津さんが演じる、るいは本来は出会えないのですが、時空を超えて出会って、カムカム英語の話をしました。『これを(幼少の)るいと歌ったんですよ』と言って、思い出話を娘にする不思議な感覚でした。心の支えとしてお二人がいました」とかけがえのない存在であることは間違いない。
親子3世代がどのような物語を紡いでいくのか。まずは11月1日の初回放送を楽しみにしたい。
2021/10/30