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役所広司主演映画『峠 最後のサムライ』公開再延期、2022年に

 俳優の役所広司が主演する映画『峠 最後のサムライ』(監督・脚本:小泉堯史、配給:松竹、アスミック・エース)の公開日が、新型コロナウイルスのまん延に伴う緊急事態宣言の延長や対象エリアの拡大などを鑑みさらに延期されることになった。

映画『峠 最後のサムライ』2022年まで延期が決定 (C)2020『峠 最後のサムライ』製作委員会

映画『峠 最後のサムライ』2022年まで延期が決定 (C)2020『峠 最後のサムライ』製作委員会

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 6月18日に予定していた公開日が7月1日に延期されていたのだが、再度、公開が延期されることに。今後の公開予定については、来年2022年を想定している。決定し次第、公式ホームページ(https://touge-movie.com/)で発表するとしている。

 本作は、司馬遼太郎の「峠」(新潮文庫)を原作に、大政奉還後、諸藩を二分した戊辰戦争で、東軍・西軍いずれにも属さず、武装中立を目指すも、徳川譜代の大名として義を貫ぬくことを決断した越後・長岡藩の家老・河井継之助の物語。

 役所のほか、松たか子香川京子田中泯永山絢斗芳根京子坂東龍汰榎木孝明渡辺大AKIRA東出昌大佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆仲代達矢らが出演。

■あらすじ
 慶応3年(1867年)、大政奉還。260年余りに及んだ徳川幕府は終焉を迎え、諸藩は東軍と西軍に二分していく。慶応4年、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに戊辰戦争が勃発した。越後の小藩、長岡藩の家老・河井継之助は、東軍・西軍いずれにも属さない、武装中立を目指す。戦うことが当たり前となっていた武士の時代、民の暮らしを守るために、戦争を避けようとしたのだ。だが、和平を願って臨んだ談判は決裂。継之助は徳川譜代の大名として義を貫き、西軍と砲火を交えるという決断を下す。妻を愛し、国を想い、戦の無い世を願った継之助の、最後の戦いが始まった…。

■公式ホームページ
touge-movie.com

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