テレビ東京系で19日に放送される月曜プレミア8『今野 敏サスペンス 呪縛 警視庁強行犯係・樋口 顕』(後8:00〜9:54)。本格警察小説の名手・今野敏氏の原作による本格ミステリーを、内藤剛志主演でドラマ化。テレビ東京の刑事ドラマの代表作の一つとして、これまでにシリーズ7作が放送され、今回の『呪縛』は、およそ1年ぶりの新作となる。
今回、樋口が追うのは東京・赤羽のマンションで起きた殺人事件。そこには「77」にみえる血文字のダイイングメッセージが残されていた。殺人事件の裏に潜む真実とは一体何か。タイトルにある「呪縛」という言葉通り、事件に関与する人々を「呪縛」していたものの正体とは…。樋口警部が過去最大のミステリーに挑む。
第8弾の放送を目前に、この冬、シリーズ第9弾となる『今野 敏サスペンス 鬼火 警視庁強行犯係・樋口 顕』の放送も決定。転落死事件の陰に5年前の連続通り魔事件!? 完全犯罪の謎を“鬼火”が暴く!?
同シリーズは、主人公・警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕を演じる内藤、樋口が最も信頼を寄せる親友で、警視庁生活安全部少年事件課少年事件第三係の警部補・氏家譲役の佐野史郎、樋口の上司で警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査管理官の警視・天童隆一役の榎木孝明、同年齢の刑事3人(内藤=65歳、榎木=64歳、佐野=65歳)の息の合ったやり取りも見どころの一つ。『呪縛』の放送に向けて、刑事仲間として長年共演してきた内藤、榎木、佐野がそろって取材に応じた。
――樋口顕という役柄についてどう思いますか?
【内藤】樋口という人間は基本的には「目立たない男」で何より刑事は「ヒーローではない」と思っています。「無彩色」みたいなイメージで何か事が起きるとそこに色がバッと入ってくる。それは「積極的に周りに対して関心を持とうとする」というところ。「樋口」は僕にとって理想であり、彼の美点でもあります。
――天童隆一という役柄は?
【榎木】天童の過去ってほとんど出てきてないですよね。なので結構自分で勝手に作っています。実は昔、結婚していて、離婚して、息子が一人いるが、今アメリカでプロファイリングの勉強をさせている。さらに天童は家に帰ると実は一人ではなく40代の女性と同居している…。
【内藤】そんな背景聞いたことない!
【佐野】40代の女性って若いよ!
――氏家譲という役柄は?
【佐野】僕の場合、「一人もん」っていう設定は最初からはっきりしているんですよね。だから「氏家は20年前に離婚したんじゃないか」「死別なのかな?」と思ったり。ただ「娘がいるな」と思いつつ、「会えないんだな」なんて。そういう裏のストーリーをしっかりみんなと共有したらいいんじゃないかな。
【榎木】楽しみですよね、役の背景が膨らんでいくと。
――作品についての思いを聞かせてください。
【榎木】今回のシリーズのような場合はお互いに年を重ねられる喜びっていうのもたぶんあるんですよ。その積み重ねやまた会える楽しみがこの作品には活かされている気がします。
【佐野】実生活と重なりますよ。視聴者の方からもそう見えるでしょうし。役柄、与えられた設定の中でどう生きるかは、やはり「演じる本人」が出てしまうと思うのでそこだけは嘘をつかないようにしたいと思います。
【内藤】毎回このシリーズは普遍的なテーマが多いんです。今回は「家族」。今皆さんが生活している世界に樋口や天童さんや氏家が実際に存在していると思って演じたいんです。役を演じてはいるんですがどこかに今生きている僕自身、内藤剛志としての思いやこの年を取っていく体などを少し反映させたいと思って演じました。
今回、樋口が追うのは東京・赤羽のマンションで起きた殺人事件。そこには「77」にみえる血文字のダイイングメッセージが残されていた。殺人事件の裏に潜む真実とは一体何か。タイトルにある「呪縛」という言葉通り、事件に関与する人々を「呪縛」していたものの正体とは…。樋口警部が過去最大のミステリーに挑む。
第8弾の放送を目前に、この冬、シリーズ第9弾となる『今野 敏サスペンス 鬼火 警視庁強行犯係・樋口 顕』の放送も決定。転落死事件の陰に5年前の連続通り魔事件!? 完全犯罪の謎を“鬼火”が暴く!?
同シリーズは、主人公・警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕を演じる内藤、樋口が最も信頼を寄せる親友で、警視庁生活安全部少年事件課少年事件第三係の警部補・氏家譲役の佐野史郎、樋口の上司で警視庁刑事部捜査一課第二強行犯捜査管理官の警視・天童隆一役の榎木孝明、同年齢の刑事3人(内藤=65歳、榎木=64歳、佐野=65歳)の息の合ったやり取りも見どころの一つ。『呪縛』の放送に向けて、刑事仲間として長年共演してきた内藤、榎木、佐野がそろって取材に応じた。
――樋口顕という役柄についてどう思いますか?
【内藤】樋口という人間は基本的には「目立たない男」で何より刑事は「ヒーローではない」と思っています。「無彩色」みたいなイメージで何か事が起きるとそこに色がバッと入ってくる。それは「積極的に周りに対して関心を持とうとする」というところ。「樋口」は僕にとって理想であり、彼の美点でもあります。
――天童隆一という役柄は?
【榎木】天童の過去ってほとんど出てきてないですよね。なので結構自分で勝手に作っています。実は昔、結婚していて、離婚して、息子が一人いるが、今アメリカでプロファイリングの勉強をさせている。さらに天童は家に帰ると実は一人ではなく40代の女性と同居している…。
【内藤】そんな背景聞いたことない!
【佐野】40代の女性って若いよ!
――氏家譲という役柄は?
【佐野】僕の場合、「一人もん」っていう設定は最初からはっきりしているんですよね。だから「氏家は20年前に離婚したんじゃないか」「死別なのかな?」と思ったり。ただ「娘がいるな」と思いつつ、「会えないんだな」なんて。そういう裏のストーリーをしっかりみんなと共有したらいいんじゃないかな。
【榎木】楽しみですよね、役の背景が膨らんでいくと。
――作品についての思いを聞かせてください。
【榎木】今回のシリーズのような場合はお互いに年を重ねられる喜びっていうのもたぶんあるんですよ。その積み重ねやまた会える楽しみがこの作品には活かされている気がします。
【佐野】実生活と重なりますよ。視聴者の方からもそう見えるでしょうし。役柄、与えられた設定の中でどう生きるかは、やはり「演じる本人」が出てしまうと思うのでそこだけは嘘をつかないようにしたいと思います。
【内藤】毎回このシリーズは普遍的なテーマが多いんです。今回は「家族」。今皆さんが生活している世界に樋口や天童さんや氏家が実際に存在していると思って演じたいんです。役を演じてはいるんですがどこかに今生きている僕自身、内藤剛志としての思いやこの年を取っていく体などを少し反映させたいと思って演じました。
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2020/10/17