映画『マンハッタン』（1977年）、『アニー・ホール』（79年）、『カフェ・ソサエティ』（2016年）、『女と男の観覧車』（17年）など、ニューヨークを舞台に数々の作品を発表してきた巨匠ウディ・アレン監督の最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が、7月3日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国公開される。このたび、本作のメインキャストのエル・ファニングとセレーナ・ゴメスの場面写真10点が公開された。

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　本作は、ニューヨークの街で運命のいたずらに翻弄される男女のキュートなロマンチック・コメディー。アレン監督から、古きよきアメリカの風情が残るニューヨークへのラブレターの集大成とも言える作品だ。

　ギャツビーを演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』（17年）のティモシー・シャラメ。ギャツビーの恋人、アリゾナ生まれのアシュレーを、『マレフィセント』（14年、19年）シリーズのような大作から、インディペンデント映画まで引っ張りだこのエル・ファニングが演じる。そして、ストレートな物言いでギャツビーを翻ろうする知的な女性チャンを演じるのが、セレーナ・ゴメス。

　本作の脇を固めるのは、『シャーロック・ホームズ』シリーズ（09年、11年）などのジュード・ロウ、『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』（16年）、『ビール・ストリートの恋人たち』（18年）のディエゴ・ルナ、『スポットライト 世紀のスクープ』（15年）のリーヴ・シュレイバーら。

　解禁された場面写真は、アシュレーとチャンをそれぞれ5点ずつ。

　アシュレーは、学校の課題で映画監督ローランド・ポラード（リーヴ・シュレイバー）への取材が実現し、はにかみ笑顔で監督に取材している姿（新場面写真1）をはじめ、監督新作の試写に誘われ、作品の意見交換まで同席できるうれしさに、はしゃいで喜ぶ様子（新場面写真2）や、ほんのり笑みを浮かべながら、ワクワクした表情で試写を鑑賞する場面（新場面写真3）、大勢の記者たちに取り囲まれる中、プレイボーイとしても名高い人気俳優フランシスコ・ヴェガ（ディエゴ・ルナ）と楽しそうに車に乗り込むシーン（新場面写真4）、彼の自宅まで招待されうれしさに舞い上がった様子（新場面写真5）など、天真爛漫でチャーミングな姿が切り取られている。

　一方のチャンは、姉の元カレであるギャツビーと、学生映画の撮影中に久しぶりの再会を果たし、うれしげな表情を浮かべる姿や（新場面写真6）、土砂降りの雨の中、チャンの自宅の前でギャツビーから、MOMA のデートへと誘われるシーン（新場面写真7）、雨に濡れた髪を整える、色気ただよう横顔のカットや（新場面写真8）、自宅の窓辺でギャツビーと楽しげに話し、腕組みをしながらもキュートな表情を見せている姿（新場面写真9、10）。

　ジャーナリストとしてのキャリアを築こうと意欲に燃え、ギャツビーとの約束をそっちのけで、次々と映画業界の大物たちと出会い、チャンスを掴んでいくアシュレー。フランシスコ・ヴェガとの親しげな雰囲気が気になるところ。チャンも大人びた知的な雰囲気を感じさせつつも、ギャツビーの前では小生意気な笑顔をみせる姿がたまらなくかわいらしい。対照的な2人の女性に翻ろうされるギャツビー。三角関係の恋の行方に期待が高まる。

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