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綾瀬はるか主演『天国と地獄』満足度が100Pt満点、刑事ドラマでは『MIU404』に続く快挙

 1月期ドラマの最新満足度ランキング(3月9日〜15日放送を対象)では、綾瀬はるか主演の『天国と地獄〜サイコな2人〜』(TBS系)9話目が、初となる100Pt満点を獲得。8週連続1位に立った。刑事ドラマとしては、昨年6月から放送された『MIU404』に続く2作目の満点獲得となる。また、満足度調査を開始した2014年10月以降での歴代満点獲得作品は9作となり、うちTBS系が7作と、圧倒的な強さを見せた結果となっている。

『天国と地獄〜サイコな2人〜』ブルーレイ&DVD/9月29日発売(発売元/TBS、販売元/TCエンタテインメント)

『天国と地獄〜サイコな2人〜』ブルーレイ&DVD/9月29日発売(発売元/TBS、販売元/TCエンタテインメント)

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『天国と地獄〜サイコな2人〜』は、初回から満足度84Ptと高い評価を得てスタートし、第2話から96Ptへ上昇。その後も90台後半をキープし、第6話から第8話まで3週連続で99Pt。そして、最終回前話となる第9話でついに100Pt満点を獲得した。

 第9話は、再び入れ替わった日高(高橋一生)と彩子(綾瀬はるか)の2人、さらに日高の兄であり真犯人の東(迫田孝也)それぞれの異なる思惑が交錯しながら、これまでの行動が収束する見応え十分な展開だった。

 過去の満足度調査における満点獲得作品は、『半沢直樹』(TBS系2020年7月期)、『MIU404』(TBS系2020年6月放送)、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系2020年1月期)、『アンナチュラル』(TBS系2018年1月期)、『99.9-刑事専門弁護士-SEASON II』(TBS系2018年1月期)、『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』(フジテレビ系2017年7月期)、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系2016年10月期)、『世界一難しい恋』(日本テレビ系2016年4月期)となる(2014年10月以降の作品が対象)。

 これまでのドラマを振り返ると、刑事もの、弁護士もの、医者もの、ラブコメと幅広いジャンルのドラマが満点を獲得しているが、なかでも2010年代後半は『逃げ恥』を代表にラブコメの満足度が優勢だった傾向もうかがえる。一方、2020年前後では医者、弁護士、刑事といった職業系ドラマが人気を得るようになってきた。

 一方、歴代満点獲得作品をテレビ局で見ると、やはりTBSのジャンルを超えた圧倒的な強さが示されている。一方で、フジテレビや日本テレビも、目の肥えたドラマファンからの高い評価を獲得する良質な作品を送り出している。今期でも、フジテレビの『監察医 朝顔』は90Pt台を獲得しており、この先の良質な作品の量産も期待される。

 なお今週のTOPは、3位までが前週と変わりなく(2位:『俺の家の話』97Pt/TBS系、3位:『監察医 朝顔』88Pt/フジテレビ系)、4位は『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)が9Pt上昇の79Ptで前週7位からアップ。5位の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)も、8Ptアップの77Ptで前週9位から急上昇した。次週最終回を迎えるドラマも多く、さらなる満足度ポイントの上昇とランキングの変動が期待できそうだ。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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