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鈴木梨央、妊娠に直面する女子高生役でNHKドラマ初主演 “赤ちゃん縁組”が題材

 NHK名古屋が制作するドキュメンタリードラマ『命のバトン〜赤ちゃん縁組がつなぐ絆〜』が今秋、BS1にて放送されることが26日、発表された。鈴木梨央がNHKドラマ初主演を務め、倉科カナが共演。子どもの虐待死・遺棄死を防ぐ切り札のひとつとして、注目されている“赤ちゃん縁組(新生児特別養子縁組)”を題材に描く。

『命のバトン〜赤ちゃん縁組がつなぐ絆〜』で共演する(左から)鈴木梨央、倉科カナ

『命のバトン〜赤ちゃん縁組がつなぐ絆〜』で共演する(左から)鈴木梨央、倉科カナ

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 虐待で死亡する子どもの年齢で「生後0歳0ヶ月0日の赤ちゃん」が最も多いという事実がある中、愛知県の児童相談所が全国に先駆けて30年以上前から取り組んできた赤ちゃん縁組は「愛知方式」と呼ばれている。ドラマでは、予期せぬ妊娠に直面した女子高校生が、児童相談所の職員たちとの出会いと通して、赤ちゃん縁組を選ぶまでの心の変遷を描きながら、本物の養子縁組家族のかけがえのない瞬間を捉えたドキュメント映像を組み合わせ、命の尊さと多様な家族の形を伝える。

 鈴木が演じる桜田結は、自分より他人の都合を優先する優しい心の持ち主で、母と2人で慎ましく暮らしているが、自身の妊娠に戸惑う高校2年生。倉科は、周囲の信頼も厚い児童福祉司の成瀬千春を演じる。

■鈴木梨央コメント
命の尊さとは…。命のバトンとは…。今回初めて、子どもを出産する“結”という役を演じさせていただくにあたって、私たちの命は1人だけでなく、たくさんの人たちの愛によって育まれているんだと、深く感じました。
この番組を見てくださった方が、助けられる命についてや、いろいろな人たちとのつながりを、そしてその奇跡を考えたり、感じたりしていただけたらうれしいです。

■倉科カナコメント
「新生児特別養子縁組」や「赤ちゃん縁組」を知っている方はどれくらいいらっしゃるのだろう?私自身この作品を通じて知りました。
私は児童相談所に勤める千春を演じさせていただきますが、当事者の方が思い詰めてしまったとき、母子共に色んな選択肢があるということを知りました。だから、児童相談所の方に気負うことなく相談して欲しい。少しでもこの作品を通して、救われる命がありますように。

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