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“ほぼ30代”A.B.C-Z、念願の学園ドラマ初主演「カレーで例えると"すげえ濃厚"」

 人気グループ・A.B.C-Zが、2021年にメ〜テレ放送&全国配信予定の連続ドラマ『ワンモア』に主演することがわかった。橋本良亮以外が30代というメンバーがそろって、「定時制」舞台の学園ドラマに初挑戦。それぞれに事情を抱えながらも、夜間定時制高校に通い、他人の人生と触れ合うことで自らと向きあい、成長をしていく5人の若者の姿を描いたストーリーとなっている。橋本は「ドラマをカレーで例えると"すげえ濃厚"で、煮込まれて濃いシーンがたくさんあるので、全編通して観ていただきたいですね」とアピールしている。

ドラマ『ワンモア』に主演するA.B.C-Z (C)メ〜テレ

ドラマ『ワンモア』に主演するA.B.C-Z (C)メ〜テレ

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 きっかけは、昨年4月に、A.B.C-Z×メ〜テレ企画として放送されたドラマ『ぼくらのショウタイム』。メ〜テレの人気情報番組『デルサタ』で、よゐこ・濱口優の一言から始まり、濱口自らプロデューサーを務めA.B.C-Zが総出演。地上波でのドラマ放送のみならず、未公開部分を含めたスペシャルバージョンとして全国13館の映画館で上映されると、ミニシアターランキングで動員1位を獲得、当初1週間限定だった公開期間が延長されるなど話題を呼んだ。

 その舞台あいさつでは、次やるなら「学園ドラマがやりたいです」と橋本が意欲。榊英雄監督は「定時制だな!」と切り返し、その場は笑いに包まれたが…、その一言から次なる企画が始動。A.B.C-Z×メ〜テレの第二弾企画となる今作は、60分間のSPドラマだった前作からスケールアップし、連ドラとして5者5様のキャラクターを掘り下げていく。

 全員が高校での学園生活を経験していないというメンバーにとって、「学園ドラマ」というジャンルには特別な想いがある。しかし、これまで学園ドラマへの出演はかなってこなかった。舞台となる“定時制高校”は年齢や境遇の違う若者たちが集まる場所であり、メンバーが10代の高校生を演じるということではなく、彼らが等身大の姿で描かれる。

 今作はメンバーが演じるそれぞれのキャラクターは、今まで見たことがない彼らが引き出せるよう、「逆当て書き」したオリジナルストーリーに。プロデューサーは「定時制高校という舞台だからこそ描ける、様々な背景をもった大人たちが、他者と出会うことで成長し、再起を図る姿。人とのコミュニケーションやふれあいの大切さを、今だからこそ学園ドラマとして描きたいと思いました」と企画意図を明かしている。

 そして榊監督は「前作『ぼくらのショウタイム』から更にパワーアップした彼らをまた違った一面で描く青春ドラマ。メンバー全員のバックボーンや、年齢を超えた仲間との絆、社会で培ってきた経験など、彼らにしかない境遇があるからこそ、等身大の彼らが出演する定時制を舞台にした学園ドラマに挑戦してもらいたい」という想いを明かす。

 今回、「金髪、筋肉、塚ちゃんです!」でおなじみの塚田僚一が、2017年の単独主演舞台『サクラパパオー』以来となるトレードマークの金髪を黒髪にして役作りに臨んだ。だが「後ろ姿だと、メンバーにも気付いてもらえません…(泣)。観て下さっている皆さんにも、後ろ姿だと気付いてもらえない不安さはありますね」とちょっぴり心配も語っている。

■メンバーコメント

<橋本良亮>
僕の一言で始まった企画ですので、今までのお仕事とは一味も二味も違う高揚感と責任を感じています。
ドラマをカレーで例えると"すげえ濃厚"で、煮込まれて濃いシーンが沢山あるので、全編通して観ていただきたいですね。
また、"塚ちゃん"が黒髪にして、作品に懸ける思いが伝わってきます。
第二弾ですので、僕らの成長を観て頂けるとうれしいです。

戸塚祥太
今まで当たり前に行われていた、ある種の「型」はもう無くなってきているので、この時代にピッタリ合わさった作品性があります。
自分自身が変わりたい、挑戦したいと思う気持ちなど、きっかけを探している方に観て頂きたいです。"火村"が作品のピースになれるよう、最後まで努めたいです。
5人のチーム戦ですから!

五関晃一
前作は、単発のSPドラマでした。
今回は、連ドラで各々キャラクターの背景や人生を深く魅せることができる、 というか魅せなきゃなと。
今回のテーマ「青春に年齢は関係ない」という熱い気持ちが観た方に伝わり、学生時代を思い出すだけではなく、今も青春を感じられるんだ。という事に気付いて頂ければうれしいですね。

<塚田僚一>
自分自身が経験していない事に向き合い、個々のキャラクターが濃く、リアリティもあるので、 演じていて毎日楽しいですね。
また、元々の自身のパーソナルな要素である、金髪を黒髪に変えてみました。
後ろ姿だと、メンバーにも気付いてもらえません…(泣)
観て下さっている皆さんにも、後ろ姿だと気付いてもらえない不安さはありますね。

河合郁人
A.B.C-Zとして、グループ主演なのですが、それぞれが主役になる瞬間があるので、観る方がどの役に感情移入しても楽しめる作品です。
それぞれにリアリティがあり、定時制の学校に通うワクワクさを感じながら撮影をしています。
僕は、前半はほとんどセリフが無いので、表情や立ち振る舞いでどう魅せるかを監督と対話しながら進めています。
今まで演じた中で一番"普通の役"だからこそ難しさを感じます。
我々の年齢を考えると、学園ドラマは難しいと諦めかけていましたが、定時制というアイデアから、諦めなくて良かったです。
僕は教師役ですが(笑)
成長は人それぞれですし、スピード感も環境によって変わりますので、気付くタイミングに年齢は関係ないと思います。それを感じられるドラマだと思います。
この作品を通して感じた事は、学校にいるってだけで楽しい!!これに尽きます。

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