本日(24日)放送の日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜 後9:00〜11:19※25分拡大)は、スティーブン・スピルバーグ監督作「インディ・ジョーンズ」シリーズ第2作『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)を本編ノーカットで楽しめる。
「インディ・ジョーンズ」シリーズの1作目は、『レイダース 失われたアーク≪聖櫃≫』(81年)。アメリカの考古学者で冒険家のインディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が、手にしたものに不思議な力が宿るという謎の伝説に包まれた黄金のアークをめぐって、世界征服をたくらむナチスと争奪戦を繰り広げる冒険物語。アマゾンからネパール、そしてエジプトと世界を舞台に息つく暇のないアクションが連続していく。ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグが初めて組んだ作品で、アカデミー特殊視覚効果賞など5部門を受賞した。
これに続くのが、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』。インディアナ・ジョーンズが、インドを舞台に、聖なる石サンカラ・ストーンをめぐって恐るべき邪教集団と対決する。前作の1年前となる1935年、インディは上海で暗黒街の組織との危険な取り引きを行い、居合わせたナイトクラブの歌手と中国人少年とともに飛行機で脱出するが墜落、やがてたどりついた村の長老から、奪われた聖なる石と子どもたちを取り戻してほしいと頼まれ、邪悪の源とされる宮殿へと向かう…というストーリー。旅を道連れにするヒロインは歌手のウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)。
■映画大好き芸人・こがけんが語る見どころ
――この作品の魅力とは?
【こがけん】ハリソン・フォードが演じるインディ・ジョーンズその人ですね! 彼の片方の口角をあげる不敵な笑みが最高に魅力的なんですよね。観た後、必ずこの顔を試したくなるくらいにカッコいいんですね。
タキシードをパリッと着て悪いヤツらと取引するシーンから始まる本作。その格好や雰囲気から『007』を連想する方もいるかもしれません。それもそのはず、スピルバーグは大の『007』好きで、インディ・ジョーンズはそもそもスピルバーグ版の『007』ともいえる作品だからですね。
ほかの作品を含め、何度となくこういう敵との駆け引きがありますがうまくいった試しがないんですよ(笑)。言っても考古学者さんで博識なので、一手二手先ぐらいを考えててもおかしくないと思うんですが、結局行き当たりばったりのドタバタ劇になる、、、そこがインディ・ジョーンズは面白いんですね。
そして、この作品はこのシリーズの中でも、かなり怖いです。これは、監督のスピルバーグ自身が「怖すぎた」と言うほど、折り紙付きなんですね。僕も小学生の時に見て怖かったですね、ただ、それ以上に面白くて目が離せませんでした。パンコット宮殿というところに行くんですが、そこで出てくる宮廷料理の悪趣味なこと!(笑) 皆さん、お食事中の方は是非手を止めて観た方がいいかもしれません(ウィリーが寄り目で後ろに倒れる)。
――特に注目のシーンは…?
【こがけん】歌手ウィリーとのインディのシーンですね。実はインディとウィリーどちらも物凄く勝気な性格でプライド高いんですね。お互いひかれあってるのに、素直にできずお互い自分の部屋にこもっちゃうんですが、そのタイミングでインディは隠れてた敵に命を狙われるんです。倒した後で慌ててウィリーの部屋に行って敵がいないか確かめるんですけど、ウィリーはインディが自分に会いに来たと思ってる。この温度差が非常に面白いですね。シリアスと笑いを紙一重で両立させるスピルバーグならでは素晴らしい演出ですね。
そして、今回はインディ闇落ち回でもあるんですね。敵の魔術が原因なんですが、敵の操り人形になってしまうんですね。そこで物語のキーになってくるのは何と言っても、キー・ホイ・クァン演じるショーティという相棒の少年です。彼は非常にインディを尊敬し慕ってる少年なんですが、この魔宮の伝説を一つのアクションアドベンチャーゲームに例えるならば、インディだけでなく、2Pのショーティがいなければクリアできないステージがたくさん出てきます。それぐらいに、ショーティは重要な存在なんですね。是非注目して観ていただきたいです。ちなみにキー・ホイ・クァンは、『グーニーズ』(85年)で発明好きのデータを演じた少年です。
終盤で、インディの「みんなで逃げよう」というせりふがあるんです。この後のシーンで“みんな”の意味がわかった時にきっとインディにほれなおしてしまうと思います。そして、ウィリーとショーティとインディで擬似家族の様な関係性になっているところも非常に面白い点ですね。
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なお、こがけんは『金曜ロードショー』の直前に放送される『まもなく金曜ロードショー』(毎週金曜 後よ8:54※関東ローカル)にも出演し、得意の“映画モノマネ”を交えて本作を紹介する。
「インディ・ジョーンズ」シリーズの1作目は、『レイダース 失われたアーク≪聖櫃≫』(81年)。アメリカの考古学者で冒険家のインディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が、手にしたものに不思議な力が宿るという謎の伝説に包まれた黄金のアークをめぐって、世界征服をたくらむナチスと争奪戦を繰り広げる冒険物語。アマゾンからネパール、そしてエジプトと世界を舞台に息つく暇のないアクションが連続していく。ジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグが初めて組んだ作品で、アカデミー特殊視覚効果賞など5部門を受賞した。
これに続くのが、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』。インディアナ・ジョーンズが、インドを舞台に、聖なる石サンカラ・ストーンをめぐって恐るべき邪教集団と対決する。前作の1年前となる1935年、インディは上海で暗黒街の組織との危険な取り引きを行い、居合わせたナイトクラブの歌手と中国人少年とともに飛行機で脱出するが墜落、やがてたどりついた村の長老から、奪われた聖なる石と子どもたちを取り戻してほしいと頼まれ、邪悪の源とされる宮殿へと向かう…というストーリー。旅を道連れにするヒロインは歌手のウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)。
■映画大好き芸人・こがけんが語る見どころ
――この作品の魅力とは?
