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藤原竜也&竹内涼真の肉体改造 半年以上かけ作り上げた筋肉とアクション

 俳優の藤原竜也が主演で、竹内涼真が共演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)。本作の見どころのひとつとして、壮絶なアクションシーンがあげられるが、2人はどのようにしてその重要なシーンを完成させたのか。彼らが取り組んだトレーニングと、作り上げた筋肉の裏側に迫った。

映画『太陽は動かない』より(C)吉田修一/幻冬舎(C)2020「太陽は動かない」製作委員会

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 物語は、誰が敵か味方かわからない命をかけた頭脳戦。24時間ごとにリセットされる心爆弾を心臓に埋め込まれた鷹野(藤原)と田岡(竹内)は「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとのバトルを展開。陸海空問わずに繰り広げられるアクションシーンもあり、極限のタイムリミット・エンターテインメントとなっている。

 メガホンをとった羽住英一郎監督は「肉体同士のぶつかり合い、華麗な技をみせるというよりは、重くて痛いアクションを目指しました。さらに、アクションの行われる舞台を様々な乗り物に変えることによって“スピード感”を出すことを目指しました」と、2人に対してレベルの高いものを求めた。

 2人は、撮影にあたり半年以上も前から厳しいトレーニングを行った。藤原はセットの縁にぶら下がった状態から、腕と腹筋の力だけで逆上がりのように全身を振り上げる一流アスリート級の技を、トレーニングで鍛えられた肉体をもって劇中で披露している。「作品に入るにあたって、羽住監督から『肉体的にも見せたいシーンもあるので』ということを伝えられて。準備は大変でしたけど、肉体的な表現だけでなく、精神的なものもかかわってくるトレーニングなど総合的にやらせてもらえてよかったし、面白かったですね」と振り返る。

 竹内は「素手で戦うための筋肉を鍛えました。その中でも田岡は精神的に弱いので、自分を守るための筋肉を多めに付けたいと思いトレーナーさんと相談しながら肉体改造をしました。どのシーンも大変だったのですが、リハーサルを重ね、動きをち密に組み立てていけばいくほど、本番のカメラが回った瞬間に力を発揮することができました。スタッフの方といろんなアイデアを出しながら入念にリハーサルを行ったおかげで、かっこいい画やシーンが撮れていると本編を見て思いましたし、自分たちがやってきたことは間違いじゃなかったなと思いました」と長期の準備期間が実を結んだと話した。

 羽住監督も「オーダーに見事に応えてくれ、クランクインまでにしっかりと身体を作り上げてきてくれました。極限状況に追い込まれるシーンが多かった中、ボロボロになりながらも力を失わない、生命力のある目力には撮影しながら圧倒されました」と2人の努力に感謝している。

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  • 映画『太陽は動かない』より(C)吉田修一/幻冬舎(C)2020「太陽は動かない」製作委員会
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  • 映画『太陽は動かない』より(C)吉田修一/幻冬舎(C)2020「太陽は動かない」製作委員会
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