NHKは19日、2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(作:三谷幸喜)の5日連続第一次出演者発表の4日目として、坂東彌十郎、金子大地、新納慎也、迫田孝也、栗原英雄の出演と配役を明らかにした。
■坂東彌十郎:主人公・義時(小栗旬)の父・北条時政(ほうじょう・ときまさ)役
「歌舞伎に登場する北条時政は、既に執権職に就いており怖い人物のイメージがありますが、今回はそれ以前から描かれているようで、はじめは権力とは無縁の田舎のいち豪族、そして何より主役の義時の父という重要な役どころです。
映像作品への出演経験が殆どない私ですが、歌舞伎での時政のイメージは全て消して、三谷さんとご一緒にゼロから作りあげていきたいと思っています。撮影が始まるのを今からワクワクして待っています!」
■金子大地:源頼朝の息子で北条義時(小栗旬)の甥、二代将軍・源頼家(みなもとのよりいえ)役
「源頼朝という圧倒的な父を越えようと奮闘する第2代将軍源頼家を演じさせていただきます。鎌倉幕府を背負う重圧は並々ならぬものだと思いますが、頼家の激しい生涯を、彼がどんな思いで生きたのか楽しみにしていただきたいです! この役を演じさせていただけることをとても光栄に感じると共に大きな責任を感じています」
■新納慎也:頼朝の弟で僧として北条の栄枯盛衰を見つめる阿野全成(あの・ぜんじょう)役
「源頼朝の異母弟であり、源義経の同母兄でありながら歴史上あまり有名ではないのかもしれません。少なくとも僕は存じ上げませんでした。三谷さんはこういった歴史上あまり有名ではない人物に注目し、その人物を描くのが本当に上手でいらっしゃるので、どの様に描かれるのか今から楽しみにしています。
僕としては、有名な兄と弟に挟まれていた人物という事実だけでも、その心を想うと『演じ甲斐がありそうだな』と思ってしまいます。『悪禅師』と言われた全成ですが、どういった意味での『悪』なのか、悪には悪にならざるを得なかった理由があると思います。心の内が滲み出るような奥深い阿野全成を演じられるよう頑張ります」
■迫田孝也:頼朝の弟・源範頼(みなもとののりより)役
「兄に偉大な武家将軍『頼朝』をもち、弟に世が憧れる英雄『義経』をもつ…。では範頼とは!? 初めて知ったんですけど、源平の合戦ではなんと大将を任されていたらしく、しかも九州とも御縁があるということで、こんな素晴らしい人物との運命的な出会いをありがとうございますと言いたいです。とはいえ、まだ"知る人ぞ知る"に留まっているこの源範頼を、この作品を通じて、世の中がその魅力に気付いていただけるよう真摯(しんし)に!演じたいと思っています。そしてその暁には、全国で大暴れしたいと思っております。合言葉は『源範頼、ここにあり!』です」
■栗原英雄:“13人”の一人、鎌倉幕府行政長官・大江広元(おおえ・ひろもと)役
「頼朝の腹心であり、草創期の幕府の中心的存在。 有力御家人の権力抗争からも自ら距離を取り、長きにわたり幕府に仕えた優れた政治手腕の持ち主で北条氏と協調しながら武家政権の確立に貢献した人物。 その時代の日本における政治の激動を一身に体現した大江広元という人物を演じることは、役者冥利に尽きます。生き抜く力の数値がとてつもなく高い人物だと思います。 型にとらわれず、より人間的に時代を生き抜いた鎌倉殿の13人の一人として存在出来るよう全力で挑戦致します!」
『鎌倉殿の13人』では、16日からの5日間で第一次出演者発表を行い、小栗旬演じる北条義時を中心とした最初の相関図を完成させる、としている。これまでに発表されたキャストは以下のとおり(★=大河ドラマ初出演)。
【北条家】
北条義時…小栗旬
北条政子…小池栄子
北条宗時…片岡愛之助
阿波局…宮澤エマ★
北条時政…坂東彌十郎★
【源氏】
大姫…南沙良★
源行家…杉本哲太
源頼家…金子大地★
阿野全成…新納慎也
源範頼…迫田孝也
【平家】
平清盛…松平健
平宗盛…小泉孝太郎
【坂東武士】
比企能員…佐藤二朗
畠山重忠…中川大志
安達盛長…野添義弘
三浦義村…山本耕史
和田義盛…横田栄司
伊東祐親…辻萬長
土肥実平…阿南健治
【幕府官僚】
大江広元…栗原英雄
■概要
華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き──源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男 二代執権・北条義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられる、パワーゲーム。義時は、どんなカードを切っていくのか──。
