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藤ヶ谷太輔&奈緒、ストレートな恋物語で引き出された新たな表情

人気グループ・Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が主演する日本テレビの“シンドラ”枠『やめるときも、すこやかなるときも』(毎週月曜 深0:59※関東ローカル)が23日最終回を迎える。ともに心に傷を抱えながらも惹かれ合った藤ヶ谷演じる主人公の須藤壱晴とヒロイン・本橋桜子(奈緒)、2人の恋物語が完結する。

日本テレビの“シンドラ”枠『やめるときも、すこやかなるときも』(毎週月曜 深0:59※関東ローカル)第10話より藤ヶ谷太輔 (C)日本テレビ

日本テレビの“シンドラ”枠『やめるときも、すこやかなるときも』(毎週月曜 深0:59※関東ローカル)第10話より藤ヶ谷太輔 (C)日本テレビ

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 初恋の人・真織を目の前で失ったことをきっかけに12月のある時期になると声がでなくなってしまう壱晴と、男性経験が少なく自己肯定感の低いヒロイン・桜子。桜子は酒に溺れた父から暴力を振るわれ、家具職人である壱晴はつらい過去と師匠を超えられないこと孤独感から行きずりの女性とばかり関係を持っていた。

 そんな2人が出会い、距離を縮めていくことで桜子は両親に想いをぶつけられるようになり、壱晴は桜子のために椅子を作ることを約束する。ようやく交際に発展し、前を向き始めた2人だが、桜子は自分の家庭環境が真織と似ていることで不安を抱き、壱晴は真織のことを忘れることができずに苦悩。真織との思い出の地・松江を訪れた2人は別れを選ぶこととなる。

 それでも桜子の椅子づくりを続ける壱晴は、一度は挫折するものの病床に伏す師・佐藤哲先生(火野正平)や元兄弟子の柳葉優太(五関晃一)の言葉に背中を押され、ついに桜子の椅子を完成させる。最終話では、壱晴の個展の案内を受け取る桜子。そこには「桜子の椅子」が完成したこと、壱晴の想いが真摯に綴られた手紙が添えられていた。手紙を読み終えた桜子は店を飛び出し、個展の会場へと急ぐ。一方、壱晴はスピーチの途中で突然声が出なくなっていた。

 藤ヶ谷といえば、これまでの作品ではクールで二枚目の印象が強く、バラエティー番組では紳士的で“イケメン”な対応が話題を呼ぶこともしばしば。そして奈緒といえば、昨年大ヒットしたドラマ『あなたの番です』の尾野幹葉役として不気味なストーカー役の怪演で認知度を高めた。そんな2人が同ドラマで表現したのは決して“胸キュン”だけでない、弱いところも強いところもある人間同士の恋物語。

 逃げたり、もがいたり、悩んだりする壱晴と桜子を演じる藤ヶ谷、奈緒ともに人間の弱い部分を表現することで新たな表情が引き出されていた。互いの荷物を分け合って生きていくということはどういうことか。決して完璧なヒーロー・ヒロインではない2人に待つ結末を見届けたい。

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