【こがけん】ハリソン・フォードが演じるインディ・ジョーンズその人ですね! 彼の片方の口角をあげる不敵な笑みが最高に魅力的なんですよね。観た後、必ずこの顔を試したくなるくらいにカッコいいんですね。
タキシードをパリッと着て悪いヤツらと取引するシーンから始まる本作。その格好や雰囲気から『007』を連想する方もいるかもしれません。それもそのはず、スピルバーグは大の『007』好きで、インディ・ジョーンズはそもそもスピルバーグ版の『007』ともいえる作品だからですね。
ほかの作品を含め、何度となくこういう敵との駆け引きがありますがうまくいった試しがないんですよ(笑)。言っても考古学者さんで博識なので、一手二手先ぐらいを考えててもおかしくないと思うんですが、結局行き当たりばったりのドタバタ劇になる、、、そこがインディ・ジョーンズは面白いんですね。
そして、この作品はこのシリーズの中でも、かなり怖いです。これは、監督のスピルバーグ自身が「怖すぎた」と言うほど、折り紙付きなんですね。僕も小学生の時に見て怖かったですね、ただ、それ以上に面白くて目が離せませんでした。パンコット宮殿というところに行くんですが、そこで出てくる宮廷料理の悪趣味なこと!(笑) 皆さん、お食事中の方は是非手を止めて観た方がいいかもしれません(ウィリーが寄り目で後ろに倒れる)。
――特に注目のシーンは…?
【こがけん】歌手ウィリーとのインディのシーンですね。実はインディとウィリーどちらも物凄く勝気な性格でプライド高いんですね。お互いひかれあってるのに、素直にできずお互い自分の部屋にこもっちゃうんですが、そのタイミングでインディは隠れてた敵に命を狙われるんです。倒した後で慌ててウィリーの部屋に行って敵がいないか確かめるんですけど、ウィリーはインディが自分に会いに来たと思ってる。この温度差が非常に面白いですね。シリアスと笑いを紙一重で両立させるスピルバーグならでは素晴らしい演出ですね。
そして、今回はインディ闇落ち回でもあるんですね。敵の魔術が原因なんですが、敵の操り人形になってしまうんですね。そこで物語のキーになってくるのは何と言っても、キー・ホイ・クァン演じるショーティという相棒の少年です。彼は非常にインディを尊敬し慕ってる少年なんですが、この魔宮の伝説を一つのアクションアドベンチャーゲームに例えるならば、インディだけでなく、2Pのショーティがいなければクリアできないステージがたくさん出てきます。それぐらいに、ショーティは重要な存在なんですね。是非注目して観ていただきたいです。ちなみにキー・ホイ・クァンは、『グーニーズ』(85年)で発明好きのデータを演じた少年です。
終盤で、インディの「みんなで逃げよう」というせりふがあるんです。この後のシーンで“みんな”の意味がわかった時にきっとインディにほれなおしてしまうと思います。そして、ウィリーとショーティとインディで擬似家族の様な関係性になっているところも非常に面白い点ですね。
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なお、こがけんは『金曜ロードショー』の直前に放送される『まもなく金曜ロードショー』(毎週金曜 後よ8:54※関東ローカル)にも出演し、得意の“映画モノマネ”を交えて本作を紹介する。
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2021/09/24