「地味でどこにでもいる普通の女の子が、美麗なコスプレイヤーに…」あか抜けない学生時代と現在の写真を並べ、ギャップを楽しむ“ビフォーアフター”投稿はTwitterの中でも人気のジャンルのひとつだ。今回は容姿に無頓着だった過去の写真を公開し、反響を呼んだ2人のコスプレイヤーにクローズアップ。それぞれにツイートを決意した理由や、変化を意識するようになったきっかけなどを聞いた。
■環境の変化が最大の要因…あか抜けない浪人生が清楚なレースクイーンに
1人目はコスプレイヤーとしてだけでなく、レースクイーンとしても活躍している、あへこさん。彼女が投稿したのは、現在の写真と18歳・浪人生時代の写真の比較ツイート。表情の作り方からして、現在の清楚な雰囲気とのギャップが激しく、その差を指摘する声が多く寄せられたという。
「もしかしたら、ファンの方たちが離れて行ってしまうかも…という不安もありましたが、“変貌ぶりで皆をびっくりさせたい”という気持ちの方が勝りました」と話すように、本人も賛否両論になることは覚悟していたという。だが、実際に届いたのは、ほとんどが好意的な意見だったそう。
「おもしろがってくれる方が多くてホッとしました。このツイートで初めて私のことを知ってくださった方もいて、反応をいただけたときは嬉しかったです。“この数年で何があったんだ?”や、“本当に同一人物?”といったコメントも嬉しかったし、学生時代の友だちから“懐かしい!”というメッセージが届いたりして、私自身楽しい思い出になりました」。
当時は容姿についてまったく気にしていなかったという。「このころは暗黒時代で、1年間に1回も美容院に行かなくて…。2週間に1度は通っている今からすると、考えられないですね」。そんな彼女があか抜けるきっかけになったのは、環境の変化が大きかったという。
「田舎から上京してきて、周りにいる子が全員あか抜けていて、キラキラして見えたんです。カルチャーショックでした(笑)。“私もそうなりたい!”と思って、いろんなジャンルの“可愛らしさ”を研究・実践してみました。個人的には派手系のファッションも好きなんですけど、友だちから“清楚な方が似合うよ”と言われてその方向に変えてみたら、投稿する写真に多くの“いいね”が付くようになりました。客観的な意見って大事ですよね」。
■「完全に“女の子”を捨てていた」“ゴリラ顔のJK”が美女コスプレイヤーに華麗なる変身
2人目は、過去の自分を“ゴリラ顔のJK”と評するコスプレイヤー・木漏日みけらさん。過去の姿をさらすことに迷いや葛藤はまったくなかったという。「“見られて恥ずかしい”とか、“過去を隠したい”といった気持ちはぜんぜんなかったですね。現在もすっぴんの姿をツイートしたりしています(笑)」。
比較用にアップした過去の写真は16歳のころのもので、当時は美容への関心はゼロ。「当時は部活にすべてを捧げていて、完全に“女の子”を捨てていました。とはいえ、このころから“可愛い女の子への憧れ”みたいなものはあったように思います」。ツイートに対しては、「どんどんキレイになっていってすごい」など、“キレイになる努力”を絶賛する声が多く寄せられたという。
美容に対する意識がゼロだった彼女が、ここまであか抜けることになったのには、あへこさん同様に環境の変化が大きく関係しているという。「進学で交友関係が広まるにつれ、美意識の高い友だちが増えていったんです。美容に気を使うのが当たり前の環境になって、少しずつ変わっていったように思います」
努力で磨いた容姿に加え、抜群のプロポーションを活かしてコスプレ活動に取り組んでいることも、みけらさんが多くのファンから支持されているポイントのひとつ。「それに関しては授かりものなんです。なのでこれといって気をつけていることはないですね。強いて言うなら、ストレスが溜まると肌荒れの原因になるので“いつも幸せな気持ちでいること”を心掛けているくらいです」。
取材・文/ソムタム田井
■環境の変化が最大の要因…あか抜けない浪人生が清楚なレースクイーンに
1人目はコスプレイヤーとしてだけでなく、レースクイーンとしても活躍している、あへこさん。彼女が投稿したのは、現在の写真と18歳・浪人生時代の写真の比較ツイート。表情の作り方からして、現在の清楚な雰囲気とのギャップが激しく、その差を指摘する声が多く寄せられたという。
「もしかしたら、ファンの方たちが離れて行ってしまうかも…という不安もありましたが、“変貌ぶりで皆をびっくりさせたい”という気持ちの方が勝りました」と話すように、本人も賛否両論になることは覚悟していたという。だが、実際に届いたのは、ほとんどが好意的な意見だったそう。
「おもしろがってくれる方が多くてホッとしました。このツイートで初めて私のことを知ってくださった方もいて、反応をいただけたときは嬉しかったです。“この数年で何があったんだ?”や、“本当に同一人物?”といったコメントも嬉しかったし、学生時代の友だちから“懐かしい!”というメッセージが届いたりして、私自身楽しい思い出になりました」。
当時は容姿についてまったく気にしていなかったという。「このころは暗黒時代で、1年間に1回も美容院に行かなくて…。2週間に1度は通っている今からすると、考えられないですね」。そんな彼女があか抜けるきっかけになったのは、環境の変化が大きかったという。
「田舎から上京してきて、周りにいる子が全員あか抜けていて、キラキラして見えたんです。カルチャーショックでした(笑)。“私もそうなりたい!”と思って、いろんなジャンルの“可愛らしさ”を研究・実践してみました。個人的には派手系のファッションも好きなんですけど、友だちから“清楚な方が似合うよ”と言われてその方向に変えてみたら、投稿する写真に多くの“いいね”が付くようになりました。客観的な意見って大事ですよね」。
■「完全に“女の子”を捨てていた」“ゴリラ顔のJK”が美女コスプレイヤーに華麗なる変身
2人目は、過去の自分を“ゴリラ顔のJK”と評するコスプレイヤー・木漏日みけらさん。過去の姿をさらすことに迷いや葛藤はまったくなかったという。「“見られて恥ずかしい”とか、“過去を隠したい”といった気持ちはぜんぜんなかったですね。現在もすっぴんの姿をツイートしたりしています(笑)」。
比較用にアップした過去の写真は16歳のころのもので、当時は美容への関心はゼロ。「当時は部活にすべてを捧げていて、完全に“女の子”を捨てていました。とはいえ、このころから“可愛い女の子への憧れ”みたいなものはあったように思います」。ツイートに対しては、「どんどんキレイになっていってすごい」など、“キレイになる努力”を絶賛する声が多く寄せられたという。
美容に対する意識がゼロだった彼女が、ここまであか抜けることになったのには、あへこさん同様に環境の変化が大きく関係しているという。「進学で交友関係が広まるにつれ、美意識の高い友だちが増えていったんです。美容に気を使うのが当たり前の環境になって、少しずつ変わっていったように思います」
努力で磨いた容姿に加え、抜群のプロポーションを活かしてコスプレ活動に取り組んでいることも、みけらさんが多くのファンから支持されているポイントのひとつ。「それに関しては授かりものなんです。なのでこれといって気をつけていることはないですね。強いて言うなら、ストレスが溜まると肌荒れの原因になるので“いつも幸せな気持ちでいること”を心掛けているくらいです」。
取材・文/ソムタム田井
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2021/07/29