俳優の水谷豊が“隠居殿”、岸部一徳が“お節介用人”、檀れいが“お転婆旗本息女”を演じる痛快エンターテインメント時代劇の第5弾『無用庵隠居修行5』が、BS朝日で9月21日(後8:00〜9:54)に放送されることが決定した。
■“恋の騒動”を繰り広げつつ、幕府と江戸を巻き込んだ巨悪に立ち向かう
直木賞受賞作家・海老沢泰久の短編時代小説「無用庵隠居修行」が原作。2017年に初めて放送されて以来、武士の日常を笑いで描きつつ、切なくも心温まる、そしてサスペンスフルなストーリーを展開。水谷×岸部×檀の3人の、格式ばった時代劇とは一線を画した軽妙なやりとりは同シリーズの大きな魅力となり、5作目が作られることに。
水谷は「5年も続けていると「ただいま」という感じになりますね(笑)。『無用庵』がここまで続く人気の秘密は、僕にはよくわからないのですが、完成した作品を見るとね……面白いんです(笑)。今回の話も面白いですが、それに尽きるんじゃないかと思いますね(笑)」と、手応えありあり。
今回は、檀扮する奈津の元夫が登場。水谷扮する半兵衛に思いを寄せる奈津の心が揺れ動く!? 半兵衛は? 2人を見守る岸部扮する用人・勝谷は!? 勝谷や奈津の両親が“仕組んだ”半兵衛と奈津の初めての出会いも回想シーンとして描かれる。“恋の騒動”を繰り広げつつ、半兵衛は、江戸で流行する麻疹(はしか)の特効薬に潜む大奥の闇に巻き込まれていく。
水谷は、「今回は奈津の過去が明かされますが、それによって半兵衛のとても中途半端だった奈津への思いが一つ先に進むんですね(笑)。ただ、時代劇で男女の距離が近づくというのは現代劇とは違う。やはりなんともいえない距離感なんです。近づくようで近づかない、その微妙な距離感がとてもワクワクドキドキ。時代劇独特です。もう一つは大奥のウラの話。これがとても魅力的なんです。そのウラでどんなことが起きているのか。ぜひお楽しみにしてください」と、見どころを語っている。
■磨きのかかった3人の掛け合いも見どころ
シリーズスタート当初は、水谷と岸部の絶妙なコンビの中に「なかなかうまく入れなかった」と話していた檀も、さすがに5作目ともなると「かなり慣れてきました。私もグイッと中に入れるようになりました」と、頼もしさも。「お二人から何が飛び出るか未知数なところがありますね(笑)。撮影中もテストから本番まで全部面白かったです」と、心から3人のシーンを楽しんだ。
そんな檀について水谷は「半兵衛と勝谷ではそこまで行けないなと思うところまで、檀さん演じる奈津が入ってくることで、まったく違う世界がぱっと開けるということもあります。それはとても助かっていますね」と、ほめそやす。岸部も「檀さんは本当にいてくれるだけでちょうどいい感じ。僕も奈津さんがいると思うだけで思い切ったことをちょっとやってみたりできるんです」と、檀演じる“奈津効果”を明かしていた。
3人のほか、半兵衛の悪行退治に力を貸す元御庭番衆・藤兵衛役に田山涼成、半兵衛の奈津以外に気になる女性・料亭女将のお咲役に中山忍、半兵衛の養子で書院番士・日向新太郎役に田中偉登、その妻・おふみ役に松風理咲、奈津の父・松田清四郎役に橋爪淳、その妻・郁役に市毛良枝、半兵衛の理解者でもある火付盗賊改・長谷川平蔵役に榎木孝明、半兵衛を高く評価している老中・松平定信役に杉本哲太ら、レギュラーキャストが今回も集結。
さらに、今回は、春海四方、鶴田忍、あめくみちこ、松金よね子、螢雪次朗、新山千春らが出演。過去4作同様に夏木マリがナレーションを担当する。
■関連番組
【BS朝日】
9月14日 後8:00〜9:54『無用庵隠居修行4』(再放送)
【CSテレ朝チャンネル2】
9月11日
後4:00〜5:40『無用庵隠居修行1』
後5:40〜7:25『無用庵隠居修行2』
