女優の石原さとみが16日、都内で行われた『東京2020聖火リレー公式アンバサダー学校訪問イベント』に出席。聖火ランナーとして5月8日に長崎を走る石原が、約800人の児童を前にその決意を熱く語った。 石原にとって長崎は自身の人生の“転機”となった思い出の地という。「被爆者の方とお会いして、戦争の体験をたくさん聞いた。その悲惨さに言葉が出なくて『なんて自分は無力なんだろう』とすごく考えた」と苦悩していたことを吐露。数年後、プライベートで長崎を訪ねた際、「(その方が)会った瞬間に泣いて喜んでくださった。写真とかお手紙を枕元に大切に置いてくださっていて、『自分の宝物なんだ。生きていて良かった』って言ってくれた。それで『私は誰かの心を少しでも明るくさせられるような、励ませるような人になりたい』と決意した」と明かした。
2020/01/16