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岡崎体育、20年後の中島くん役に決定「もってこいの太り方」 カツオとの固い友情は不変「磯野ー!」

 ミュージシャンの岡崎体育が、24日放送のフジテレビ開局60周年記念・アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』(後8:00)に出演。女優・天海祐希主演で、“日本一有名な家族”であるサザエさん一家のこれまで一度も描かれたことのない20年後を、オリジナルストーリーで描く。岡崎体育は20年後のカツオ(31/濱田岳)のクラスメート・中島くん(31)を演じる。

フジテレビ開局60周年記念・アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』に出演する岡崎体育 (C)フジテレビ

フジテレビ開局60周年記念・アニメ『サザエさん』放送50周年記念スペシャルドラマ企画『磯野家の人々〜20年後のサザエさん〜』に出演する岡崎体育 (C)フジテレビ

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 中島くんは、かもめ第三小学校でカツオのクラスメートであり、カツオの一番の親友。遊ぶ時も勉強をする時も何かと行動を共にし、お互いの足りないところを助け合う名コンビ。ただ、一緒にいる時間が長いため、時にケンカをすることも。しかし、すぐに仲直りをし、中島くんは元通りの笑顔で「磯野―!」と、カツオを遊びに誘いに来る。

 それから20年がたち、中島はとにかく真面目なコツコツ努力型のサラリーマンに。上司や取引先からの理不尽な要求にも耐え忍び、積み重ねてきた苦労が少々容姿に反映されながらも、新卒で入社した会社に今年で勤続10年。何事も長続きせず職を転々としているカツオとは正反対の道を歩んでいる中島だが、あの頃の固い友情は変わらず、今なお2人は大親友。カツオがどんな職についても半年で辞めていくことを心配している中島は、「磯野ー!」とカツオの洋食店の扉を開け、今度こそはうまくいって欲しいとカツオを心から応援をしているが…。

 20年後の中島役のオファーを受け岡崎体育は「正直に言うと、本当に僕みたいなわがままボディが中島くんの役をやらせてもらって大丈夫なのか!?と思いましたが、僕も小学生の頃は痩せていたので、20年という歳月の波乱を表現するにはもってこいの太り方だなと思いました」。

 濱田演じるカツオとともに名コンビの20年後を演じ「濱田さんは役者としてすばらしい経歴でいらっしゃるにも関わらず、カメラの回っていないところでも柔らかく温かい方で、役者経験の浅い私も強張(こわば)ることなく輪に入ることができました。濱田さんはセリフのない部分の演技でも立ち振る舞いや眼技が素晴らしく、近い距離で色々勉強させてもらえたので貴重な経験をさせていただきました」と振り返った。

 見どころについては「20年以上も親友でい続ける中島や花沢さん達だからこそできる磯野の気持ちの汲(く)み取り方が要所で表現されているので、台本に書いてあるセリフにはないキャラクターの気持ちを考えながら見ると、より一層楽しめるだろうと思います」と紹介し「あと“いや中島太り過ぎやろ!”って思ってもらえたらポッチャリ役者冥利(みょうりにつきます」とコメント。

 企画・プロデュースの渡辺恒也氏は「中島くんが20年たったらどんな風になるだろう…と思い、不思議と頭に浮かんだのが、丸っこいフォルムの30代男性。ただ、いろんな俳優さんを考えてみてもなかなかしっくりこない。いっそ俳優とは別のフィールドで活躍されている方はいないだろうか、と考えていた中で、これまた不思議と頭に浮かんできたのが岡崎体育さんでした」と起用理由を説明し「一度想像したら元の考えには戻れないほどのインパクトと不思議なマッチングを感じさせる、唯一無二の中島くんが誕生したと思います」と話している。

 そのほか、フグ田マスオ役を西島秀俊、磯野ワカメ役を松岡茉優、フグ田タラオ役を成田凌、磯野フネ役を市毛良枝、磯野波平役を伊武雅刀、フグ田ヒトデを桜田ひより。カツオの同級生、かおりちゃんを黒川智花、早川さんを松井玲奈、花沢さんを森矢カンナが務める。

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