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西川美和監督、役所広司は「映画の神さまが贈ってくれた天使」 初タッグで実力に感服

 俳優の役所広司が主演を務める映画『すばらしき世界』(2月11日公開)のメガホンをとった西川美和監督が28日、東京・日本外国特派員協会で行われた記者会見に出席した。

 本作は、佐木隆三氏の小説『身分帳』が原案。『蛇イチゴ』(2002年)『ゆれる』(06年)『永い言い訳』(16年)などで知られる西川監督が、初めて実在の人物をモデルとした原案小説をもとに、舞台を約35年後の現代に置き換え、自らの取材を通じて脚本・映画化に挑んだ。

 役所が演じるのは、人生の大半を刑務所で過ごし、社会から“置いてけぼり”を食らいながらも、まっすぐすぎる性格と、どこか憎めない魅力で周囲の人々とつながっていく男・三上。その三上自らテレビ局へ送った、刑務所内の個人台帳「身分帳」を手にするディレクターを仲野太賀、三上が更生していく様子をテレビ番組にしようと近づくプロデューサーを長澤まさみが演じる。

 物語のキーマンとなるディレクターを演じる仲野のキャスティングについて聞かれた西川監督。「太賀くんが17歳のときにお仕事をしているんですが、彼は役名もないような小さな役でした。それにもかかわらず、周りを観察しているなと感じました。役者ですから見られる側の人ですが、観察者としての感性も持っている。演出家の気持ちがわかる俳優でずっと気になっていました。それで、いまこそ太賀くんだなと思いました」と抜てきした理由を語った。

 “憧れ”と語った役所との初タッグについては「役所広司さんを演出する立場になるとは思いませんでした」といい、「コミカルなシーン、バイオレントなシーン、静かなシーンも自由自在に演じ分け、日本の俳優の最高峰にいるとしみじみと感じました」とその実力に感服。さらに役所の男としての魅力を聞かれると「ほれるのは女性だけじゃないですよ。男性スタッフもとりこになる」と笑い「映画の神さまが贈ってくれた天使のようだと思いました」と話した。

関連写真

  • 役所広司を大絶賛した西川美和監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『すばらしき世界』のメガホンをとった西川美和監督 (C)ORICON NewS inc.

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