後7:25〜9:00『無用庵隠居修行3』
■“恋の騒動”を繰り広げつつ、幕府と江戸を巻き込んだ巨悪に立ち向かう
直木賞受賞作家・海老沢泰久の短編時代小説「無用庵隠居修行」が原作。2017年に初めて放送されて以来、武士の日常を笑いで描きつつ、切なくも心温まる、そしてサスペンスフルなストーリーを展開。水谷×岸部×檀の3人の、格式ばった時代劇とは一線を画した軽妙なやりとりは同シリーズの大きな魅力となり、5作目が作られることに。
水谷は「5年も続けていると「ただいま」という感じになりますね(笑)。『無用庵』がここまで続く人気の秘密は、僕にはよくわからないのですが、完成した作品を見るとね……面白いんです(笑)。今回の話も面白いですが、それに尽きるんじゃないかと思いますね(笑)」と、手応えありあり。
今回は、檀扮する奈津の元夫が登場。水谷扮する半兵衛に思いを寄せる奈津の心が揺れ動く!? 半兵衛は? 2人を見守る岸部扮する用人・勝谷は!? 勝谷や奈津の両親が“仕組んだ”半兵衛と奈津の初めての出会いも回想シーンとして描かれる。“恋の騒動”を繰り広げつつ、半兵衛は、江戸で流行する麻疹(はしか)の特効薬に潜む大奥の闇に巻き込まれていく。
水谷は、「今回は奈津の過去が明かされますが、それによって半兵衛のとても中途半端だった奈津への思いが一つ先に進むんですね(笑)。ただ、時代劇で男女の距離が近づくというのは現代劇とは違う。やはりなんともいえない距離感なんです。近づくようで近づかない、その微妙な距離感がとてもワクワクドキドキ。時代劇独特です。もう一つは大奥のウラの話。これがとても魅力的なんです。そのウラでどんなことが起きているのか。ぜひお楽しみにしてください」と、見どころを語っている。
■磨きのかかった3人の掛け合いも見どころ
シリーズスタート当初は、水谷と岸部の絶妙なコンビの中に「なかなかうまく入れなかった」と話していた檀も、さすがに5作目ともなると「かなり慣れてきました。私もグイッと中に入れるようになりました」と、頼もしさも。「お二人から何が飛び出るか未知数なところがありますね(笑)。撮影中もテストから本番まで全部面白かったです」と、心から3人のシーンを楽しんだ。
そんな檀について水谷は「半兵衛と勝谷ではそこまで行けないなと思うところまで、檀さん演じる奈津が入ってくることで、まったく違う世界がぱっと開けるということもあります。それはとても助かっていますね」と、ほめそやす。岸部も「檀さんは本当にいてくれるだけでちょうどいい感じ。僕も奈津さんがいると思うだけで思い切ったことをちょっとやってみたりできるんです」と、檀演じる“奈津効果”を明かしていた。
3人のほか、半兵衛の悪行退治に力を貸す元御庭番衆・藤兵衛役に田山涼成、半兵衛の奈津以外に気になる女性・料亭女将のお咲役に中山忍、半兵衛の養子で書院番士・日向新太郎役に田中偉登、その妻・おふみ役に松風理咲、奈津の父・松田清四郎役に橋爪淳、その妻・郁役に市毛良枝、半兵衛の理解者でもある火付盗賊改・長谷川平蔵役に榎木孝明、半兵衛を高く評価している老中・松平定信役に杉本哲太ら、レギュラーキャストが今回も集結。
さらに、今回は、春海四方、鶴田忍、あめくみちこ、松金よね子、螢雪次朗、新山千春らが出演。過去4作同様に夏木マリがナレーションを担当する。
■関連番組
【BS朝日】
9月14日 後8:00〜9:54『無用庵隠居修行4』(再放送)
【CSテレ朝チャンネル2】
9月11日
後4:00〜5:40『無用庵隠居修行1』
後5:40〜7:25『無用庵隠居修行2』
後7:25〜9:00『無用庵隠居修行3』
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2021/08/11