NHK大阪放送局は30日、2020年度後期の「連続テレビ小説」103作目が『おちょやん』に決定し、ヒロインを女優・杉咲花(22)が務めることを発表した。戦前から戦中、戦後にかけて活躍した上方を代表する喜劇女優・浪花千栄子さん(1907〜1973)をモデルにした波乱万丈の半生を描き、タイトルは、料亭や茶屋などで働く小さい女中さんを意味する古い大阪弁。脚本はドラマ『半沢直樹』『陸王』『下町ロケット』などのヒット作で知られる八津弘幸氏が務める。 会見に白いワンピース、白い靴で登場した杉咲は「(ヒロインに決まったときは)本当にうれしかった。こんなに感動的な瞬間があるんだぁと一瞬パニックになって、ちょっと泣いてしまいました」と素直に喜び「皆さんの大切な15分に、パワーと勇気をお届けできるようなヒロインになりたいです」と笑顔で意気込みを語った。
2019/10/30