兄弟姉妹がいる人には、国境を越えて身近に感じられること必至、家族の絆をめぐるフランス流ラブ&コメディ『LOLA&HER BROTHERS』(英題)が、『ローラとふたりの兄』の邦題で12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館(東京)ほかで公開されることが決定した。
きょうだい、夫と妻、親と子──家族をめぐるさまざまな問題にぶつかりながらも、怒って、泣いて、笑って、前を向いて…ひたむきに日常を生きる、ちょっと可笑しな大人たちの姿を通して、人生のままならなさと、家族と共に生きるあたたかさを描き出す。
切っても切れない“家族”というつながり。家族だからこそぶつかり、わかりあえることがある…そんな世界共通の家族“あるある”を描く本作は、人間同士の付き合いが疎遠になりがちな今、あらためて近くにいる人の存在の尊さを感じられる物語。
監督は、『愛しき人生のつくりかた』(2014年)のジャン=ポール・ルーヴルーヴ。4作目の監督作品となる本作では、作家であり脚本家のダヴィッド・フェンキノスと再タッグ。人々の日常を精妙かつユーモラスに描いて観る者の共感を誘うと同時に、いわゆるプチ・ブル(中産階級)たちの生活を捉えるカメラは、明確に階層化された皮肉なフランス社会の明暗をも浮き上がらせる。一貫して”実生活”を見つめ続けるルーヴ監督の本領が遺憾なく発揮された、奥行きのある味わい深い人生ドラマとなっている。
主人公・ローラ役には、『8人の女たち』(02年)、『スイミング・プール』(03年)など、フランソワ・オゾン監督のミューズとして輝かしいキャリアを築き、近年では是枝裕和監督『真実』(19年)にも出演したリュディヴィーヌ・サニエ。小悪魔的なファム・ファタルのイメージの強い彼女だが、本作では個性的な兄たちを母のように世話する常識人の末っ子・ローラを等身大のキュートさで演じ新たな魅力を発揮している。
職人気質で不器用な次男・ピエール役には、『ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走』(17年)で見せた型破りなコメディアンぶりはもちろん、『マダム・ハイド』(17年)ではイザベル・ユペールの心優しい夫役を務めるなど、幅広い役柄をこなすジョゼ・ガルシア。また、『グランド・ジャーニー』(20年)、『セラヴィ!』(18年)など俳優としても活躍するルーヴ監督自身が、ロマンチストで神経質な眼鏡士である長男・ブノワ役で出演している。
そのほか、ローラの恋人ゾエール役にはラムジー・ベディア、ブノワの妻役にはポーリーヌ・クレマンなど、ルーヴ監督が愛してやまない個性的で実力あるベテラン俳優たちが集結した。
■ストーリー
フランス西部の都市・アングレーム。弁護士のローラにはちょっと変わった2人の兄がいる。眼鏡士のブノワと解体業者のピエール。三兄妹は死別した両親の墓参りで毎月一度は集まることが習慣になっている。ある日、ブノワの3度目の結婚式、大遅刻をしてきたピエールの失礼なスピーチが原因で兄弟喧嘩が勃発。そんな中、離婚調停の依頼人だったゾエールと恋をするローラだったが、病院である事実を告げられる。ピエールは深刻な仕事のトラブルを抱え、ブノワは心の準備なしに父親になることに。それぞれの事情が3人を引き離してもおかしくないが、兄妹たちは強い絆で結ばれていて…。
きょうだい、夫と妻、親と子──家族をめぐるさまざまな問題にぶつかりながらも、怒って、泣いて、笑って、前を向いて…ひたむきに日常を生きる、ちょっと可笑しな大人たちの姿を通して、人生のままならなさと、家族と共に生きるあたたかさを描き出す。
監督は、『愛しき人生のつくりかた』(2014年)のジャン=ポール・ルーヴルーヴ。4作目の監督作品となる本作では、作家であり脚本家のダヴィッド・フェンキノスと再タッグ。人々の日常を精妙かつユーモラスに描いて観る者の共感を誘うと同時に、いわゆるプチ・ブル(中産階級)たちの生活を捉えるカメラは、明確に階層化された皮肉なフランス社会の明暗をも浮き上がらせる。一貫して”実生活”を見つめ続けるルーヴ監督の本領が遺憾なく発揮された、奥行きのある味わい深い人生ドラマとなっている。
主人公・ローラ役には、『8人の女たち』(02年)、『スイミング・プール』(03年)など、フランソワ・オゾン監督のミューズとして輝かしいキャリアを築き、近年では是枝裕和監督『真実』(19年)にも出演したリュディヴィーヌ・サニエ。小悪魔的なファム・ファタルのイメージの強い彼女だが、本作では個性的な兄たちを母のように世話する常識人の末っ子・ローラを等身大のキュートさで演じ新たな魅力を発揮している。
職人気質で不器用な次男・ピエール役には、『ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走』(17年)で見せた型破りなコメディアンぶりはもちろん、『マダム・ハイド』(17年)ではイザベル・ユペールの心優しい夫役を務めるなど、幅広い役柄をこなすジョゼ・ガルシア。また、『グランド・ジャーニー』(20年)、『セラヴィ!』(18年)など俳優としても活躍するルーヴ監督自身が、ロマンチストで神経質な眼鏡士である長男・ブノワ役で出演している。
そのほか、ローラの恋人ゾエール役にはラムジー・ベディア、ブノワの妻役にはポーリーヌ・クレマンなど、ルーヴ監督が愛してやまない個性的で実力あるベテラン俳優たちが集結した。
■ストーリー
フランス西部の都市・アングレーム。弁護士のローラにはちょっと変わった2人の兄がいる。眼鏡士のブノワと解体業者のピエール。三兄妹は死別した両親の墓参りで毎月一度は集まることが習慣になっている。ある日、ブノワの3度目の結婚式、大遅刻をしてきたピエールの失礼なスピーチが原因で兄弟喧嘩が勃発。そんな中、離婚調停の依頼人だったゾエールと恋をするローラだったが、病院である事実を告げられる。ピエールは深刻な仕事のトラブルを抱え、ブノワは心の準備なしに父親になることに。それぞれの事情が3人を引き離してもおかしくないが、兄妹たちは強い絆で結ばれていて…。
2021/06/16