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“刑事ドラマのスペシャリスト”内藤剛志主演の連ドラ、テレ東でスタート

 警察小説の名手・今野敏氏と、“刑事のスペシャリスト“内藤剛志の最強コンビによる『警視庁強行犯係 樋口顕』が、1月期のテレビ東京系金曜8時のドラマ枠(毎週金曜 後8:00)で連続ドラマ化されることが明らかになった。

内藤剛志主演『警視庁強行犯係 樋口顕』が連ドラ化。11月期、テレビ東京系金曜8時のドラマ枠で放送 (C)テレビ東京

内藤剛志主演『警視庁強行犯係 樋口顕』が連ドラ化。11月期、テレビ東京系金曜8時のドラマ枠で放送 (C)テレビ東京

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 2003年に「女と愛とミステリー」枠で始まったこの作品は、平成・令和と足掛け17年続く正統派ミステリー。来年のレギュラー放送に先駆けて、12月14日(月)にスペシャルドラマ9作目「鬼火」の放送も控える。

 刑事ドラマは数多くあるが、このシリーズの魅力は、樋口顕警部がけっしてスーパーヒーローでないところ。家庭と職場の狭間で悩んだり喜んだりしながら、愚直なまでに真摯(しんし)に事件に向き合う中年刑事の人間味あふれる姿にある。

 主演の内藤は、父親、ホテルの支配人、医者、ヤクザ、侍、忍者…さまざまなジャンルの悪人から色男までを演じ、今年、デビューから40周年を迎えた。近年ではテレビ朝日の「科捜研の女」「捜査一課長」シリーズ等で「市民を救うヒーロー」像を確立。令和に入りまだ2年だが、すでに聞き込み人数192人、逮捕者数は62人(熱烈ファンのテレ東宣伝部員個人調べ)にも上る“刑事ドラマのスペシャリスト”。

 本作で、警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕を演じる内藤は「今まで2時間ドラマとして常に“現在”をテーマにしてきた『強行犯係 樋口顕』シリーズが、各話1時間で連続ドラマ化されたということは、もっと視聴者の皆さんと同じ“現在”の空気の中にいられるということ。『強行犯係 樋口顕』シリーズの新たなチャレンジとしても、とても楽しみです!」と、意欲を示している。

 樋口警部の盟友にして最大の理解者、警視庁生活安全部少年事件課の警部補・氏家譲役に、役柄と同じく内藤剛志と盟友である、佐野史郎。樋口警部をはじめとした強行犯第三係を見守る上司、警視庁刑事部捜査一課の管理官・天童隆一役に、内藤、佐野と共に同学年であり旧知の仲である、榎木孝明らの続投も決定。

 内藤、佐野、榎木の同年齢キャストによる息の合ったやり取りは連ドラでも見どころ。ポジションは違っても、事件解決に向かう熱い思いは一緒の3人。普段は杯を交わして軽口をたたきあう3人が、事件が起こると鮮やかに連携して謎を解き明かし、樋口が犯人を追い詰める。

 内藤は「同学年の佐野も榎木とも、このドラマに限らず30年以上さまざまな現場で一緒に仕事をしてきましたが、3人それぞれ同じ完成品を目指していても芝居の仕方が違う。野球のピッチャーで例えると佐野は『物凄い変化球を投げているようで、確実に胸元のストライクゾーンに来るタイプ』、榎木は『ここに投げて!というと、必ず言った場所に来るコントロールがいいタイプ』。僕は今回で言うと、そんな2人の受け手・キャッチャーとしてどんな球でも受ける。だから僕はなにもしなくてもいい(笑)…というのはおかしいけれど(笑)任せておけばいいという安心感があります。実際の性格としても僕は『見た目は堅い、中身はドロドロ』、佐野は逆で『見た目はドロドロ、中身は堅い』、そして榎木は『見た目も中身も堅い』、そんな三者三様の不思議なキャラクター。俳優同士としてお互いに意識もしてきた3人のいろんな味が+αで滲み出てくれるといいなと日々思っています!」と話していた。

 さらに、不器用な父親・顕と娘・照美の関係を温かく、時に厳しく見守る、樋口の妻・樋口恵子役に川上麻衣子、父親に反発心を持つこともあるものの、信頼を寄せる樋口の娘・樋口照美役に逢沢りな、記者として野心家ながらその裏には実は暗い過去を持つ記者の遠藤貴子役に矢田亜希子、榎木演じる天童管理官の遠縁にして現代っ子、樋口の部下・菊池和馬役に佐野岳と、シリーズでお馴染みのキャストも登場する。

 「視聴者の皆様には、サスペンスドラマとしてまずは『犯人探し』『謎解き』を楽しんでいただきたい。もう一つはテーマが『親子』『夫婦』『家族』など…非常に身近なものを扱っているので、ご覧いただいたことで『身近にあるもの』を改めて考えるきっかけになってもらえたら、スタッフ・キャスト含めて非常にうれしく思います。全力を尽くして頑張りますのでご期待いただければ幸いです」と、呼びかけている。

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