NHKは12日、放送中の連続テレビ小説『おちょやん』の新たな出演者を発表。ヒロイン・千代(杉咲花)が、9歳で奉公に出されて以来、ずっと会えなかった最愛の弟・ヨシヲ役に、大阪府出身、ソニー・ミュージックアーティスツ所属の倉悠貴が抜てきされた。 『おちょやん』は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀でお芝居のすばらしさに魅了され、京都で活動写真の世界へ。道頓堀に帰ってきて、鶴亀家庭劇の座員として新たな一歩を踏み出したところ。千代が女優になるきっかけの一つも、活動写真で名前が売れれば、行方知れずのヨシヲの方から会いに来てくれるのではないか、と期待してのことだった。
2021/02/12