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“ハリウッドの推しメン”ティモシー・シャラメ、『ドラゴンボールZ』愛を明かす

 その美しいルックスと確かな演技力で、“レオナルド・ディカプリオの再来“と称され、いまハリウッドで最も期待される存在といえるティモシー・シャラメが主演する映画『デューン/砂の惑星』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)が10月15日に公開される。このほど、英国に滞在中のティモシー・シャラメ(25)にオンラインで取材を実施。「日本のアニメや漫画で影響を受けた作品はありますか?」という質問に、「すばらしい質問をありがとう」とノリノリで、『ドラゴンボールZ』や『遊☆戯☆王』、『ポケモン』を挙げた。

ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)=映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(10月15日公開)(C)2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)=映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(10月15日公開)(C)2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

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 ティモシーは、1995年12月27日、米ニューヨーク・マンハッタン生まれ。幼少期からさまざまなCMやドラマに出演する子役として活動。そのかたわらで、日本のアニメや漫画に夢中だったなんて。

 こと『ドラゴンボールZ』にいたっては、「子どもの頃、僕にとって一番重要な作品だった。一コマ、一コマが完璧だ。孫悟空、べジータ、魔人ブウ、ピッコロ…、キャラクターの描写もアクション表現もすばらしい。どの一コマでもいいから、拡大してもらえたら部屋の壁に飾りたいくらいだよ」と、鳥山明氏の画力を絶賛した。

 そんなティモシーにとって、キャリア初の大ヒット映画となったのが『インターステラー』(2014年、クリストファー・ノーラン監督)。マシュー・マコノヒー演じる主人公の息子トム(少年時代)役を演じた。

 2017年、少年と青年のひと夏の恋、その喜びと痛みを美しくも切なく綴った映画『君の名前で僕を呼んで』(ルカ・グァダニーノ監督、アーミー・ハマーとダブル主演)で数々の映画賞を総ナメにすると、同時期に、アカデミー賞5部門にノミネート、ゴールデングローブ賞で作品賞ほか2冠に輝いた『レディ・バード』(2017年、グレタ・ガーウィグ監督)に出演していたことも重なって、一躍スターダムへと駆け上がった。

 2018年、『ビューティフル・ボーイ』(フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン監督)ではスティーヴ・カレルとダブル主演。Netflix映画『キング』(デヴィッド・ミショッド監督)ではヘンリー5世役で主演を務めた。

 昨年、日本では、エル・ファニングと共演したロマンティック・コメディ『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2019年、ウッディ・アレン監督)、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019年、グレタ・ガーウィグ監督)が相次いで劇場公開され、彫刻のように美しい顔立ちや182センチの細身のスタイルの良さに釘付けになったファンも多かったことだろう。今年のスーパーボウルで放映されたゼネラルモーターズ社「キャデラック」の新CMで『シザーハンズ』の息子を演じ、大きな話題となったことも記憶に新しい。

 そして、満を持して公開されるのが、『デューン/砂の惑星』だ。原作のフランク・ハーバートのSF小説「デューン」は1965年の発売以来、多くのカルチャーに影響を与え続け、一説には『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』などの歴史に名を刻む名作は、この小説なくして生まれなかったと言われている。過去にも映画化されたことがある超有名な原作を、『ブレードランナー 2049』で異次元の天才と称えられ、『メッセージ』でアカデミー賞にノミネートされたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。本作への期待の大きさは、公開前に米国等でアクションフィギュアが発売されていることからも伺える。

 ティモシーも「自分のアクションフィギアが作られたのは初めて。いかに『デューン/砂の惑星』が大作か、というのを象徴している。自分にとっても新しい体験です」と、話した。

 今年7月にフランスで開催された『第74回カンヌ国際映画祭』には、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021年、ウェス・アンダーソン監督※日本では2022年公開予定)で参加。さらに、ジョニー・デップ主演で大ヒットした『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚『Wonka(原題)』(ポール・キング監督)でも主演を務め、制作中だ。

 本記事では、彼の出演作のタイトルに監督の名前も記してきたが、「ダークナイト」三部作や『インセプション』など、作家主義と大作主義の両立に最も成功している一人と評されるクリストファー・ノーランのようなトップランナーから、初めて単独で監督を務めた作品で、女性監督として史上5人目(当時)のオスカー候補となったグレタ・ガーウィグのような新鋭まで、とにかく才能豊かな監督たちと仕事してきたのがティモシーなのである。

 「僕の作品選びのモチベーションは、最高の監督とすばらしい共演者とすばらしいスタッフと仕事をすることにある。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、一緒に仕事をしたい監督リストのトップにあった監督でもあった。『デューン/砂の惑星』をやりたいと思わせてくれた一番のモチベーションとなったのはヴィルヌーヴ監督。それは、これまでのどの作品も同じ理由です」

 これまでのキャリアの中でも「撮影期間が長く、学ぶことも多くあった」という『デューン/砂の惑星』。最高の監督、すばらしいキャスト、すばらしいスタッフとどんな作品を作り上げたのか、期待が高まる。

■『デューン/砂の惑星』ストーリー
 10,190年、銀河系は分裂した。人類が地球以外の惑星に移住して宇宙帝国を築いたこの世界では、1つの惑星を1つの大領家が治める厳格な身分制度が敷かれていた。レト・アトレイデス公爵は皇帝の命を受けて、砂漠の惑星アラキスを治める事になる。通称「デューン」とも呼ばれるアラキスは、抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の生産地。アトレイデス家には莫大な利益がもたらされるはずだった。しかし、妻のジェシカと息子のポールを連れてデューンに乗り込んだレト公爵を待っていたのはメランジの採掘権を持つハルコンネン家と皇帝が結託した陰謀。青い瞳を持つ現地の自由民フレメンは敵か味方か!? そしてメランジを守るように突如現れすべてを飲み込む巨大なサンドワームの存在は!? その意味は!? 当主を殺されその地位を追われ、全宇宙から命を狙われる青年・ポールとジェシカの運命は!?

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  • 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)のアクションフィギュア (C)ORICON NewS inc.

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