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ジョニー・デップ、日本でお坊さんになりたい!? 水俣への思いと密かな願望を語る

オンラインで取材に応じるジョニー・デップ=映画『MINAMATA−ミナマタ−』(9月23日公開) (C)Larry Horricks

オンラインで取材に応じるジョニー・デップ=映画『MINAMATA−ミナマタ−』(9月23日公開) (C)Larry Horricks

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 ジョニー・デップが製作/主演を務める映画『MINAMATA―ミナマタ―』が本日(23日)より全国の映画館で上映が開始。WEB上では来日できなかったジョニー・デップのスペシャルインタビュー動画が公開された。

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 熊本県水俣市のチッソ水俣工場による廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における“四大公害病”のひとつ水俣病。この映画では、1970年代の日本で水俣病に苦しむ人々を世界的フォトジャーナリストのユージン・スミスが取材し、その現実を世界に知らしめた実話が克明に再現される。

 『シザーハンズ』(1990年)のようなアート系の作品から『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどの超大作まで、人気実力ともにトップの映画スターとして君臨するジョニー・デップ。本作では、水俣病を世界に知らしめた伝説の写真家ユージン・スミスを演じ、共演した真田広之國村隼も「そこに居るだけでユージンに見えてくる」、「ユージン役はジョニー・デップしかいない」と大絶賛している。また、多くのインタビューで、「日本に行きたい」と切望していたジョニーだが、新型コロナウイルスの影響で来日を断念。インタビュー動画では日本へ、そして映画製作にかける思いなどを語っている。

 写真集「MINAMATA」により、世界に水俣病の事実を発信したユージンだが、現代は誰もがインターネットやSNSを使い、リアルタイムに情報を発信できる時代になった。そのインターネットやSNSについてジョニーは「インターネットからは、素晴らしい知識や英知を得ることができる。人々に声を与えることができるのはSNSのすばらしい点」と語り、「討論をすることもできる。ソーシャルメディアで戦い、私の意見を代弁している人はヒーローに見える。情報を伝える現代の強力なツール」とコメントする。

 今回、製作も兼ねたジョニーは、過去に監督の経験もある。そんな映画製作ついて問われると、「私にとって映画は素晴らしい教育を受けられる学校のようなもの。ジョン・ウォーターズ(『クライ・ベイビー』)やティム・バートン(『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』)、エミール・クストリッツァ(『アリゾナ・ドリーム』)といった尊敬する映画製作者たちの作品に参加できたおかげで多くのことを学べた」と振り返る。

 役作りについては「何より素晴らしい点は、そのプロセス。演じる人物を発見し、知っていく。どうにかしてその人物と出会い、なんとか作り上げていく。一人で行う作業なので、この期間は完全に孤立している」と語る。制作陣との共同作業については「映画は大勢が協力して作り上げるもの。カメラの前にいる人をスターと呼んだりもするが、そんなことはない。スタッフの腕がなければできない。全員の献身がなければ、作品は完成しない」と丁寧に語っている。

 これまで来日経験もあるジョニーだが次に来日した際やってみたいことについては、「まず最初に水俣に行き、感謝を伝えたい。監督のアンドリューとも話していたのですが、できる限り水俣に関心を集めたいと思っている。そして必要な支援が届くようにしたい」と水俣への思いをコメント。

 続けて、「何度も頭の中で思い描いてることが、伝統的なスタイルの日本家屋で、のんびりと本を読んだり、書き物をして3ヶ月くらい暮らしたい。それをするには、やっぱりお坊さんにならないとそういう生活は無理なのかな。お坊さんになるかもしれない」と長年、思い描いていた予想外の願望!?も飛び出した。最後に、「本作が皆さんの心に届き、刺激を受け、考える機会になればと願います」と、観客に向けてのメッセージも届いた。

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