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たけし、ミイラの前でボケず神妙 歴史的遺産の重要性熱弁「簡単に処分する時代が恐ろしい」

 タレントのビートたけし(72)が1日、東京・国立科学博物館 地球館で行われた「特別展ミイラ〜『永遠の命』を求めて」内覧会に出席。歴史的遺産の前に一切ボケず、文化遺産の保護や重要性を訴えた。

 同展は、南米、エジプト、ヨーロッパ、オセアニア、日本のミイラ計43体展示予定で、ミイラに関わる人々と最新科学によって明らかになったミイラの実像などを知ることにより、ミイラへの理解と人類が持つ多様な生死観と身体観を考えるきっかけの場となっている。

 多くのミイラを見てたけしは「『そのままの形をどう見られるのか』と(期待していて)、進化しているなと思いました。そして相変わらずミイラと言うのは面白い。人間は永遠の命を求められなくなると、どうにか入れ物だけでもとか、(永遠の命について)色んなことを考える」とバラエティー番組で見せるひょうきんな表情ではなく、神妙な顔つきでミイラについて考察した。

 「『ミイラになる』と言ってミイラになった人のを見て震え上がった。すごい、精神世界。相変わらず人間は今も『神の存在』とかを言っている。今の時代は、かつての時代の建物とかの名残はわかるけど、人間自体がどんな格好で、どんな身長か、どんなことをしゃべっていたかは一切わからない。唯一の手掛かりって、生きている時の形をやや保っているミイラ」とミイラは貴重な歴史的産物だと熱弁。

 驚きの発見もあったそうで「ずいぶん、小さいなと思いましたが、よく考えたら、戦国時代も(人たちも)小さい。調べるとデカイのもいるのだけど、現実的な実世界を触れられる」と語り「(展覧会は)知識力だから、子どもに一番見てもらうのがいい。知識はいくつになっても興味あるものに『もうちょっと知りたい』と思うもの。グーグルなどの検索もありますが、やっぱり実物を見るといのは写真とはちょっと違う。妙な歯車があるね」と実物を見ることで得られる学びがあると伝えた。

 また、43体のミイラが集結したことについても「よく、持ってきたね。保険大変だと思うけどね」と驚きつつ、過去の歴史でミイラを燃やす時代があったことに触れ「世界経済の発見を遂げると、過去の残すべきものを簡単に処分してしまう時代がくるのが恐ろしい。歴史的に価値があるものを全部お金に換えてしまうことは過去にずいぶんあったことだけど、早めに文化遺産を大切にするような教育、風潮が広まればいいと思います」と訴えた。

 同展は、あす2日から来年2月24日まで開催される。

関連写真

  • 文化遺産の保護や重要性を訴えたビートたけし (C)ORICON NewS inc.
  • 「特別展ミイラ〜『永遠の命』を求めて」内覧会に出席したビートたけし (C)ORICON NewS inc.
  • 「特別展ミイラ〜『永遠の命』を求めて」内覧会に出席したビートたけし (C)ORICON NewS inc.

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