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胃がん公表の東ちづる、手術後2週間で仕事復帰 笑顔で「今のほうが健康」

 先月3日に胃がんの手術を受けていたことを一部取材に告白していた女優の東ちづる(60)が18日、都内で行われた『月夜のからくりハウス〜渋谷の巻』のけいこ場取材に参加した。

胃がんの手術を受けていたことを告白していた東ちづる (C)ORICON NewS inc.

胃がんの手術を受けていたことを告白していた東ちづる (C)ORICON NewS inc.

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 取材会前には、これまでの経緯が書面で配布された。昨年11月末に、胃痛、貧血、おう吐の症状で病院に行き、胃潰瘍からの出血と診断され、1週間ほど入院。その際に念のために精密検査を受け、12月初旬に早期の胃がんを発見。1月下旬に内視鏡の手術を受ける予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期に。2月2日に入院すると、翌3日に内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を受け、無事終える。その後、2月13日に退院すると、16日には自宅からリモートで公演会を行い、仕事復帰していたという。

 小走りで会見に登場した東は「どうやら胃がんだったようです、ってぐらいの感じなんです。もう、内視鏡で取りまして、こんなふうに元気に日々、バリバリやってます」とあっけらかんと語り、がん発覚以降、ライフスタイルを改善したそうで「今のほうがめちゃくちゃ健康です」とにこやかに話した。

 東京オリンピック・パラリンピック大会の公式文化プログラム『東京2020 NIPPONフェスティバル』の1つとして世界に配信される「MAZEKOZEアイランドツアー」の総合構成・演出・総指揮の仕事を引き受けるか迷っている間に胃痛が発生。お酒を飲まなくなったが、痛みが収まらなかったことで、検査したという。胃潰瘍の治療を終え、退院する際に医師から「99%良性ですから」と告げられた。しかし、3日後に連絡があり「残りの1%の悪性だったのね」と思ったという。

 幸い、進行の早いスキルス性ではなく、検査などでも発見の難しいごく初期の胃がんだったそう。内視鏡の手術でがんを完全に取り切り、転移がないこともわかった。「本当に感謝しかありません」と担当医への感謝の言葉を何度も口にしていた。

 また、大のお酒好きだが現在は断酒中。ステイホーム期間は「どこで止めたらいいかわからないぐらい楽しくて飲んでいた。ワイン1本とかは飲んでいたと思います」と苦笑いしながら振り返り、断酒したことで「前の晩に見たもの、打ち合わせしたものを全部、覚えている。朝の目覚めがいい。筋肉もつきやすくなったかな」とにっこり。「MAZEKOZEアイランドツアー」の動画配信が始まる8月22日に解禁予定だそうで「その日までの我慢、お楽しみです」と話していた。

 東が代表を務める誰も排除しない「まぜこぜの社会」を目指す一般社団法人のGet in touchの舞台『月夜のからくりハウス〜渋谷の巻』は、全盲のシンガーソングライター、義足のダンサー、ろうの俳優、車椅子ダンサー、全盲の落語家、小人プロレスラー、自閉症のミュージシャン、ダウン症の パフォーマー、こびと俳優など、約30組がパフォーマンスを披露する摩訶不思議な空間となる。22日に、東京・渋谷区文化総合センター大和田で開催。

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  • 胃がんの手術を受けていたことを告白していた東ちづる (C)ORICON NewS inc.
  • 『月夜のからくりハウス〜渋谷の巻』のけいこ場取材に参加した東ちづる (C)ORICON NewS inc.

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