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アニメ『東京BABYLON』放送延期 キャラ衣装の模倣問題受け再び謝罪「深く反省」

 来年4月に放送予定だったテレビアニメ『東京BABYLON 2021』が、キャラクターの衣装デザインなどに模倣があった問題を受け、放送時期を延期することを24日、公式サイトで発表した。

アニメ『東京BABYLON』放送延期

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 公式サイトでは「【東京BABYLON 2021】委員会としましては、このたびの模倣問題を重く受け止め、深く反省し、厳格な対応を行うべく、委員会内にコンプライアンスチームを立ち上げ、より一層の法令順守に取り組んでまいります」と謝罪と対策を伝え、「そのため、現在2021年4月放送を予定しております本作品の放送を延期させていただきます」と報告した。

 続けて「CLAMP先生、原作『東京BABYLON』を愛する皆さま、TVアニメ『東京BABYLON 2021』にご期待くださり、応援してくださっている皆さま、関係者の皆さまには多大なご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません」とお詫びした。

 最後に「ファンの皆さまが安心して楽しんでいただけるエンターテインメントをお届けすることを誓い、製作委員会一丸となって制作いたします。真に皆さまに愛していただく作品作りを真剣に真摯に行ってまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます」と伝えた。

 模倣問題は今月4日、11月19日に発表した作品の新ビジュアル及びキャラクター設定イラストの衣装に、ファンから「著作権を有しない既存の衣装デザインを使用しているのではないか」と指摘されていたもので、公式サイトで「アニメーション制作会社に対して事実確認を行い、検証いたしました結果、キャラクター衣装の設定制作過程において、適正な権利処理が行われていない事実がございました」と報告していた。

 模倣の可能性がある該当キャラクター衣装は2点で、「ご指摘を受け、すぐに事実確認を行い、それぞれの衣装について検証を行いました結果、上記該当キャラクター衣装は、ご指摘いただきました通り、現存する衣装デザインを模倣し、作成していた事実を確認いたしました」と模倣を認めていた。

 『東京BABYLON』は、漫画家集団・CLAMPの伝説的作品で、新書館の『サウス』『月刊ウィングス』にて1990年〜1993年にかけて連載されたCLAMP初期の傑作とも称されている。

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