俳優の松重豊が9日、東京・御茶ノ水の神田明神で映画『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(12月20日公開)の大ヒット祈願イベントに参加。松重が絵馬に記したのは、まさかの「諦める」だった。
松重はボイスキャストとして最大の敵・ドラゴンハンターのグリメル役を務めている。「こういう役で声を入れるのは初めて。作品は面白くて老若男女楽しめる」とアピールし、グリメルについては「どういう理由でボイスキャストに選ばれたのかと思って、画を見たら僕そっくり。白髪で長身の悪いヤツ。実写版を日本でオーディションをやったら受かるかな」と冗談交じりに語っていた。ドラゴンハンターという役どころについては「今までも何人も殺して来てるのでね。いろいろな悪役の演じ方がある。楽しませていただいた。宇宙人もゾンビもいっぱいやってきている。その範疇にドラゴンハンターは近いかな」と名バイプレーヤーらしく口にしていた。
クオリティーの高いアニメーションについて「画がスゴいんですよ。実写で映画を作って頑張ってますけど、もうそろそろ終わりかなと思うぐらい。CGの技術がスゴくて、実際の風景よりも面白いんじゃないかと思わせる。キャラクターのお芝居も役者がやるよりも自然に見える。リアル過ぎて僕らは失業の危機」と大絶賛していた。
ヒット祈願として絵馬に来年の豊富を書くことになったが、松重が書いた文字は「諦める」。その理由について「諦めることって大事。グリメルもドラゴンがうまくいかなくて諦める。2020年は五輪のチケットも当たらなかった」と後ろ向きに語ると、メイプル超合金のカズレーザーは「なって幸先の悪い…。ヒット祈願なのに」と苦笑い。松重は「いいんですよ。人生、先も長くないし、いろんなことを諦めている。受けいれることが大事。人にも自分にも期待しない。そういう生き方をしている」と真意を説明した。
さらに「毎年、願いごととかを書いて、50何年経つ。それが思い通りになることはないと思ってます」とぽつり。「思いばっかり強くても、思い通りにならなかったときに理不尽を感じることの方が苦しい。いろんなことを最初から諦めている方が楽。他人に過度に期待しない楽に生きるためには必要」と泰然自若とした考え方を説いていた。
同作は『ボス・ベイビー』などのアニメーション制作会社ドリームワークスが“人間とドラゴン”の新たな冒険を描くシリーズ。『ヒックとドラゴン』(2010年)で、共存する道をみつけた人間とドラゴンたち。あれから6年後、バイキングの長となり成長した“ヒック”と相棒のドラゴン“トゥース”たちが暮らすバーク島は、人間とドラゴンたちにとって楽園のはずが、急激な人口&ドラゴン増加で、ついに定員オーバーに。亡き父の跡を継ぎ、若きリーダーに成長したヒックは、島を旅立ち、みんなと新天地を探し求める決断をする。しかし、大移動の旅の途中、最凶のドラゴンハンターに命を狙われ、“トゥース”の前には白い謎のドラゴン“ライト・フューリー”が姿を現し…。誰も見たことのない壮大な<引越し>アドベンチャーを繰り広げる。
松重はボイスキャストとして最大の敵・ドラゴンハンターのグリメル役を務めている。「こういう役で声を入れるのは初めて。作品は面白くて老若男女楽しめる」とアピールし、グリメルについては「どういう理由でボイスキャストに選ばれたのかと思って、画を見たら僕そっくり。白髪で長身の悪いヤツ。実写版を日本でオーディションをやったら受かるかな」と冗談交じりに語っていた。ドラゴンハンターという役どころについては「今までも何人も殺して来てるのでね。いろいろな悪役の演じ方がある。楽しませていただいた。宇宙人もゾンビもいっぱいやってきている。その範疇にドラゴンハンターは近いかな」と名バイプレーヤーらしく口にしていた。
クオリティーの高いアニメーションについて「画がスゴいんですよ。実写で映画を作って頑張ってますけど、もうそろそろ終わりかなと思うぐらい。CGの技術がスゴくて、実際の風景よりも面白いんじゃないかと思わせる。キャラクターのお芝居も役者がやるよりも自然に見える。リアル過ぎて僕らは失業の危機」と大絶賛していた。
ヒット祈願として絵馬に来年の豊富を書くことになったが、松重が書いた文字は「諦める」。その理由について「諦めることって大事。グリメルもドラゴンがうまくいかなくて諦める。2020年は五輪のチケットも当たらなかった」と後ろ向きに語ると、メイプル超合金のカズレーザーは「なって幸先の悪い…。ヒット祈願なのに」と苦笑い。松重は「いいんですよ。人生、先も長くないし、いろんなことを諦めている。受けいれることが大事。人にも自分にも期待しない。そういう生き方をしている」と真意を説明した。
さらに「毎年、願いごととかを書いて、50何年経つ。それが思い通りになることはないと思ってます」とぽつり。「思いばっかり強くても、思い通りにならなかったときに理不尽を感じることの方が苦しい。いろんなことを最初から諦めている方が楽。他人に過度に期待しない楽に生きるためには必要」と泰然自若とした考え方を説いていた。
同作は『ボス・ベイビー』などのアニメーション制作会社ドリームワークスが“人間とドラゴン”の新たな冒険を描くシリーズ。『ヒックとドラゴン』(2010年)で、共存する道をみつけた人間とドラゴンたち。あれから6年後、バイキングの長となり成長した“ヒック”と相棒のドラゴン“トゥース”たちが暮らすバーク島は、人間とドラゴンたちにとって楽園のはずが、急激な人口&ドラゴン増加で、ついに定員オーバーに。亡き父の跡を継ぎ、若きリーダーに成長したヒックは、島を旅立ち、みんなと新天地を探し求める決断をする。しかし、大移動の旅の途中、最凶のドラゴンハンターに命を狙われ、“トゥース”の前には白い謎のドラゴン“ライト・フューリー”が姿を現し…。誰も見たことのない壮大な<引越し>アドベンチャーを繰り広げる。
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2019/12/09