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中川大志、妄想デートプラン告白「ドライブで行き当たりばったり楽しむ」

 俳優の中川大志が、女性ファッション誌『andGIRL』5月号(エムオン・エンタテインメント)に初登場。出演する映画の撮影エピソードのほか、自身が考える妄想デートプランを語った。

『andGIRL 5月号』に登場する中川大志

『andGIRL 5月号』に登場する中川大志

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 中川がW主演を務める映画『砕け散るところを見せてあげる』で監督・脚本・編集を手がけたのは、映画界の異端児として知られているSABU。念願のSABU組の一員になれたことに、最初は喜びが隠せなかったという。

 本作で、ごく普通の高校3年生・濱田清澄(中川)は、学年一の嫌われ者である高校1年生の蔵本玻璃(石井杏奈)を同級生たちのいじめから救っていたが、そのうち距離を縮めていくことに。ところが玻璃には誰にも言えない秘密があり、それが明らかになるにつれ、物語は恐るべき展開を繰り広げる…というストーリー。

 中川は「SABUさんが生み出す作品はいつでも常識にとらわれず、観ている側の固定観念をぶっ壊されるので、ある意味混乱させられるところがすごく魅力的だと思っていました」と語る。

 SABUといえば長回しでも有名な監督。今作でも、台本10ページ以上もあるシーンを、長回しワンカットで撮るのは当たり前だったそう。「玻璃がいじめられてトイレの個室に閉じ込められたときに、清澄が隣の個室の壁をよじ登って壁にぶら下がりながら玻璃を励ましたり助けたりするシーンがあるんですが、それもワンカットでした」と振り返った。

 「本当は見えないところに、立てる台を用意してくださっていたんですが、それを使うと、まさに立ってる感じになっちゃってリアルじゃない。だから実際に何十分もぶら下がってお芝居をしたんですが、終わって降りたら、両脇の下が大きく内出血して紫色になっていました」と痛々しいエピソードも。しかし「長回しワンカットは、喋っていないときの呼吸や間がリアルに映るから、芝居が丸裸になるんです。余計な小細工をすると、すぐにバレちゃうんですよね」とその難しさを語った。

 昨年はTBS系ドラマ『G線上のあなたと私』で、主人公の也映子を惑わし続けた年下男子の理人を演じ、アラサー女子をトリコにした中川。アラサー女子の印象などを問われると「人を年齢で見たり、くくったりしたことはあまりない」と回答。

 「人それぞれのよさがありますからね。ただ30歳前後って、洗練されてきてはいるんだろうなとは思います。社会に出て、20代前半からいろんな出会いや仕事の経験を積み、ある程度自分のことがわかってきたら必要なものを選び取るというか、必要なものだけを自然と残すというか。それは人付き合いだけではなく、自分の生活リズムや趣味、行動、思考なども含めて」と考えを明かした。

 「まあそれも、全員がそうっていうわけでもなく、人それぞれだと思うんですけどね。どんどん大人っぽくなっていく人もいれば、若い世代と変わらずにワーッと一緒に騒げる人もいるから」とした上で、「ちなみに僕は、どちらかというと、一緒に騒げる人が楽しくて好きですね。だから、デートするにもかっちり計画するのではなく、ドライブしながら行き当たりばったりで楽しめるものがいいかな」と自身の妄想デートプランを明かした。

 最後に自分の中の“BOYな部分”を問われ、「基本的に、ずーっと少年です(笑)。でも特にワクワクしちゃうのは、大好きな釣りをしているときかな。海とか川の中って見えないから、針を沈めて何かかかったときに引き上げる瞬間がたまらない」と笑顔をみせた。

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  • 『andGIRL 5月号』に登場する中川大志
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  • 『andGIRL 5月号』の表紙を飾る石原さとみ

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