• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

【2020年本屋大賞】凪良ゆう氏の『流浪の月』に決定

 全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2020年本屋大賞』(本屋大賞実行委員会主催)の大賞作品が7日発表され、凪良ゆう氏の『流浪の月』(東京創元社)が選ばれた。

『流浪の月』凪良ゆう

『流浪の月』凪良ゆう

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 『流浪の月』は、引き離された男女のその後の時間を描いた物語。家に帰れない主人公の少女は、公園で出会った19歳の青年に助けを求める。青年は彼女を受け入れるも世間からは誘拐事件として捉えられてしまい、社会から一方的に被害者と加害者としてそれぞれ糾弾、同情されてしまう…。そして数年後に再開し、周囲の人を巻き込みながら新しい人間関係への旅立ちが描かれている。

 凪良(なぎら)ゆう氏は、2006年に『恋するエゴイスト』でデビュー。主にボーイズラブ系で活動しており、代表作に『神様のビオトープ』『すみれ荘ファミリア』などがある。

 受賞した凪良氏はビデオメッセージを寄せ「今年で13年目になるのですが、ずっと女性向けのジャンルやライトノベルを書いてきて、一般文芸での初めての単行本でした。ノミネートのうちのひとつに選んでいただけたことが奇跡のようだった、それだけで満足だったのですが、大賞ということを聞いて、驚きすぎて言葉が出ませんでした、書き手としてすごく大きな賞、遠くで輝いているお星さまのような賞なので、正直まだ実感があまりありません」と驚きながらも喜び。

 続けて「読者さんに一番近い賞だと思っているので、しっかりと期待に応えていきたいなと思っています」と作家として飛躍を誓った。

 同賞は“出版不況”や“読書離れ”に危機感を覚えた書店員有志により創設されたもので、今年で17回目。書店員の投票だけで選ばれる点が特徴で、一次投票を昨年11月1日から今年1月5日まで行い、全国の477書店、書店員586人の投票があった。

 その集計結果、上位10作品が『2020年本屋大賞』ノミネート作品として1月21日に公開。二次投票はノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想コメントを書きベスト3の順位をつけて投票され、今回大賞が決定した。

 過去の受賞・ノミネート作は、映画化やドラマ化されるなど話題になったものも多く、百田尚樹氏の『海賊とよばれた男』、三浦しをん氏の『舟を編む』、湊かなえ氏の『告白』などが映画化され、『ビブリア古書堂の事件手帖』が月9ドラマ(フジテレビ系)として放送された。

■2020年本屋大賞ノミネート10作
『線は、僕を描く』砥上裕將(講談社)
『店長がバカすぎて』早見和真(角川春樹事務所)
『夏物語』川上未映子(文藝春秋)
『熱源』川越宗一(文藝春秋)
『ノースライト』横山秀夫(新潮社)
『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人(双葉社)
『ムゲンのi』知念実希人(双葉社)
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼(講談社)
『ライオンのおやつ』小川糸(ポプラ社)
『流浪の月』凪良ゆう(東京創元社)

■歴代大賞作品(書名、著者、出版社)
第1回:『博士の愛した数式』小川洋子(新潮社)
第2回:『夜のピクニック』恩田陸(新潮社)
第3回:『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー(扶桑社)
第4回:『一瞬の風になれ』佐藤多佳子(講談社)
第5回:『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎(新潮社)
第6回:『告白』湊かなえ(双葉社)
第7回:『天地明察』冲方丁(角川書店)
第8回:『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)
第9回:『舟を編む』三浦しをん(光文社)
第10回:『海賊とよばれた男』百田尚樹(講談社)
第11回:『村上海賊の娘』和田竜(新潮社)
第12回:『鹿の王』上橋菜穂子(KADOKAWA 角川書店)
第13回:『羊と鋼の森』宮下奈都(文藝春秋)
第14回:『蜜蜂と遠雷』恩田陸(幻冬舎)
第15回:『かがみの孤城』辻村深月(ポプラ社)
第16回:『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ(文藝春秋)

関連写真

  • 『流浪の月』凪良ゆう
  • 『2020年本屋大賞』大賞に選ばれた『流浪の月』と作者の凪良ゆう氏
  • 『2020年本屋大賞』大賞に選ばれた『流浪の月』と作者の凪良ゆう氏
  • 『ライオンのおやつ』小川糸
  • 『線は、僕を描く』砥上裕將
  • 『ノースライト』横山秀夫
  • 『熱源』川越宗一
  • 『medium霊媒探偵城塚翡翠』相沢沙呼
  • 『夏物語』川上未映子
  • 『ムゲンのi』知念実希人
  • 『店長がバカすぎて』早見和真
  • 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人
  • 『2020年本屋大賞』に出席した高頭佐和子氏
  • 『2020年本屋大賞』に出席した高頭佐和子氏

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索