■坂東彌十郎:主人公・義時(小栗旬)の父・北条時政(ほうじょう・ときまさ)役
「歌舞伎に登場する北条時政は、既に執権職に就いており怖い人物のイメージがありますが、今回はそれ以前から描かれているようで、はじめは権力とは無縁の田舎のいち豪族、そして何より主役の義時の父という重要な役どころです。
映像作品への出演経験が殆どない私ですが、歌舞伎での時政のイメージは全て消して、三谷さんとご一緒にゼロから作りあげていきたいと思っています。撮影が始まるのを今からワクワクして待っています!」
■金子大地:源頼朝の息子で北条義時(小栗旬)の甥、二代将軍・源頼家(みなもとのよりいえ)役
「源頼朝という圧倒的な父を越えようと奮闘する第2代将軍源頼家を演じさせていただきます。鎌倉幕府を背負う重圧は並々ならぬものだと思いますが、頼家の激しい生涯を、彼がどんな思いで生きたのか楽しみにしていただきたいです! この役を演じさせていただけることをとても光栄に感じると共に大きな責任を感じています」
■新納慎也:頼朝の弟で僧として北条の栄枯盛衰を見つめる阿野全成(あの・ぜんじょう)役
「源頼朝の異母弟であり、源義経の同母兄でありながら歴史上あまり有名ではないのかもしれません。少なくとも僕は存じ上げませんでした。三谷さんはこういった歴史上あまり有名ではない人物に注目し、その人物を描くのが本当に上手でいらっしゃるので、どの様に描かれるのか今から楽しみにしています。
僕としては、有名な兄と弟に挟まれていた人物という事実だけでも、その心を想うと『演じ甲斐がありそうだな』と思ってしまいます。『悪禅師』と言われた全成ですが、どういった意味での『悪』なのか、悪には悪にならざるを得なかった理由があると思います。心の内が滲み出るような奥深い阿野全成を演じられるよう頑張ります」
■迫田孝也:頼朝の弟・源範頼(みなもとののりより)役
「兄に偉大な武家将軍『頼朝』をもち、弟に世が憧れる英雄『義経』をもつ…。では範頼とは!? 初めて知ったんですけど、源平の合戦ではなんと大将を任されていたらしく、しかも九州とも御縁があるということで、こんな素晴らしい人物との運命的な出会いをありがとうございますと言いたいです。とはいえ、まだ"知る人ぞ知る"に留まっているこの源範頼を、この作品を通じて、世の中がその魅力に気付いていただけるよう真摯(しんし)に!演じたいと思っています。そしてその暁には、全国で大暴れしたいと思っております。合言葉は『源範頼、ここにあり!』です」
■栗原英雄:“13人”の一人、鎌倉幕府行政長官・大江広元(おおえ・ひろもと)役
「頼朝の腹心であり、草創期の幕府の中心的存在。 有力御家人の権力抗争からも自ら距離を取り、長きにわたり幕府に仕えた優れた政治手腕の持ち主で北条氏と協調しながら武家政権の確立に貢献した人物。 その時代の日本における政治の激動を一身に体現した大江広元という人物を演じることは、役者冥利に尽きます。生き抜く力の数値がとてつもなく高い人物だと思います。 型にとらわれず、より人間的に時代を生き抜いた鎌倉殿の13人の一人として存在出来るよう全力で挑戦致します!」
『鎌倉殿の13人』では、16日からの5日間で第一次出演者発表を行い、小栗旬演じる北条義時を中心とした最初の相関図を完成させる、としている。これまでに発表されたキャストは以下のとおり(★=大河ドラマ初出演)。
【北条家】
北条義時…小栗旬
北条政子…小池栄子
北条宗時…片岡愛之助
阿波局…宮澤エマ★
北条時政…坂東彌十郎★
【源氏】
大姫…南沙良★
源行家…杉本哲太
源頼家…金子大地★
阿野全成…新納慎也
源範頼…迫田孝也
【平家】
平清盛…松平健
平宗盛…小泉孝太郎
【坂東武士】
比企能員…佐藤二朗
畠山重忠…中川大志
安達盛長…野添義弘
三浦義村…山本耕史
和田義盛…横田栄司
伊東祐親…辻萬長
土肥実平…阿南健治
【幕府官僚】
大江広元…栗原英雄
■概要
華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き──源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男 二代執権・北条義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられる、パワーゲーム。義時は、どんなカードを切っていくのか──。
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2020/11/19