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高畑充希主演『にじいろカルテ』安達祐実、眞島秀和、水野美紀ら出演者10人発表

 女優の高畑充希が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『にじいろカルテ』(1月スタート、毎週木曜 後9:00〜9:54)。今回、物語の舞台となる虹ノ村の村人たちを演じるキャストが発表された。

高畑充希主演、木曜ドラマ『にじいろカルテ』(1月スタート)村人たちを演じる出演者 (C)テレビ朝日

高畑充希主演、木曜ドラマ『にじいろカルテ』(1月スタート)村人たちを演じる出演者 (C)テレビ朝日

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 本作は、連続テレビ小説『ひよっこ』『ちゅらさん』(NHK)、『最後から二番目の恋』(フジテレビ)などの脚本家・岡田惠和氏によるオリジナル作品。ある“秘密”を抱えて、山奥深くにぽつんと佇む診療所にやってきた1人のぽんこつドクター・紅野真空(高畑)が、そこで出会ったツナギでグラサン姿のヘンテコ外科医・浅黄朔(井浦新)と前髪ぱっつんのキレキャラ看護師・蒼山太陽(北村匠海)とシェアハウスをしながら、時に泣き、喧嘩しながらも、熱く命と向き合って成長する姿を描く。

 今回、発表された配役は、虹ノ村に暮らし、真空たちと共に生きて行くことになる、まるで妖怪のように超個性的な村人たち。

 村人が集う村唯一の食堂“にじいろ商店”の看板娘でありながら、“認知症”を患い、愛する人の顔を忘れてしまう橙田雪乃役に安達祐実。その夫で雪乃に忘れられてしまうたび何度もプロポーズを繰り返す食堂の主人・橙田晴信役に眞島秀和

 真空が虹ノ村にやって来るきっかけを作った、おしゃべりな村役場の職員・霧ケ谷桂役に光石研。その妻の霧ケ谷氷月役に西田尚美。2人もまた、仲睦まじいながらも“ある悩み”を抱える夫婦だ。

 そして、霧ケ谷と同じ村役場でバリバリ働きながら、自らを捨てた夫の父親と、そして愛娘と、いびつな3人家族で暮らすシングルマザー・緑川嵐役に水野美紀。破天荒で奔放ながら愛情深い女性を演じる。

 さらに、いつも3人組で徒党を組み、村で井戸端会議を繰り広げるマスコットキャラクター的存在のおじいちゃん、通称“じじーず”のリーダーで、嵐の義父・緑川日出夫役に泉谷しげる。そして同じくじじーずの白倉博役にモト冬樹、同じく筑紫次郎役に半海一晃。配達員で通称“まじょたく君”役に池田良、元教師で真空にいつも電話をしてくるもしもしおばあちゃん・桃井佐和子役で水野久美が出演する。

■出演者のコメント
【安達祐実】
 最初に台本を読んだ時、なんとも言葉に出来ない感情などが上手く表現されていて、でも説明しすぎず、演じがいのあるストーリーだと思い、本当に面白い読み物だと感じました。雪乃は認知症を患っているという、難しい役どころではありますが、人間の感情は一つ二つではないということを体現している人だと思います。とても人間らしくて愛おしい人です。人生は難しくて、うまくいかないことももちろんある。皆んな何かを抱えて、受け入れて、時には受け流して、そうやって生きている。でも、それでいいじゃないか! って思わせてくれる作品です。このドラマを観て、少しホッとしたり温かくなったりしてもらえたらうれしいなと思います。

【眞島秀和】
 この作品はとても心が温まる群像劇だと思います。出演者の方々も多彩な顔ぶれで、撮影が楽しく、現場では毎回笑いが絶えません。皆様の演技に泣かされたり、笑いをこらえたり、とても刺激的です。ソーシャルディスタンスが求められる世の中ですが、人間同士の絆が感じられる作品だと思いますので、泣けてほっこりするひと時を楽しんでください。

【光石研】
 とにかくこの作品のお仲間に入れて頂き感謝しております! 脚本は、岡田さんらしくウイットに富んだ会話が最高に面白く、皆さんとのセッションが楽しみでした。高畑さん、井浦さん、北村くんを中心に、我ら村人がワチャワチャと最高に楽しい現場になっています! 今は高畑さんプレゼンツのお揃いマスクで、コロナに負けずスタッフ、キャスト、最高のチームワークで撮影しております! サラッと甘く、でもグッと胸に刺さるドラマです。 どうぞ、余韻をお楽しみ下さい!

【西田尚美】
 岡田さんの脚本は、隅から隅までとても愛おしく、自分がその中にいられるというだけで、にやけてしまいます。私が演じる氷月さんは、ちょっと痛いところもあるけれど(もしかしたら、皆そうかもですが)とても可愛らしい人です。最初の本読みをした後に、深川栄洋監督から「もっとぶりっ子して、ファンシーな感じで」というご要望だったので、その気持ちを持って現場にいます。虹の村の人は、撮影中も、そうでないときも、いつも笑かしてくれます。子役の日向ちゃんと遊ぶ時も、全力で遊ぶ大人たち。折り紙のぱっくんちょで、指を噛まれた時のリアクションを全員で競るような、そんな愛おしい現場です。良いところもダメなところも全部ひっくるめて受け入れてくれる、寄り添ってくれるドラマです。村の人たちを楽しんで見ていただけたらうれしいです。

【泉谷しげる】
 最初にこの話を聞いた時は、もっと深刻な話かと思ったけど、蓋を開けたらほぼコメディーみたいで(笑)。でも(高畑)充希が演じる真空は病気を抱えていたり…ちょっと後ろに何かある。それは一体何なんだろうと監督に聞いたら、人間の“小ささ”などを描きたいとおっしゃってて。カッコいいこともカッコよく終わらない、少し外しちゃうみたいな。面白いと思いましたね。充希をはじめ、出演者は大概一度や二度は共演していて、この布陣だったら大丈夫、いいものができる、って思いましたね。撮影現場では、みんなずーっとしゃべっていて、楽屋帰らないですよ。もう1つのコミュニティーですよね。今の時代に一番大事なことだと思うんですよ。このドラマでも、それを言ってるんじゃないかって思っているんですよね。コミュニティーがあってこそ助け合えるはずなのに、今はなくなっちゃっているから。だから、今こういうドラマが必要なのかもしれないですね。

【水野美紀】
 岡田さんの脚本は1999年の『彼女たちの時代』以来で、そのドラマで演じた“千津”という役のキャラクターに今回も近いものがあります。心が温かくなる、生きていく上で必要な、本当に必要な、とても些細な幸せがつまった物語です。撮影はアドリブも交えたグルーヴ感のある群集シーンが多く楽しくて、演出も面白いです。深川さんの型を壊そうとする演出は、毎回新鮮です。このドラマを楽しみにして下さっている方、いらっしゃいますか? 2020年は大変な1年でしたけど、新しい年、こんな心温まるほのぼの面白いドラマで始めるのはとてもオススメなのですが、いらっしゃいますか? いらっしゃって下さい。どうかたくさんいらっしゃってください。

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