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二宮和也、観客130人の拍手に笑顔「映画の世界は戻ってくると信じています」

 人気グループ・二宮和也が2日、都内で行われた映画『浅田家!』初日舞台あいさつに登壇した。二宮は約130人の観客に拍手で迎えられ笑顔で登場。舞台あいさつができたことを喜び「映画の世界は戻ってくると信じています。みんなで同じものを見て共有するという行為が映画の価値を高めることだと再認識しました」とコメントした。

映画『浅田家!』初日舞台挨拶に登壇した嵐・二宮和也

映画『浅田家!』初日舞台挨拶に登壇した嵐・二宮和也

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 二宮は「僕らはレギュラー番組もやっていて、通常だったらお客さんに盛り上げてもらうところも、そういうこともなくなり、それが定着しつつある中で、こうして舞台あいさつができて本当によかったです」と笑顔。この日は、全国150の劇場に生中継され「全国の皆さんにこうやって登壇者が出てきてあいさつする姿をお見せすること自体が久々なんじゃないかと思います。“動き出したな”という感覚がすごくあります」と新しい日常を実感した。

 また、印象に残っているシーンについては「お母さんに殴られるシーンが“浅田家”を一番象徴していて良いシーンだなと思います。一見普通の家族と逆転しているように見えるけど、でもそれが不思議とフィットしていて、あたたかさを感じるシーンで『浅田家らしいな』と思いました」と明かした。

 この日のイベントには、妻夫木聡風吹ジュン平田満黒木華中野量太監督に原案の写真集を送り出した浅田政志氏も出席した。

 妻夫木は「二宮さんは本当に人たらしで、人との間に壁を作らず、常に自由に羽ばたいているような人なので、一緒にいるとこちらまで感情豊かになりました」と二宮と兄弟を演じた感想を話した。

 本作は、父、母、兄、自分の4人家族を被写体にユニークな家族写真を送り出している浅田氏の写真集『浅田家』と、東日本大震災で泥だらけになった写真を持ち主に返すボランティアに参加した浅田氏が、作業に励む人々を撮影した『アルバムのチカラ』の2冊の写真集が原案。物語は、4人家族の次男坊として育ち、幼い頃から写真を撮ることが好きで、写真家になった浅田政志(二宮)を主人公に、家族の「愛の絆」「過去と今」についてユーモアを交えながら“家族とは何か?”と深く問いかけている。

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  • 映画『浅田家!』初日舞台挨拶の模様
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