俳優の玉木宏が主演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(28日スタート、毎週火曜 後9:00)の取材会が行われ、24日にクランクアップを迎えた玉木と高橋一生が登壇した。
同ドラマは、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス作品。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を、玉木とは初共演の高橋が演じる。
当初予定していたストーリーを短縮することなく、撮影を終えたことについて玉木は「今までは『始まれば当然撮影は終わる』ということが普通だと思っていたのですが、まさかこういうことになるとは思っていませんでした。無事に撮影を終えることができて、ひと安心しています」と安堵の表情。「僕らだけでなく、スタッフの皆さんの協力があって乗り越えられた部分もたくさんあったと思います。それぞれが注意しながら、最初のメンバー全員でゴールを迎えられたというのはすごく安心しましたし、楽しみに待っていた皆さんにお届けできてよかったなと思います」と充実感をのぞかせた。
高橋も「刻一刻といろんな事が変わっていく中で、目まぐるしく対応に追われながら皆さん作品を作られていたと思います。感染者が出てしまったら作品自体ダメになってしまう可能性もはらむ中でここまでできたのは、このチームの士気が高かったからだと思います。ある意味、奇跡的にこのドラマを撮り終えることができて、皆さんに届ける素材がそろったというだけでも喜ばしいことだと今は思っています」と心境を語った。
復讐に挑む双子の兄弟を演じた2人だが、印象に残るシーンについては意外にもシリアスなシーンではなく、玉木が「僕はこのドラマの中で双子であっても“触れる”ということを大事にしたいと思っていていました。一つ挙げるとすれば、(竜一と竜二の)肩もみのシーン。そこはちょっと安堵(あんど)できるような空気になっていると思います」と兄弟の仲の良さが表れるシーンを挙げると、すかさず高橋も「肩もみのシーンです! そこに尽きるんじゃないかなと」と反応した。
また、玉木が「ハードルが高かったんですけど、自然とそこに持っていくような流れを作りながらやってきました」と撮影を振り返ると、高橋も「基本、照明などもハードボイルドなんですね。ピンク色の照明、青い照明が窓から差し込んでいるような中で肩もみをするという…ちょっとカワイイ2人なんですよね」と、そのシーンを振り返った。
今作が初共演となった2人だが、玉木は「セリフのトーンであったり、言葉の攻め方とか受け方とか、間近でやらせていただいて勉強になりました。今のタイミングでご一緒できてよかったなと思います」とコメント。高橋も「僕もご一緒できてよかったということに尽きます。一話のピークのシーンで、玉木さんと初めてお芝居を交わしたんですが、感動しましたね。力強さというか全幅の信頼を置ける感覚というのは、玉木さんが培われてきたことでしょうけれども、とても信頼できることだと思い、この人と一緒に1クールご一緒できるんだということで期待も膨らみました」と、初共演シーンで感じた衝撃について語った。
しかし、高橋には後悔もあったようで、「玉木さんに、自分のあまり見せなくてもいいようなところを見られている毎日でした…。『よく食べるね』って言われたり、よくしゃべるっていうことも見られたり…、あとはよく寝る! 僕が大口を開けて前室で寝ているところを玉木さんに見られてしまいましたし、あまり僕が見られたくないところを見せてしまっていたのかもしれない(笑)」と、心を許すからこそ見せてしまった行動に苦笑い。そんな高橋について、玉木も「そういうところを見せる人なんだなと安心した記憶があります」と優しくフォローした。
<第1話あらすじ>
1997年、福岡。幼いころに実の両親に捨てられ、小さな運送会社を営む吉江夫妻の養子として引き取られた双子の竜一(少年時代:阪本光希)と竜二(少年時代:阪本颯希)は、夫妻の実の娘である5歳の妹・美佐(幼少期:宮地美然)と仲良く暮らしていた。しかし、全国への事業拡大を企むキリシマ急便の社長・霧島源平(遠藤憲一)の悪質な乗っ取りに遭い、多額の借金を抱えた養父母は自殺。養父母が源平に追い詰められる姿を間近で見ていた竜一と竜二は、源平への復讐を誓い合う。
それから7年後の2004年。22歳の竜一は、たばこの不始末による火事で突然帰らぬ人となってしまう。ところが、その数カ月後、竜二(高橋)の前に現れたのは、顔も名前も違う竜一を名乗る男(玉木)だった……。
竜一は裏社会の人間として、竜二は国土交通省のエリート官僚として、源平やキリシマ急便の周辺の情報を探っていく。成長した美佐(松本穂香)にも本当のことを告げず、復讐計画を進めていく2人は、ついにキリシマ急便の不祥事のネタをつかむが……。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
