ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

松岡昌宏、ハードボイルド・サスペンスで新境地 WOWOWドラマ初主演

 TOKIOの松岡昌宏がWOWOWプライムで来年放送予定の『連続ドラマW
密告はうたう 警視庁監察ファイル』(全6話、第1話無料放送)で主演を務めることが明らかになった。WOWOWのドラマ初出演でもある松岡は「題材にとても興味がわき、久しぶりの社会派ドラマで、かつ初めてのWOWOWドラマ作品ということもあり、自分の新しいステップになればいいなという思いを感じて参加させていただきました」と話している。

WOWOWプライムで2021年放送予定の『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』で主演を務める松岡昌宏

WOWOWプライムで2021年放送予定の『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』で主演を務める松岡昌宏

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 今回の作品は、新聞社勤務などを経て、2013年に『見えざる網』で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビューを果たした伊兼源太郎氏の同名小説(実業之日本社文庫)が原作。4万人を超える警視庁職員の不正を突き止める警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係に所属する警察官・佐良正輝(さら・まさき)を主人公に描く警察ミステリーだ。

 “本当の裏切り者は誰だったのか?”  一通の密告文に端を発した極秘の内部捜査は未解決事件の真相に繋がっていた。尾行・張り込み・騙し討ち。スリルとミステリーに満ちたストーリーが展開する。

 「ジンイチ」は、警察内部の規律を守るため同じ警察官を疑い、見張り、時には告発する「警察の中の警察」。孤独にして秘密主義のプロ集団だ。佐良は、ある事件の捜査中に後輩刑事を殉職で失い、捜査一課からジンイチに異動。同僚からは裏切り者と敵視されながらも孤独に業務をこなすが、一通の密告文に端を発して、かつての同僚・皆口菜子の監察を命じられることに。皆口の尾行(行動確認)を進めるうちに、ある未解決事件の真相と、警察内部に潜む深い闇にも辿り着くのだが……。

 ジンイチによる監察対象の行動確認(通称:コウカク)は、本来尾行のプロである身内の刑事たちにも気づかれない高い技術が必要。佐良の、緊迫感溢れる「コウカク」シーンも本作の見どころとなる。

 今回撮影中の現場から場面写真も到着。佐良が監察対象者をコウカクしているシーンで、周囲に溶け込むような目立たない格好に身を包み尾行しながら、険しい表情で証拠を収めるためカメラを構えている姿が印象的だ。近年、『家政夫のミタゾノ』シリーズ(テレビ朝日)や『死役所』(テレビ東京)など、キャラクター性が強い役柄で世間の大きな話題をさらっている松岡だが、今回は一転して、過去の事件で人生が一変した影のある警察官をハードボイルドに演じる。

 「一筋縄ではいかない、組織の闇みたいなものを感じました。佐良という男が背負っている、様々な苦しみや葛藤、そして周りを取り巻く人間関係、様々な謎に包まれている作品だと思います。時代と共に、変わっていく佐良という男の考え方、物の捉え方、その辺りにとても深いものを感じます」と松岡。

 さらに、「とてもリアルで、変に飾らない、まっすぐ正面から捉えた作品になっていると思います。現場も色々と試行錯誤をし、監督をはじめスタッフ、キャストで何度も何度もディスカッションを重ね、その場その場でそのシーンを大切に作っています。見ていただく方々にそのリアリティが伝わると信じて、作品に挑んでおります。1人でも多くの方に見ていただけたらうれしいです」と魅力を語っている。

 「警視庁人事一課モノ」という、刑事VS犯人の構図をとる従来の警察ドラマとは一線を画した本作で、俳優としての更なる新境地を見せてくれることに期待が高まる。

関連写真

  • WOWOWプライムで2021年放送予定の『連続ドラマW 密告はうたう 警視庁監察ファイル』で主演を務める松岡昌宏
  • WOWOWプライムで連ドラ化が決定した原作小説(C)2019伊兼源太郎/実業之日本社_R

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索