『マイティ・ソー』をはじめ、『ミッドウェイ』や『モータルコンバット』などでハリウッド大作への出演が続き、放送中の連続テレビ小説『おかえりモネ』（NHK）では哀愁を感じる父親役を演じている浅野忠信。中国のチェン・スーチェン監督による映画『唐人街探偵 東京MISSION』（7月9日公開）にも、妻夫木聡、長澤まさみらと出演し、こちらでは“事件解決率100％を誇るエリート警視正・田中直己”という、ぶっ飛んだキャラクターを熱演している。その強烈な登場シーンの本編映像が解禁された。

　本作は、日本の探偵・野田昊（のだ・ひろし／演：妻夫木）が、事件解決のために中国の探偵コンビ、タン・レン（演：ワン・バオチャン）とチン・フォン（演：リウ・ハオラン）を呼び寄せたことをきっかけに、東京を舞台に＜日本、中国、タイ＞の探偵たちが難事件に挑む＜コメディ×ミステリー×アクション×ドラマ＞全ジャンルメガ盛りの超絶エンターテインメント作品。

　解禁された映像では、密室事件の謎を解くために現場へとやってきた野田たちが新たな証拠をめぐってひと悶着起こしているところに、「こんな重要な情報は、警察に報告すべきだろ！」と、田中が現れる。シックなサングラス姿で部下たちを伴って登場する姿はまるで『西部警察』？　『あぶない刑事』？　一見、警察側の人間とは思えない出で立ちだ。

　さらに、証拠を渡そうとしない、タイの探偵で元刑事のジャック・ジャー（トニー・ジャー）に向かって銃口を向け、「俺が法律だ！」と堂々宣言。探偵たちに捜査の妨害をしないよう警告を残していく。この後も探偵たちが行く先々に現れる田中。＜日本×中国×タイ＞4人の探偵たちとどう絡みあっていくのか…。

　本作では、密室殺人事件の重要参考人として鍵を握るヤクザの組長・渡辺勝役で三浦友和、殺害されたマフィアの会長の秘書を務める小林杏奈役で長澤、美人双子姉妹・川村晴子＆芳子役で鈴木保奈美（2役）、謎の指名手配犯・村田昭役で染谷将太も出演。国境の垣根を越えた俳優たちの活躍に期待が高まる。

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