脚本家の三谷幸喜氏(59)が24日、都内で行われたシネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』(10月2日公開)完成披露舞台あいさつに登壇。この日、同作に出演する片岡愛之助(48)は出席したものの、現在放送中のTBS系ドラマ『半沢直樹』で話題を集めた市川猿之助(44)は姿を見せず「猿之助さんはなんでいないの!」と嘆き、観客からも笑いが起こった。
三谷氏は「(猿之助さん)どこかで見てるんじゃないのか?」と探し始め、愛之助と松本幸四郎(47)に対しては「三谷がちょっと怒ってたと猿之助さんに伝えてください」といい、会場の笑いを誘った。
その三谷氏の作品の魅力を聞かれた幸四郎は「三谷さんの世界にいつの間にか入っているというか…。お芝居の世界に引き込まれている感じがするので楽しいですね」と力説。愛之助は「芝居の合間合間にコミュニケーションをとられて、どういう人か探っていらっしゃるんです。それで、せりふがなかったところにせりふが増えて面白い役になっていくのが新鮮ですね」とほめちぎり、三谷氏も笑顔を見せていた。
本作は、昨年の6月に歌舞伎座で公演が行われ、シネマ歌舞伎としてスクリーンで上映される運びに。物語は、江戸時代後期が舞台。大黒屋光太夫らを乗せた商船が激しい嵐に見舞われ、ロシアに流れ着くことになった。異国の言葉と文化に戸惑いながら、生活を始める光太夫たち。日本への帰国の許しを得るため、ロシアの奥へ奥へと進んでいき、女帝・エカテリーナに謁見するが…。
三谷氏は「(猿之助さん)どこかで見てるんじゃないのか?」と探し始め、愛之助と松本幸四郎(47)に対しては「三谷がちょっと怒ってたと猿之助さんに伝えてください」といい、会場の笑いを誘った。
その三谷氏の作品の魅力を聞かれた幸四郎は「三谷さんの世界にいつの間にか入っているというか…。お芝居の世界に引き込まれている感じがするので楽しいですね」と力説。愛之助は「芝居の合間合間にコミュニケーションをとられて、どういう人か探っていらっしゃるんです。それで、せりふがなかったところにせりふが増えて面白い役になっていくのが新鮮ですね」とほめちぎり、三谷氏も笑顔を見せていた。
本作は、昨年の6月に歌舞伎座で公演が行われ、シネマ歌舞伎としてスクリーンで上映される運びに。物語は、江戸時代後期が舞台。大黒屋光太夫らを乗せた商船が激しい嵐に見舞われ、ロシアに流れ着くことになった。異国の言葉と文化に戸惑いながら、生活を始める光太夫たち。日本への帰国の許しを得るため、ロシアの奥へ奥へと進んでいき、女帝・エカテリーナに謁見するが…。
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2020/09/24