同ドラマは、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス作品。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を、玉木とは初共演の高橋が演じる。
当初予定していたストーリーを短縮することなく、撮影を終えたことについて玉木は「今までは『始まれば当然撮影は終わる』ということが普通だと思っていたのですが、まさかこういうことになるとは思っていませんでした。無事に撮影を終えることができて、ひと安心しています」と安堵の表情。「僕らだけでなく、スタッフの皆さんの協力があって乗り越えられた部分もたくさんあったと思います。それぞれが注意しながら、最初のメンバー全員でゴールを迎えられたというのはすごく安心しましたし、楽しみに待っていた皆さんにお届けできてよかったなと思います」と充実感をのぞかせた。
高橋も「刻一刻といろんな事が変わっていく中で、目まぐるしく対応に追われながら皆さん作品を作られていたと思います。感染者が出てしまったら作品自体ダメになってしまう可能性もはらむ中でここまでできたのは、このチームの士気が高かったからだと思います。ある意味、奇跡的にこのドラマを撮り終えることができて、皆さんに届ける素材がそろったというだけでも喜ばしいことだと今は思っています」と心境を語った。
復讐に挑む双子の兄弟を演じた2人だが、印象に残るシーンについては意外にもシリアスなシーンではなく、玉木が「僕はこのドラマの中で双子であっても“触れる”ということを大事にしたいと思っていていました。一つ挙げるとすれば、(竜一と竜二の)肩もみのシーン。そこはちょっと安堵(あんど)できるような空気になっていると思います」と兄弟の仲の良さが表れるシーンを挙げると、すかさず高橋も「肩もみのシーンです! そこに尽きるんじゃないかなと」と反応した。
また、玉木が「ハードルが高かったんですけど、自然とそこに持っていくような流れを作りながらやってきました」と撮影を振り返ると、高橋も「基本、照明などもハードボイルドなんですね。ピンク色の照明、青い照明が窓から差し込んでいるような中で肩もみをするという…ちょっとカワイイ2人なんですよね」と、そのシーンを振り返った。
今作が初共演となった2人だが、玉木は「セリフのトーンであったり、言葉の攻め方とか受け方とか、間近でやらせていただいて勉強になりました。今のタイミングでご一緒できてよかったなと思います」とコメント。高橋も「僕もご一緒できてよかったということに尽きます。一話のピークのシーンで、玉木さんと初めてお芝居を交わしたんですが、感動しましたね。力強さというか全幅の信頼を置ける感覚というのは、玉木さんが培われてきたことでしょうけれども、とても信頼できることだと思い、この人と一緒に1クールご一緒できるんだということで期待も膨らみました」と、初共演シーンで感じた衝撃について語った。
しかし、高橋には後悔もあったようで、「玉木さんに、自分のあまり見せなくてもいいようなところを見られている毎日でした…。『よく食べるね』って言われたり、よくしゃべるっていうことも見られたり…、あとはよく寝る! 僕が大口を開けて前室で寝ているところを玉木さんに見られてしまいましたし、あまり僕が見られたくないところを見せてしまっていたのかもしれない(笑)」と、心を許すからこそ見せてしまった行動に苦笑い。そんな高橋について、玉木も「そういうところを見せる人なんだなと安心した記憶があります」と優しくフォローした。
<第1話あらすじ>
1997年、福岡。幼いころに実の両親に捨てられ、小さな運送会社を営む吉江夫妻の養子として引き取られた双子の竜一(少年時代:阪本光希)と竜二(少年時代:阪本颯希)は、夫妻の実の娘である5歳の妹・美佐(幼少期:宮地美然)と仲良く暮らしていた。しかし、全国への事業拡大を企むキリシマ急便の社長・霧島源平(遠藤憲一)の悪質な乗っ取りに遭い、多額の借金を抱えた養父母は自殺。養父母が源平に追い詰められる姿を間近で見ていた竜一と竜二は、源平への復讐を誓い合う。
それから7年後の2004年。22歳の竜一は、たばこの不始末による火事で突然帰らぬ人となってしまう。ところが、その数カ月後、竜二(高橋)の前に現れたのは、顔も名前も違う竜一を名乗る男(玉木)だった……。
竜一は裏社会の人間として、竜二は国土交通省のエリート官僚として、源平やキリシマ急便の周辺の情報を探っていく。成長した美佐(松本穂香)にも本当のことを告げず、復讐計画を進めていく2人は、ついにキリシマ急便の不祥事のネタをつかむが……。
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2020/07/25