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佐藤浩市×石田ゆり子×西島秀俊×中村倫也 “最初で最後”の共演シーンが解禁

 俳優の佐藤浩市が主演、石田ゆり子西島秀俊中村倫也らが共演する映画『サイレント・トーキョー』(12月4日公開)の撮影現場レポートが17日、解禁になった。

映画『サイレント・トーキョー』に出演する(左から)西島秀俊、佐藤浩市、石田ゆり子、中村倫也(C)2020 Silent Tokyo Film Partners

映画『サイレント・トーキョー』に出演する(左から)西島秀俊、佐藤浩市、石田ゆり子、中村倫也(C)2020 Silent Tokyo Film Partners

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 本作は、ドラマ『アンフェア』シリーズの原作『推理小説』などの脚本を手がける作家・秦建日子氏の小説『And so this is Xmas』が原作。ジョン・レノンの名曲「Happy X-mas(War Is Over)」にインスパイアされており、舞台はクリスマス・イブの東京。突如勃発した連続爆破テロ事件でパニックに陥り、事件に巻き込まれていく登場人物たちの思惑が交錯するサスペンスストーリーが描かれる。

 解禁されたのは、連続爆破テロ事件の容疑者・朝比奈仁を演じた佐藤。事件に巻き込まれる主婦・山口アイコ役の石田。一連の事件を独自に追う渋谷刑事課・警部補の世田志乃夫役の西島。不可解な行動を取るIT企業家の須永基樹役の中村が集結した本作の見せ場のひとつとなるシーンの現場レポート。

 豪華なレストランで友人や恋人、家族とクリスマスディナーを楽しむ人々の中、アイコのもとに朝比奈が現れ、静かに何かを語りだすところから始まり、容疑者として挙がっていた朝比奈を世田ら警察官が追い詰める場面。“幸せと絶望”が交差し、物語が急展開を迎える重要なシーンだ。本作は、事件を起こす者、事件に翻ろうされる者、事件を追う者、それぞれの視点がノンストップで切り替わる群像劇として描かれるため、キャストがそろうシーンは少なく、佐藤、石田、西島、中村がそろったのもこのシーンが最初で最後の貴重な場面となっている。

 佐藤は「僕にとって、朝比奈仁にとって、全て。人としての痛みをもっている人間同士が語り合っているように、短いシーンの中で表現したい」と語り、監督にせりふの変更を提案して細かなせりふや動きを検討していった。

 石田は「ここぞとばかりみなさんが出てくるシーン。とても緊張感があり、華やかな場面。同時にすごく難しかったです」と振り返る。西島も「とても重要な場面で、互いに感情をぶつけ合うシーンは、僕は出ている側でしたが見応えがありました」とコメント。中村は「先輩たちがとてもフランクで、気さくに話しかけてくださいました。役者同士という意味では大きな胸を借りるつもりで、正面からぶつかっていけることができました」と濃密な時間を語った。

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  • 映画『サイレント・トーキョー』に出演する(左から)西島秀俊、佐藤浩市、石田ゆり子、中村倫也(C)2020 Silent Tokyo Film Partners
  • 映画『サイレント・トーキョー』現場レポート写真(C)2020 Silent Tokyo Film Partners
  • 映画『サイレント・トーキョー』現場レポート写真(C)2020 Silent Tokyo Film Partners
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