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仲代達矢、東京国際映画祭の特別功労賞に輝く 大林宣彦監督と共に受賞

 俳優の仲代達矢(86)と映画監督の大林宣彦氏(81)が、28日に開幕する『第32回東京国際映画祭』(TIFF)において、国内外を含めて長年にわたり映画界に貢献した人に送られる“特別功労賞”を受賞することが、発表になった。

TIFFから特別功労賞が贈られる仲代達矢 (C)「帰郷」時代劇パートナーズ

TIFFから特別功労賞が贈られる仲代達矢 (C)「帰郷」時代劇パートナーズ

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 仲代は、黒澤明監督の作品の顔として知られ、『用心棒』『影武者』『乱』などに出演。1960年代から90年代にかけては『ブルーリボン賞』は『エランドール賞』など多くの賞を受賞。今も現役として舞台や映画で活躍を続けていることから同賞の受賞に至った。

 大林監督は、自主映画作りから始まり、その後はCMディレクター、長編映画監督として活躍を続け、『青春デンデケデケデケ』(92年)で日本アカデミー賞優秀監督賞にも選出されている。多彩で多くの映像作品を世に送り出していることや、今も新たなチャレンジする姿が評価された。

 また、同映画祭の期間中には仲代が出演し、フランス・カンヌMIPCOMでアジアの作品として初めてワールドプレミアに選出された8K時代劇『帰郷』が特別上映される。大林監督は同映画祭の「Japan Now部門」にて、最新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』を含む5作品が上映される。

関連写真

  • TIFFから特別功労賞が贈られる仲代達矢 (C)「帰郷」時代劇パートナーズ
  • TIFFから特別功労賞が贈られる大林宣彦監督
  • 大林宣彦監督の最新作『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』のビジュアル(C)「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」製作委員会/PSC 2020
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