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ティーガイア、米国企業と資本業務提携 eスポーツプラットフォーム『Game.tv』日本初上陸

 米国のソフトウェア企業BlueStack Systems, Inc.と国内最大手の携帯電話販売代理店である株式会社ティーガイアが21日、資本業務提携を発表。AI機能を搭載しSNSとのシームレスな連携により、コミュニティ大会が簡単に運営できる世界初のモバイルeスポーツプラットフォーム『Game.tv』が、日本初上陸することがわかった。

eスポーツプラットフォーム『Game.tv』が日本初上陸 (C)ORICON NewS inc.

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 世界中ですでにサービスが展開されている『Game.tv』は、AIボットがゲームコミュニティ(Discord、Twitterなど)にプラグインされることで、世界で初めて人間によるマニュアル操作が一切不要となり、AIが学習するにつれ参加者の趣向に合わせて自動的に大会が開催・告知・運営されるというもの。世界中で開催されるコミュニティ大会に誰でも気軽に参加できる場を提供していく。

 また、ゲーム関連のコミュニティが多く存在するDiscordやTwitterと連携し、既存のコミュニティからのシームレスな大会運営が実現。2つのアカウントでログインし、大会作成後はワンタッチでSNSへの投稿が可能となり、大会主催も簡単に行える。大会の企画から運営はユーザーにとって大きな労力となっている現状があるため、これにより、ゲーム実況者の負担を軽減することもできる。

 狙いとしては、従来のeスポーツ市場とは異なるモバイルゲームユーザーをターゲットにし、プレイヤーの裾野を広げ、更なる市場拡大を目指す。大会の企画から運営までこなすのは大きな負担や労力があることから、カジュアルにモバイルeスポーツを始めたい・楽しみたいユーザーをターゲットにし、eスポーツとは無縁だったユーザーが、気軽に大会運営&参加ができる環境を提供する。

 BlueStackは、アンドロイドゲームをPCの大画面でプレイすることをコンセプトとしたゲームプラットフォーム『BlueStack』を開発・運営しており、『Game.tv』は既存サービスの『BlueStack』から完全に独立したサービスとして、モバイルのゲームタイトルに特化したものとなる。

 日本のゲーム人口は約4911万人とされ、年々増加傾向。中でもスマートフォンが時代とともに性能が高まるにつれ、スマートデバイスゲームアプリのユーザーは増え、日本国内の家庭用ゲーム市場が3506億円に対し、スマートデバイスゲームアプリの市場規模は1兆3126億円まで成長している。

 この時代背景の中、『Game.tv』を世界最大のコミュニティとしてグローバルにサービスを提供し、クロスボーダーの対戦を可能にしていく。大会主催者のランキングが公表され、個人に対して企業スポンサーがつくなどといった、新しい動きも期待される。

 『Game.tv』についてBlueStackの担当者は「今日のeスポーツをビジネスとして見た場合、スポンサー企業が付くような大きな公式大会でなければ収益化することは非常に困難です。『Game.tv』のAI機能を活用することにより、大会運営に伴う手間やコストを大幅に削減し、一般ユーザーでも大規模なコミュニティ大会が実現可能となります」と伝えた。

 この日は加藤純一も出席した。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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  • eスポーツプラットフォーム『Game.tv』が日本初上陸 (C)ORICON NewS inc.
  • eスポーツプラットフォーム『Game.tv』新サービス合同記者発表会に出席した加藤純一 (C)ORICON NewS inc.
  • eスポーツプラットフォーム『Game.tv』が日本初上陸 (C)ORICON NewS inc.

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