俳優の谷原章介(48)が、第40回『ベスト・ファーザー「イエローリボン賞」』の芸能部門に選出されたと2日、発表され、都内で行われた授賞式に出席した。
選考理由は「成績や他人の評価にこだわるよりも、人と生きる、きとんとした生活の規範を徹底し、子どもとともに父親は成長し、家族は絆と強めていくという信条と実践こそ、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです」だった。
6人の子どもがいる大家族の父である谷原は「身に余る光栄です」とにっこり。家族の反応を問われると「家だと柔和な感じではなく、うるさく、めんどくさく、だらしない父親です。『なんで』という空気感だったんですけど(笑)。とはいいながらも喜んでくれました」と明かしていた。
授賞式後には取材に応じた。「父として生きてきて、賞をいただいたことがなかった。本当にうれしい。父になって15年目。中学生3年生ぐらいになって、やっと認めていただけたのかな」と感慨を語った。トロフィーは肩車をする父をイメージしたもの。「やってましたね〜。6人いますけど、全員やりました。若いころにはアクロバティックな遊びとかもやっていた。全員の顔が思い浮かびますね」と口にしていた。
「妻、子どもたちがあればこその賞」と言い切り、家族には感謝を伝えたいそう。ただ「テレビだと言いことを言うんですけど口下手なんですよね…。そこに文句を言われる」と照れ笑いを浮かべながら「シンプルに。『おかげでもらえました。ありがとう』と言いたい」と朗らかに語った。
また、この日の衣装のジャケットは自身が高校2年の時に父親に買ってもらったものだという。「ある日、ブルックス・ブラザーズに買い物に行ったんです。そんなにお金がある家じゃなかったんですが、ジャケットを見ていたら父が『欲しいのか』と。買ってくれて、かれこれ32年。折に触れて着ています」と説明。そんな思い入れのあるジャケットだけに「いつか、父から買ってもらったこのジャケットを子どもたちに着てもらいたい」とイメージしながらも「うちは(男の子が)3人いるので誰が着てくれるのか、着させるのか。体格なのか、欲しいと言ってくれた子に」と幸せそうな表情を見せ、未来をイメージしていた。
そして「子は親の背中を見て育つ。今、うちの父と同居をしていまして、もう84歳になります。日々、暮らしていると父の衰えを感じる。それを見て『僕も年を経たんだな』と。その父が未来の自分なんだなと思います。いつか僕が今の父の年になった時に、子どもの子どもが『お父さん』と好かれるような父親になってもらえるよう、僕もかっこいい親の背を見せていけたら、と。この賞をいただいて、改めて身が引き締まる思いです」と改めて受賞の喜びを語った。
この春からフジテレビのニュース情報番組『めざまし8(エイト)』(月〜金 前8:00〜9:50)の司会を務める。朝4時に家を出る生活だそうで谷原は「明日も朝から頑張りたいと思います」と笑いながら会場を後にしていた。
6月第3日曜日の「父の日」を記念し、父親への感謝を“黄色いリボン”で表す行事として1982年から開催。今年は、政治・経済部門に福島県双葉町町長の伊澤史郎氏、経済部門に日本環境設計株式会社取締役会長の岩元美智彦氏、学術・文化部門に国際すし知識認証協会理事・認定講師の小川洋利氏、スポーツ部門にサッカー元日本代表の中村憲剛が選ばれた。
選考理由は「成績や他人の評価にこだわるよりも、人と生きる、きとんとした生活の規範を徹底し、子どもとともに父親は成長し、家族は絆と強めていくという信条と実践こそ、まさにベスト・ファーザーの理念にふさわしいものです」だった。
6人の子どもがいる大家族の父である谷原は「身に余る光栄です」とにっこり。家族の反応を問われると「家だと柔和な感じではなく、うるさく、めんどくさく、だらしない父親です。『なんで』という空気感だったんですけど(笑)。とはいいながらも喜んでくれました」と明かしていた。
授賞式後には取材に応じた。「父として生きてきて、賞をいただいたことがなかった。本当にうれしい。父になって15年目。中学生3年生ぐらいになって、やっと認めていただけたのかな」と感慨を語った。トロフィーは肩車をする父をイメージしたもの。「やってましたね〜。6人いますけど、全員やりました。若いころにはアクロバティックな遊びとかもやっていた。全員の顔が思い浮かびますね」と口にしていた。
「妻、子どもたちがあればこその賞」と言い切り、家族には感謝を伝えたいそう。ただ「テレビだと言いことを言うんですけど口下手なんですよね…。そこに文句を言われる」と照れ笑いを浮かべながら「シンプルに。『おかげでもらえました。ありがとう』と言いたい」と朗らかに語った。
また、この日の衣装のジャケットは自身が高校2年の時に父親に買ってもらったものだという。「ある日、ブルックス・ブラザーズに買い物に行ったんです。そんなにお金がある家じゃなかったんですが、ジャケットを見ていたら父が『欲しいのか』と。買ってくれて、かれこれ32年。折に触れて着ています」と説明。そんな思い入れのあるジャケットだけに「いつか、父から買ってもらったこのジャケットを子どもたちに着てもらいたい」とイメージしながらも「うちは(男の子が)3人いるので誰が着てくれるのか、着させるのか。体格なのか、欲しいと言ってくれた子に」と幸せそうな表情を見せ、未来をイメージしていた。
そして「子は親の背中を見て育つ。今、うちの父と同居をしていまして、もう84歳になります。日々、暮らしていると父の衰えを感じる。それを見て『僕も年を経たんだな』と。その父が未来の自分なんだなと思います。いつか僕が今の父の年になった時に、子どもの子どもが『お父さん』と好かれるような父親になってもらえるよう、僕もかっこいい親の背を見せていけたら、と。この賞をいただいて、改めて身が引き締まる思いです」と改めて受賞の喜びを語った。
この春からフジテレビのニュース情報番組『めざまし8(エイト)』(月〜金 前8:00〜9:50)の司会を務める。朝4時に家を出る生活だそうで谷原は「明日も朝から頑張りたいと思います」と笑いながら会場を後にしていた。
6月第3日曜日の「父の日」を記念し、父親への感謝を“黄色いリボン”で表す行事として1982年から開催。今年は、政治・経済部門に福島県双葉町町長の伊澤史郎氏、経済部門に日本環境設計株式会社取締役会長の岩元美智彦氏、学術・文化部門に国際すし知識認証協会理事・認定講師の小川洋利氏、スポーツ部門にサッカー元日本代表の中村憲剛が選ばれた。
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2021/06/02