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小谷実可子が”バーチャル大会”の未来を語る「目の前に居なくても気持ちの繋がりを感じる」

 3月9日、『SPORTS CHANGE MAKERS』のプレイベントに、東京2020組織委員会でスポーツディレクターを務める小谷実可子が出席した。

『SPORTS CHANGE MAKERS』のプレイベントに参加した、小谷実可子

『SPORTS CHANGE MAKERS』のプレイベントに参加した、小谷実可子

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 この『SPORTS CHANGE MAKERS』は、”GOING BEYOND BARRIERS”をテーマに、パナソニックの映像音響機器の技術を活用し、”壁”を越えてスポーツを発展させようというプロジェクト。”壁”とは、異なる言語、競技やルールの理解不足、身体の障害など様々な意味で捉えられている。

 同プロジェクトでは一昨年夏より世界各国の学生を対象にアイデアを募り、予選を勝ち抜いた日本・中国・欧州・アメリカの各代表が、今年8月の最終プレゼンテーションに向けて、ラストスパートをかけている。

 小谷は、今回のプレイベント内で行われた「スポーツ×テクノロジーでバリアを越えることができるのか」というパネルディスカッションに参加。「アーティスティックスイミング界は、スマホの登場や動画機材の普及によって、あらゆる角度から、そして水中からも撮影できるようになって、競技の精度、レベルが格段に上がった」と語った。続けて、「コロナ禍で大会の開催が困難な状況下で、ワールドシリーズの1つとして”バーチャル大会”が開催されている。陸上で行った演技をCGで水中でやっているように加工して、それを国際審判が判定した点数が公認される」と、新たな審査の方向性が生まれている現状を明かし、パネラーたちからも驚きの声があがっていた。

 今回、実際の会場の他に、”Mirror Field”という仮想空間でアバターとして参加することもでき、リアルとバーチャルの壁を超える試みもなされた。体験した小谷は「アバターが自由に動けるので、その人の”気持ち“が感じられる。今までは、気持ちが繋がるには、やっぱり目の前に居ることが優先だと思っていたが、離れていても一体感があるし、楽しい」と、最新技術に心を動かされた様子。

 そして、「コロナ禍が終息しても、リモートの世界は続いていくと思うし、例えば子どもの応援に行くお母さんが、”今日は会場で、明日はバーチャルで応援するね”というのが当たり前な世界になっていくのかも」と、新たな将来に思いを馳せていた。

(取材・文:鳥居美保)

関連写真

  • 『SPORTS CHANGE MAKERS』のプレイベントに参加した、小谷実可子
  • イベントで小谷が体験した、仮想空間「Mirror Field」
  • 『SPORTS CHANGE MAKERS』のプレイベント登壇者
  • 『SPORTS CHANGE MAKERS』のプレイベント登壇者

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