2021年は<映画の原点を作った4大巨匠の一人>ルネ・クレール監督の没後40周年。メモリアルイヤーに、4Kデジタル修復で美しく蘇ったベストセレクション5作品を映画館のスクリーンで堪能できる映画祭『ルネ・クレール レトロスペクティブ』が10月15日より新宿武蔵野館(東京)ほか全国で公開されることが発表された。 26歳の若さで、写真家マン・レイや画家マルセル・デュシャン、音楽家エリック・サティらとシュールレアリスム短編映画『幕間』(1924)を発表したルネ・クレール。映像と音楽の大胆なコラボレーションを試み、世界を熱狂させた天才作家だ。無声映画からトーキー、モノクロからカラー、ワイド・スクリーンへと映画技術が目まぐるしく発展していく中で、ハリウッドへも渡り、第一線の監督として活躍し続け、チャップリン、小津安二郎、ジャック・ドゥミら世界の監督から敬愛された。没後40周年の今、クレール監督の40年以上に渡るフィルモグラフィーをひも解くと、映画に新たな息吹をもたらし、フランス映画の黄金時代を築き上げた多彩さに、あらためて驚かずにはいられない。
2021/07/24