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阿部寛に“異動命令” 『ミッドナイトスワン』の内田英治監督と初タッグ

 27日に放送されたドラマ『ドラゴン桜』最終回の興奮がさめやらぬ中、弁護士・桜木健二を好演した阿部寛が、新作映画『異動辞令は音楽隊!』で主演を務めることが明らかになった。今度は、犯人検挙のためなら手段を選ばない捜査一課の鬼刑事を演じる。今年8月上旬にクランクインし、来年(2022年)夏に全国公開を予定している。

主演:阿部寛× 監督:内田英治 『異動辞令は音楽隊!』(2022年夏公開予定) 映画製作決定

主演:阿部寛× 監督:内田英治 『異動辞令は音楽隊!』(2022年夏公開予定) 映画製作決定

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 日本映画、ドラマ界を牽引し、どんな役もモノにする圧倒的演技力と、お茶の間の好感度、そして唯一無二の存在感でトップに立ち続ける阿部寛。映画『異動辞令は音楽隊!』で演じる警部補・成瀬司は、部下にやたら厳しく、法律すれすれの捜査も辞さない、犯罪捜査一筋に生きてきた男だ。

 高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が相次ぐ中、勘だけで疑わしい人間を令状も無くパワハラ捜査をしていたが、そのコンプライアンスを無視した行動が仇(あだ)となり、最前線の刑事から広報課への異動を命じられる。

 阿部は「今回は楽器も演奏することになり、これまで演じてきた刑事役とはまた一味違った役どころですので、そういった意味でも新鮮さをもって挑んでいきたいと思います」とコメント。「まだ撮影に入る前ですが、皆様に元気をお届けできる作品になると感じています」とクランクインを心待ちにしている。

 監督は、第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛けた、内田英治。監督がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で、わき目もふらずに一心不乱に働いてきたミドル・エイジたちの奮闘と生き様を、その警察音楽隊のメンバーにイメージを重ね合わせて生まれた。

 内田監督は「ありそうでなかった映画でございます。警察音楽隊を舞台にした新作、ようやく発表することができました。『ミッドナイトスワン』以来、久しぶりの映画作りに胸は高まっておりますが、こうやって再びオリジナル作品を発表出来ることをうれしく思います。自身が挫折しそうになったとき、音楽に救われた過去があるのですが、今回はそんな思いを映画にしました」と説明。

 主演の阿部と内田監督は今回が初タッグ。内田監督は「初めてお会いしたときに『この役にぴったりだ』と手を叩きそうになりました。ひとつの価値観が一瞬にして崩れると人はどうなるのか。中年が持つ危機感と悲哀を見事に演じてくれるはず」と、阿部に大きな期待を寄せている。

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