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フードデリバリー「foodpanda」国内6都市でサービス開始 AI活用と配達員教育で競合と差別化

 日本初上陸を果たしたフードデリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」が17日、国内サービス開始に関するオンライン記者発表会を開催。きょう17日から神戸・横浜・名古屋で、10月1日から札幌・福岡・広島でサービスを開始する。

foodpanda Japanエリック・ウェイCEO

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 foodpandaは2012年創業、2016年にドイツのデリバリーヒーローが買収し、同年12月よりシンガポールで24時間年中無休の配送を導入した。日本では、アジア太平洋地域で12ヶ国目の展開となる。

 この日発表されたローンチ開始エリアに東京・大阪は含まれていないが、今後、これらの都市を始め日本全国にサービスを展開していく。フードデリバリーのほかに、アプリを使用し店舗で商品を受取るテイクアウト、また、日用品・食品のデリバリーも年内のサービス開始を目指す。

 発表会にはfoodpandaアジア太平洋地域のジェイコブ・アンゲラCEOと、foodpanda Japanのエリック・ウェイCEOが登場し、記者の質問に回答。同社はデリバリーに関して25分未満の配達、時間通りの配達率99%、カスタマーサービスに60秒以内に応答することなどを掲げたが、国内の競合サービスの中には配達員が交通ルールを守らない、丁寧な配達が徹底されないなど問題も多い。この点に質問が及ぶと「オンボーディングや研修に力を入れる」ことでサービスの質を向上させると答えた。

 ウェイCEOは「配達員や地域の皆さまの安全が最も重要。我々は、進出するエリアにオフィスを構え、そこでオンボーディング、研修をしっかり行なう。バイクは運転免許を取得するときに交通ルールを学ぶが、自転車はルールを知らない人が大勢いるので」と配達員の教育に力を入れると力説。

 また、「配達員に対して(勤務形態は)オンオフ自在の形ではなく、マシーンラーニング、AIを用い、必要なシフトを組む。各時間帯で地域・人・スキルに無駄のない配達員を調達することで不要なコストを抑え、安定した配達時間を実現できると考えている」と、AIを活用することでスピードと質の両立をはかっていく。

 さらにサービスの特長として“地域密着型”であることを強調した。大手チェーンのみならず、中小企業の飲食店とのパートナーシップを強化し、オンラインデリバリーサービスが行き渡ってない都市での利用拡大を目指す。

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