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小林稔侍『三船敏郎賞』受賞 「この思い、感動、感謝を忘れることなく」精進誓う

 オンラインで開催されている『京都国際映画祭2020』(15日〜18日)内で『牧野省三賞・三船敏郎賞授賞式』が17日に行われ、俳優の小林稔侍(79)が『三船敏郎賞』を受賞した。

『三船敏郎賞』を受賞した小林稔侍(写真は2013年撮影) (C)ORICON NewS inc.

『三船敏郎賞』を受賞した小林稔侍(写真は2013年撮影) (C)ORICON NewS inc.

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 世界的に活躍した名優・三船敏郎さんの名前を冠する同賞は、国際的な活躍を期待される俳優を表彰。2014年から同映画祭で授賞式が行われ、これまで役所広司仲代達矢阿部寛浅野忠信佐藤浩市に続き、今年は中井が選ばれてきた。

 小林は、今年4月に亡くなった映画監督・大林宣彦さんの最後の作品『海辺の映画館−キネマの玉手箱』に出演。受賞理由として、同作で演じた映写技師の「いぶし銀の優しさ、強さに裏打ちされた優しさ。佇まいでセリフよりも存在感を表すことができる」と讃えられた。

 栄誉ある賞を受賞した小林は「お褒めのお言葉をいただいて恐縮しております。ありがとうございます。思えば昭和36年の10月末に、この京都に初めて仕事として通い始めて、今日この映画の聖地、映画の都で行われる京都国際映画祭で、皆様のご厚意で大林組の船に乗せていただいて連れてきて頂きました」とあいさつ。

 続けて「今日のこの思い、感動、感謝を忘れることなく、世界の三船様の冠の賞をこれからの俳優生活の糧にさせていただきます。ありがとうございました」とさらなる精進を誓った。

 また、“日本映画の父”牧野省三氏の名前を冠する映画賞『牧野省三賞』は、大林さんが受賞。妻の恭子さんがビデオでメッセージを寄せ「牧野省三さんは監督たちにとって“映画の父”。大林にとって、日本映画の続きをやらせていただきましたことを大変うれしく思っております。ありがとうございました」と感謝を伝えた。

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