人気漫画『鬼滅の刃』のコミックス最終23巻が4日、発売された。初版発行部数は395万部で、シリーズ累計発行部数は1億2000万部(電子版含む)を突破した。昨年4月6日時点(アニメ放送時)では累計350万部、12月4日時点(18巻発売)では2500万部だったため、1年半で約34倍、1年で4.8倍増と大きく売り伸ばした。また、最終巻は連載誌の掲載時にカットした漫画や描き下ろしイラスト数ページが収録されている。 同作はこれまで第22巻の初版370万部が最高だったが、第23巻はシリーズ過去最多となる395万部(同梱版含む)に。初版300万部は、人気漫画『ONE PIECE』が2010年3月に発売したコミックス第57巻で初めて出した大記録で、当時、国内出版史上最高の数字(集英社調べ)として大きな話題となったが、今回、自己記録をさらに超えることになった。
2020/12/04